PS「ときめきメモリアル2 対戦ぱずるだま」

 アーケードや家庭用でリリースされていた「対戦ぱずるだま」の「ときめきメモリアル」バージョンの第2弾。ルールは一緒。グラフィックもいまいち、ちびキャラに合わせた感じで、できはあまりよくない。OPがハイテンポでいいかなぁ、という程度。ジャケも含めて、若干本編とキャラが違う気もするが。
 で、ゲームの方。最後までやったことって無くて、今回初めてやったんですが、最後のシーンが異常に難しく、結局そこでゲームオーバー。それを3回繰り返して、終了。
 総括。廉価版だったけれど、後悔気味。

Xbox「トライアングル・アゲイン」

 PSやPS2でリリースされていた「やるドラ」シリーズのプロデューサー、PS「季節を抱きしめて」のキャラクターデザイナーなどが再び集まって作った、Xbox「トライアングル・アゲイン」。プレイベントに行ったときには「ボリューム2が出るらしい」→「またシリーズものですか?」と思ったんですが、違いました。
 というのも、今回リリースされたのは、プレイ時間40分程度でエンディングまでいってしまうんです。プレ版というか、体験版というか、最初の話では「前後編でリリース予定」だったのが、いつのまにか1本になっていたOVAというか。そのくせ、選択肢の数はシナリオにもよるんですが、10数ヶ所だけで、一瞬「やるドラからみるドラにレベルダウンじゃん」とも思いましたが。
 あと、キャラデが少女漫画、というか「LaLa」とか「花とゆめ」に出てきそうな絵で、ほんとに同じ人かいな、と。時々、バックにバラの花とかが描いてあって、「これは、笑うところなのだろうか、それともマジなのだろうか」と悩むことしきり。
 シナリオの方も、「少女に何がおこったか」(小泉今日子主演の音楽学校ドラマ。校長の嫌がらせに耐えながら、ピアニストを目指していく。紙に書いた鍵盤で練習したり、「間違えたら殴られる」といったスポ根風味)といった大映テレビドラマ然としていて、芸能界物としてはかなり無理がある(今まで地味だったが、音楽的な才能のあるヒロイン/ヒロインの父は著名な作曲家/ただ、その父親は行方不明/音楽への情熱を失いかけた天才作曲家/そしてそれに恋するおねーちゃん/ところが、ヒロインの演奏を聴いて彼女をプロデュースしようとする天才くん/おねーちゃんとの三角関係/父親はいずこに?といったあたりがプロット)。
 ゲームとしては、短いのを除けば、アニメタッチにちゃんと塗っていたり、横顔のシーンで口パクすればあごもちゃんと動いていたりして「最近のデジタルセルアニメより、まとも」という評価ですけど、いまいちポージングや衣装がふるいというか。たぶんメインコンセプトが「音楽とゲームの融合」の方なのですけど、前述の通りシナリオ自体も少女漫画然(しかも80年代の)としていて、、キャラデと相まって今風ではないんですな。音楽との融合という意味で、実際に音を聞いて判断するシーンもあるにはあるが、劇中で2回だけ、しかもたいした分岐はしないので、よっぽどカラオケシーンでの出来がシナリオに絡むDC「北へ。WhiteIllumination」の方が融合しているのでは?
 とはいえ、最大の問題は「短い」ということ。「これで6,800円だろ?」ということ。2,800円のPS・DC「KONOHANA : TrueReport」ですら、「少し高いなぁ」って思うくらいなんだから。

PS2「BOYS BE… タイピング恋愛白書」

 PS2「ルームメイト麻美」の次も原作物をプレイ。ひょんなことから、パッケージを発見し習性で裏を見たら「マミ:豊嶋真千子」とあって、次の日に購入。このためだけにUSBキーボードも購入。
 当初は、DCと同じくPC用キーボードアダプターを探していたが、よくよく考えてみればUSBでそのまま対応するじゃん、という感じで。
 ゲームの方は、15分程度でクリアできるストーリーモードと1分間のデートモード、マミちゃんがナビゲートするトレーニングモードなどがある。5人のキャラクターがいるので、よほど下手じゃない限り2時間くらいでオールクリアできるでしょう。
 けど、中学生役のまちりんや女子高生役の住友優子というのは反則すれすれ。ちょっと値段は張るが、おすすめできる逸品。

PS2「ルームメイト麻美」

 今日は、PS2「ルームメイト麻美」をプレイ。こちらは6時間ちょい。グラフィックは「原作の『手塗り感』をいかしたグラフィック」とうたっているくらいで、微妙なトーンが出ていてよかった。肌のグラデとかピンクの微妙さとかは秀逸。初めてPC「ポッキー」(ポニーテールソフト)を見たときの衝撃に近い。
 DC「ルームメイトノベルズ~佐藤由香~」やDC「井上涼子~ルームメイト~」というよりは、夕方に移動する先を選べるあたりでDC「ハッピー★レッスン」とにている。ただ、着ている服の少なさも似ちゃったのが惜しい。先のルームメイト2作は、ちゃんと毎日着替えて部屋着だけで6パターンくらいあったりしたのにね。あと、ボイスの強弱の差が強く、寝息や独り言はかなり小さくなり、下手すると音楽で消されることもしばしば。そのくせオプションでボリューム調整ができないので、もったいなかった。まぁ、不満点はそれくらいで、鈴木麗子とはいえPS・DC「センチメンタルグラフティ」の遠藤晶声はほとんどなく(冒頭の実家のシーンくらい?)、かなりできはよかった。

Xbox「ビストロ・きゅーぴっと」

 発売日にkonamistyle.comからとどいた「ビストロ・きゅーぴっと」をプレイ。4時間弱でクリア。意外と早かった。適当にやっても、7店舗ほどできたのだが、あまりトゥルーなエンドでは無かった感じ。全体的に、プレイスピードは速い方。コマンドの実行などでもAボタンで早送りになるし。グラフィックもビデオ出力の割にはそこそこ出ていて、Xboxのポテンシャルの高さが伺える。なによりセーブが一瞬なので楽ちん。本体の方をちゃんと遊んだのは初めてだったが、特に不満などは無いけど、ソフトのせいかハードのせいかわからないがボタンの反応が少し悪い気がした(しっかり押さないとダメというか)。印象としては「PCベタ移植」で、戦闘シーンもはっきりいって「一緒に狩りをすることで、女の子と仲良くなれる」くらいの意味合いしかないし、体力が無くなってもたいしたペナルティもなく、次のシーンになるので、ゲームとしては、簡単な方。万人にはお勧めできかねるが、キャストに引っかかる人、特に氷上恭子の声で「ばかラトー」と罵倒されたい人はぜひ。

PS2「トゥルーラブストーリー3」

 九州から帰ってきて、いよいよやるかとなってこれをプレイ。PS「トゥルー・ラブストーリー」は、このコーナーができるまで単独のゲームについて書いた唯一のタイトルで、それだけはまっていたということだ。幸いPS「トゥルーラブストーリー2」も、人より早く遊ぶことができ、また引っ越しの前後だったので「リアルTLSだなぁ」なんて思いながら遊んだものだ。
 前2作(PS「トゥルー・ラブストーリーR」も入れれば3作だが)と比べて大きな変更点は「期間が1年」「舞台は中学校」「PS2」「ビッツからゲームクラブに(以下略)」なんてところだろう。前2作の場合、1日の初めにいくつかある中から3~4ヶ所の移動先を先行入力することの30日分だったが、今作は寝た後に「次に行動する日」を決めて、かつその日に移動できるのは1ヶ所となっている。前2作が、「権藤、権藤、雨、権藤」ではないけど「毎日が勝負日」な感じがあるが、今作はある程度ゆったりと遊ぶことができる。当初は「1年は間延びしているなぁ」と思ったが、最初のデートで「やっぱり俺はあの子が好きだ」となれば、その後に告白するとエンディング前までスキップされるので、4月から始めて早ければ7月で終わることもある。もちろん、2月いっぱいまでめいっぱい追っていってもいい(キャラクターによっては、4月10日の始業式から3月15日の卒業式までイベントを起こさないといけないが)。また、2回目のデートが終わると、強制的に「告白しよう」となるので、以前のように何回もデートするのは難しい。
 とはいえ、TLSはTLS。見た目や遊び方、感じ方は違うが、テイストというか雰囲気というのはだいたい同じなので、遊んでいて楽しかった(ただ、ベストは?と聞かれると「~2」だろうなぁ)。惜しむらくは、今後でる可能性が限りなくゼロに近いくらいで。
 あと、たかはし智秋がヒロインということで、ついでにPS・SS「卒業III」を松山美咲で遊んだり、大谷育江が双子の姉ということで、「世が世なら『2人はいつも一緒だからー』と歌ったり『エリンギャー』だよなぁ」と思うことがたびたびあった。

PS2「ゴルフパラダイス」

 この前にやっていたのがPS2「ラ・ピュセル」で、結構ヘビーだったので、中古で980円という値段もあったが気軽にできるPS2「ゴルフパラダイス」。発売日に、メーカーさんから送られてきて、会社で毎日遊んでいたこともあって、冗談抜きに「PS2で一番遊んでいるソフト」かもしれない。
 今回は、隠しキャラを出すべく、最後まで遊んだ。ストーリーモードでは、一応「マスターオブエンペリウム」で優勝することが最終目的になるが、それを無視して、ポイントの付く試合を全部勝っていくと、バニーちゃんが登場する。それでも、40ラウンドくらいするので、かなり時間がかかった。

PS2「ラ・ピュセル」

 マールシリーズが一段落した日本一ソフトウェアの新作。新米の「悪魔払い=ラ・ピュセル」であるプリエとなって、同じくラ・ピュセルの弟・キュロットやアルエットらとともに、街で起こる事件などを解決していく。
 システムは、アドベンチャーパートで情報収集などを行い(とはいっても、ほとんど謎らしい謎はないし、後半は1本道なストーリー)、戦闘パートでどんどん事件の中枢に近づいていく、という感じ。戦闘パートは、高さやユニットの向き、武器やユニットに属性といった概念のあるシミュレーションRPG。また、不浄点と闇の地場、魔法とスキルといった数々のシステムが複雑に絡み合っていて、遊びがいはある。もっとも、最初の戦闘がそのままチュートリアルとなっているので、マニュアルを読んで理解できなくても、何回か戦っていけば大丈夫と思う。
 とはいえ、同時に出現できる味方ユニットが8人に制限されているのと、死んだら終わりというのが、後半辛いかも(敵は、不浄点を放っておくと、いくらでも出てくる)。
 ストーリーは、マールシリーズと比べても引けを取らないような「愛」をテーマとしていて、最後はホロリとくるかも。プレイ時間も40時間近いし。正味なところ、「(日本一も)PS2でこなれてきたな」という感じを受けたし、なんとなくシリーズ化できそうな終わり方なので、期待していたい。

PS2「マールDEジグソー」

 こちらは、マールシリーズ(特に2作目、PS「リトルプリンセス」)のキャラクターが総登場するジグソーパズル。ストーリーモードでは、クルルのパズルを探す手伝いをするクレアを操作することになる。パズルの絵柄は、シリーズで使用されたイメージイラスト、キャラクターイラストなど。このほか、フリー対戦なども遊べる。システムとしては、同社PS「どきどきシャッターチャンス」と同じ。あのときは、パズルの絵柄が実写で辛かったなぁ~。

PS2「天使のプレゼント」

 旅から戻ってきて、いーかげんPS2を本格稼働させる。とりあえず、PS2「ときめきメモリアル3」かPS2「トゥルーラブストーリー3」のどっちをやるか選ぼうとするが、まぁ一番最初に買ったPS2「天使のプレゼント」を遊ぶ。
 発売前にプルーフ盤−−製品同様にプレスしてあるサンプル盤。ただ、レーベル面の印刷はしてない。主にプラットフォームメーカーのチェックを受ける用で、雑誌などのメディア向けにはその前にライトワンスメディアが出回る。早い順に、素材R、途中まで遊べるとか声が入ってないといった開発中R盤、最後まで遊べるR盤、プルーフ盤、製品版となる−−でレビューをしたことがあったが、結局本体を買ってなかったので、ずいぶんと時間があいてしまった。
 PS2「天使のプレゼント」は、PS「マール王国の人形姫」PS「リトルプリンセス」の番外編という扱いで、それら2タイトルの前後を遊ぶことができるオムニバスシナリオが7本となっている。とはいえ、1本のシナリオにかかる時間は3~6時間と結構なボリューム。シリーズ通して「途中でレベルアップをさせないと、やられてしまって先に進めない」というのが何ヶ所かあるので、そこで時間を取られる感じ。それに移動中は3D描写になったので、地図の把握が難しい場面では迷うことしきり。
 とはいえ、コルネット(1作目の主人公)の母・シェリーのシナリオはシリーズ通した謎というか描かれなかった部分が出てくるので、前2作を遊んでからプレイすることを勧める。