PS・DC「メモリーズオフ2nd」

 前作は、かなりはまった。レビュー用に借りたので、なにも考えずに唯笑シナリオでクリアした。これが、終盤のどんでん返しがイタくてそれから那須めぐみブームなわけだが、意外とほかのシナリオは、そうでもなかった。どうしても、彩花とのからみがあるので、ほかのキャラクターは、あまりイタくない。そんなメモオフの続編である。
 続編といっても、登場キャラクターはかぶらない。唯一、稲穂信だけが引き続き登場するだけで。これも、ほたるシナリオでは、前作同様のキーワードを伝えてくれたりするし、所々に前作のキャラが名前だけとはいえ出てきたりするので、前作をプレイしてからの方が多少楽しめると思う。
 で、ギャルゲーとしてはめずらしく、最初から彼女(ほたる)が居る状態でシナリオをすすめていく。ということは、当然ほかの女の子シナリオに入ると、ほたると別れることになる。ほたるシナリオでも、親友とのちょっとしたすれ違いも(これまた前作同様に)あって、一通りイタいシーンが出てくる。
 めずらしく、全キャラでクリアしてしまったのも、なんとなく「全パターン、見ておきたいなぁ」という感じで。PS・DC「お嬢様特急」も、PS・FX「ファースト☆Kiss物語も、PS「トゥルーラブストーリー2」も、PS・DC「メモリーズオフ」も、全キャラクリアに1~2人足らないところで落ち着いているわけだが、最近ではPS・DC「シスター・プリンセス」、PS2「トゥルーラブストーリー3」があるくらい。たぶん、それらに共通するのは、「全パターン見ておきたい」と思わせる何かがあったんだろう。ここ数年、特にレビュー用に借りたものは「とりあえずクリアする」のがあって、全キャラクリアするまでやりこむ時間がなかったし、また終わってから改めてやるということもなかったし。
 システム的にも、相変わらずさっくり遊べるのはうれしい。ただ、PS版を遊んだせいか、BGMの無いシーンでのボイスにかかるヒスノイズがちょっと気になった。シナリオとしては、ほたるシナリオや静流シナリオ、巴シナリオはいろいろと揺れ動くのでおすすめ。確かに、こうやって聞くと水樹奈々はうまいなぁ、って思うね。

Palm用チャンネル

 Palm用webブラウザとして、ほぼ唯一のソフトだったPalmscape。一連のwebファイル群をアーカイブ(チャンネルという)して、閲覧することができるので、重宝していた。そのチャンネルをつくるソフトが、昨年シェアウェア化されて、SSLやフォントサイズなどに対応したXiinoとなった時に、なぜか公開されなくなった。
 Palmでも、データベースやエクセルファイルの閲覧ソフトというのは確かにあるので、それを利用していたときもあったが、結局作っているwebサイト自体がデータの集合体だし、いちいち別のファイルからデータをコンバートするのも面倒だったから、webファイルをそのまま転用できるのは便利。
 なので、試しに公開してみた。以前もやってみたが、うまくダウンロードできなかったので公開しなかったのだが、調べると意外と簡単で、htaccessファイルに、「AddType "application/x-palmpilot" prc」を追加するだけ(ついでに、pdbの行も追加しておくといいだろう)。ブラウザによっては、そのままインストール指定もするみたい。

コミケ

 あれから、システム温度を測るソフトがあったのでそれで確認すると、システム温度が45度、CPU温度が57度とか出てくる。いくらDuronが90度まで動作保証しているとはいえ、気持ちいい物ではないので、いろいろと試してみる。
 というか、なにが問題かというと、CPUクーラーで、カノープスのファイヤーバードR5は、Duron1.0GHzまでしか確認がとれてない(発売時に、そこまでのDuronが出てなかった)。それに、はずして10分経ってもまだアルミ部は、ほんのりと熱く「1.2じゃぎりぎりなんだろう」ということにして、以前使っていたリテールのヒートシンクと別のヒートシンクから取ってきたファンを組み合わせる。で、外に出たついでに、1.5GHzまで動作するCPUクーラーを購入。これに付け替える。結果、リテール・ヒートシンクと大差ないが、クリップが堅かったので、また外すのも面倒だからそのままつけといた。あと排気ファンはやっぱり必要。というか、今は側板外したままで、それでシステム温度41度、CPU温度48度とか。
 つーか、コミケ。前回の反省もあって、一応事前にカタログは買ったて確認すると、行きたかった同人ソフト系が今回は最終日に来ていたので、11日のみ行くことに決定。それに実家から電車で行くなんて、10年ぶりくらい。
 起きたのが10時半で、出たのが11時。それでも浜松町に着いたのが13時20分頃、それからバスがレインボーブリッジの手前から台場駅前あたりまで混みっぱなしで、着いたのは14時過ぎ。
 まずは、西4の企業ブースのツーファイブブースを目指す。もっちーが臨時店長となってポスターにサインを書いていたので並んだのだが、すぐ後に「これから、望月さんが休憩に入ります」とのこと。この手の休憩は30分以上かかるのが相場なので、16時までやっているというから、東館のブースに行くことにした。
 知り合いのブースやチェックしていたブースをいくつかまわり、ずいぶん久しぶりにいつも買っていたサークルの本やCDなどを購入(ここ2年くらい、テンション低かったからねぇ)。で、また西4に上がると、もうCDが売り切れていた模様。しょうがないので、知り合いのブースへ「帰ります」の挨拶をしにいくと「もうすぐブースに戻るから、待ってて」というので、待つ。確かに時計を見ると15時45分すぎ。チケットがあれば9時半に入ってたし、無くても10時半~11時に入って1時間もすれば出てきていたから、「もうそんな時間?」という感じ。撤収の手伝いをして、アキバまで送ってもらった。
 アキバでは、別のサークルの打ち上げに参加。食べ・飲み放題ではっちゃける。もっとも、なにも食べてなかったので、ペースは遅かったと思う。帰りの電車では、乗った瞬間に寝て、東京駅を出たのを気づかないくらいだったが。

PS2「此花2~届かないレクイエム~」

 最近、ずいぶん前に買ったゲームばかりやっているような気がするが、久しぶりに今年発売のゲーム(といっても発売は数ヶ月前で、買ったのは1ヶ月前)。
 PS・DCでリリースされていた推理AVG「此花」の続編。主人公や舞台は一緒で、また新たな事件を解決する。というか、この学院、人が死にすぎ。金田一以上(金田一は、同じ場所での違う事件というのはなかったと思う)。まぁ、今回のシナリオは、より金田一テイストだけれど。
 でも、相変わらず一本道なシナリオと、かなりわかりにくいストーリー分岐で、結構最後の方まで行っておきながら、どの選択肢選んでもバッドエンドということ多し。そのため、マルチエンディングなんだけど、グッドエンドは1つなので、あまりやりこみタイトルではない。で、前作は、元キラメンバーが出ていて、それはそれでよかったんですが、今回は普通に声優さんになってました。とはいっても、僕の記憶が確かなら、雛野まよが改名してHinanoになったと思いましたが。
 ところで、元キラのユニットなどのwebサイトが軒並みつぶれているような気がするのは、偶然でしょうか。みーこも引退しちゃったしなぁ。さびしいなぁ。

システム

 昨日の続き。空いたHDDにWindows2000をインストール。続いてSP2、各種ドライバまではやったが、やっぱりアプリなんかを入れ直すのが面倒になったので、元の通りに戻した。
 ナニゲに、ビデオカードのヒートシンクをさわると結構熱い。CPUのソレより熱いので、外してあった12センチファンをそちらに風が当たるように設置。そのため、ケース背面の排気ファンを外すことになったが、電源が2ファンのものなので、特に問題はないと判断。
 あと騒音の原因でもあった、前面の吸気ファンを停止させた。HDDが少し冷えにくくなるが、システムとデータのを入れ替えて、7,200回転のにつけたHDDクーラーからの流れが若干かするようにしたので、大丈夫だろう(ちなみに、HDDが3台、CD-RW、DVD-Rドライブが各1台つながっている)。

ウイルス

 「久しぶりにウイルスが来たなぁ」とNortonのログを見るつもりで隣の実行ファイルの方をクリックしてしまった。当然、リセットかかる。名前からしてKrezだったが、しょうないので、再起動をすると、Windows2000ロゴが出て、またリセットかかる。どうもKrezの動作じゃない気もするが、たまたま昨日HDDを1台空けたばかりなので、最近シャットダウンしなかったから、再インストールを試みる。でも、インストールできず。Windows98を使おうとすると、こちらにはNortonは全部入ってないので、インストールしようとすると、こっちも途中で止まる。
 HDDのフォーマットをしてもCD-ROMからインストールすると止まるので、あきらめてWindows2000を再起動するとなんとか起動した。とりあえず、DVD-RAMや他の領域にパーソナルデータ類を移動中。どうもOSレベルより、ハードレベルでどこかに爆弾かかえている感じ。

PS2「ユニゾン」

 「浅田さん出てんだ」という理由で、1,980円のワゴンセールで購入。意外とおもしろかった。コントローラーの左右スティックを動かすことで、キャラクターをダンスさせていき、一定ポイント以上でクリア、次のステージへ、というゲーム。往年のディスコチューンから、J-POPまで10曲程度収録。全部クリア後のお楽しみでは、例の武富士テーマでも踊ることが可能。ただ、アナログの動きを覚えるのに時間がかかるので、高次ステージでは、結構やり直した。
 踊る曲は、水野愛日がカバーしている感じなので、「セーラー服を脱がさないで」「LOVEマシーン」あたりは聞き所。本人、アイドルマニアだから、はまっていると思うよ。個人的にも、彼女の歌は好きだし。
 総括。ワゴンで出ているソフトなので、1,000円くらいなら十分もと取れると。浅田さんだし(例によって、あんまりしゃべんないキャラだけどな)。

PS2「the FEAR」

 先ほどコンビ解散した大森と高山のアレではない(一時期、浅子もいたけどね)。エニックスのアイドル実写もの第3弾(ちなみに、第1弾はPS「ユーラシアエクスプレス殺人事件」、第2弾はPS2「ラブ・ストーリー」)。DVD 4枚組で、それぞれ1時間ちょいでクリアできると思う。
 関東某県の洋館にアイドルが行って何か起こるのを撮ろうというロケを舞台にして、黙示録を暗示する連続殺人事件がおこる。カメラマンとなって、彼女たちを守れ!というストーリー。
 なので、洋館の中は古くはないんだが作りこんであって、それはそれで大変だったんだろう、と。けど、クリアには関係ないポイントがほとんどで、最初のプレイではものすごく時間がかかると思う。ばらしちゃうとつまんなくなるのであまり書けないが、科学的根拠を全く考えない「金田一少年の事件簿」と思ってもらえればイメージはわくかと。
 たぶん、ちゃんとやると謎の一つもクリアして、全員助けられるんだろう。どこかで間違って、3人も死んでしまった。
 で、去年の完成発表の時に、キャスト陣が出てきて「ほんとに怖いんですよぉ」と言っていて、第4弾「コンバットクイーン」の発表と同じくキャスト陣が出てきたのを思い出す。そのときは、「加藤夏希って新ロボコンのロビーナだなぁ」くらいの認識しかなかった。今なら「福井裕佳梨って七ナナの1人だなぁ」が追加だろう。
 総括。発表会でもらったので、特に損はしてないけど、違う意味で2度とやりたくないゲームの1つ。ところで、「コンバットクイーン」は、発売がタイトーになっていたのはナゼ?

PS「ぬくもりの中で」

 きみづか葵氏がキャラデの恋愛AVG。PS2で遊んだせいか微妙にドットのにじみが気になったが、プリンセスソフトなので。音声がちょっと小さい感じかなぁという気はするが。
 で、PS2・DC「Kanon」の時にも書いたけれど、こういった後からでてくる非現実シナリオって嫌いなんですよ。なので、後半は「またかよ」って感じでやってました。スタッフロールではキャストが載って無いし。でも、究極にいやとは思わなかったので、気が向いたら、またやるかも。
 総括。とはいっても、きみづかキャラは好きなので。PS2「ラブソングス」は売っちゃったけど(そーいや、コレのリリースで「きみづか葵氏、家庭用初」ってあったけど、PS「スクリーン」ですでにやってないかい?)。

PS「エンジェルブレード」

 戦隊もののパロディSLG。系統はPS「学園戦隊ソルブラスト」と一緒。ただ、全体の雰囲気が、往年の同人ソフトにそっくり(特にステージクリア後のグラフィックの処理あたりが)で、懐かしい感じで遊べた。
 で、制作が日本一ソフトウェアで、シナリオが同社のPS「マール王国の人形姫」~PS2「天使のプレゼント」あたりまで担当だった嶋崎氏(その後辞められたと聞いている)。まぁ、そんなことはおいといて、SLG部分は「ポイント制」をとっていて、移動1マスで1ポイント、攻撃に1~4ポイントといった具合に、ポイントが0になるまで行動できる。つまり、マックス4ポイントの場合で隣接攻撃を4回行えたり、逆に4マス動いただけで終了といった具合。
 シナリオ的にも、そんなに困るところもないので、突き詰めれば数時間でクリア可能。インデックスを見ればわかるが、キャスト陣はまったく知らない人たち。で、何年か経った現在でも、わからない人たちばかり。名古屋の学生か?
 総括。ちょっとテンポが悪いので、無理には勧めないし、どちらかというとノリやテキストが秀逸なPS「学園戦隊ソルブラスト」の方を勧める。