久しぶりの更新

 旅日記を作るついでに、以前のものをスタイルシート対応にし、1年近く前に取り込んだままだった写真を追加してみた。ついでに雑記のと併せてwebサイト共通のスタイルシートに統一することにした。メンテも面倒なので。
 スタイルシート自体は、以前と比べて(やり始めの頃はネスケ、IE共々3と4が混在してて、再現性が低かった)、特に使うことに対して問題はないけれど、世の中にはスタイルシートを解除するとオペレート出来ないwebサイトも多い。
 本来、スタイルシートは見栄えをよくするものであって、当webサイトは(本人に技術力が無くFlashやCGIを作れないのもあるが)、「スタイルシートやJAVAスクリプトを使用しなくても情報にアクセスできること」をポリシーとしている。ネスケとIE両方でチェックもしている。世の中には、意外とこれがされてないサイトも多く(特にはんちくなECサイトに多い感じ)、ほとんどネスケを使っているものとして歯がゆい思いをしてきたから。
 とはいえ、本屋に行ってHTMLタグの解説書を見ても「親要素・子要素」について言及している本は少ないし(スタイルシートの場合、親要素の表現を子要素が継承するので結構重要)、「見栄えをよくするTips集」的な本も確かに多い。たしかに、タグやスタイルシートを厳密に適用するとacドメインにあるような白地にリストだけで作ったような味気ないサイト(ウチもそうだと思うけど)になるのも事実だけれど、せめて両方のブラウザで見ることくらいはやって欲しいなぁ、と思う次第。

最近のPC

 サイトの更新、特に旅日記・完全版がまだ手つかずっす。ネタは用意してあんのになぁ。「明日は作ろう」と思っても、昼過ぎに起きると違うことをやり、「テレホになったらやろう」と思っても、22時すぎるとカクンと眠くなることしきり(それを越えると眠くならないのですが…)。
 HDDが1台空いたので、ついでなのでWindows2000を入れてみる。幸いSP2の収録された雑誌付録CDがあったからいいが、それでもWindowsUpdateでセキュリティ関係で1時間、IE6で1時間かかった。テレホじゃなきゃ怒ってるところ。いやむしろ、アップデートさせないでしょ。ネスケ6にしても、ネットに接続して1時間くらいダウンしてるし、世の中すべてが広帯域化してるわけではないんだけどねぇ。たまに見るサイトにしても、かなーり展開が遅かったりするし。普段IEは画像表示させないにしてるけど、それでもねぇ。
 旅をしていて、福岡だの札幌だので、見慣れたJ-COMのロゴを見たりして、「ああ、東京以外でも政令指定都市レベルなら便利なんだなぁ」という当たり前のようで持ち得ていなかった感想を覚えた。つーか、相模湖が不便なのか。でも、オレ基準が多少ずれているというか、都市型だし、それに照らし合わせると全国の半分くらいは不便な街だろうけど、
 そうそう、2000の話。特に不便さは感じずこれで長時間稼働が安定するのなら、このままメインにしちゃおうかなぁ、と。ただビデオキャプチャーが対応していなかったので、やっぱり98環境も作るわけだが(併せて98環境もクリーンインストールした)。あと、BIOS上のブートセレクタは、別のHDDから起動してもそれを「ドライブC」としてくれるため、意外と使えることが判明したので、コレも収穫。もっと早くにやっておけばよかったぁ。

飲み会だよ、全員集合

 金曜。秋葉から帰って、久しぶりに知人に会い、飲む。天狗に入ったらメニューが大幅に変わって「居酒屋」から「和風レストラン」になっていた(隣にいたカップルなんかも完全に食事モード)。ま、それはそれでいいのだが、それでも食事もせずに大生2杯程度を。
 デジカメの話で盛り上がり、「じゃ、ヨドバシカメラやってるから、見てみよー」ということでデジカメ売り場を物色。Palmも同じフロアで「今使ってるの壊れたら、まともに売ってるのってCLIEだけだから、買い換えるのかなぁ」なんて話をする(2人ともPalmユーザー)。
 俺っちの方は、「PDA」のニーズと「カラーで見せアイテム」のニーズが7:3くらいなので、正直言って、もうモノクロ機は買えないので、たとえエッジが12,800円ですよーとセールスメールが来ても心は動かされるが、webサイトまで行ってクリックする気持ちはあまりない。かといって、新型CLIEはどうよ、という気はする。あれはやりすぎ。
 少々酔いも醒めたので、金太郎でちょいとひっかける。雨もしとしと降ってきて、歩いて帰るのもしんどいから終バスに間に合うように解散。
 土曜。前々から話があって、2週間ほど延びていた飲み会。俺っちが帰ってきたのと、年末から奈良の方で2ヶ月間ホテル住まいのSE屋のHくんが戻ってきたので、歓迎会。利休でまったり(土曜の夜というのに相変わらず人の入っていない店だこと)して、気になっていたという鳥焼きの店に入る。できたばかりということもあってか、こちらは満席。でもすぐに入れたのでよしとする。ここは炭火の七輪が各テーブルにおかれて、ここに適宜頼んだ鶏肉や野菜を焼いていくのだが、これがまたうまいこと。素材がいいんだろうねぇ。鳥皮とかぼんぼち、はつなんかは、串焼きよりは風味があってうまい。ただ、お客の数に対して従業員が少ないのか、頼んでもなかなかこない。酒もこないので、ボトルを頼むことにした。以前から中吊りで気になっていた辛口麦焼酎「それから」。飲み口は、日本酒に近いようなすっきりさで、焼酎としては癖がなく、非常に飲みやすい。「鏡月グリーン」をもうちょっと万人向けにしたような感じ。やっぱ焼き鳥には焼酎ロックでしょう。
 三次会は、有志でちょいとかわったショットバーへ。ここでもまたーりとしながら、2時前に解散とする。つーか、このとき一緒にいた人の家へ泊めてもらったんだけどね。
 戻ってきてから、どうにも寒気がするので、早く寝た。
 月曜。先日買ったものを遊ぶ。PHSのbluetoothモデムは、うまく外せず無理にやったら配線が切れた。ばらしてつなぎなおしてもうまくいかないので、このまま見なかったことにする。結構コンセプトはよかったから、まだあったら買うかもしれない(同等品の定価が45,000円だったからなぁ)。
 さて、時間と金があるうちに、ということで青春18きっぷを2枚買ってきた。これがどういう意味かというと「身辺雑記・旅情編」の始まりということである。今回は、リブやデジカメも稼働するため、なんと「お兄様鈍行」をリアルタイムで更新し、戻ってからフィックスするというサイバーな旅日記を予定している。別に掲示板を開いてもいいのだが、特に面倒なので、とりあえずここをそのまま利用する予定。今のところ、29日に出発して10日に戻ってくるつもりである。10日間で行って帰ってだけでもさびしいので、少しのんびりするスケジュールとした。はてさてどうなることやら。

最近

 前回の時に、少しでもIRQを開けるべくRAIDカードをはずした。いくらアレとはいえ、ストライピングだけの領域は何かあったらデータが飛ぶ確率が高いのでさすがにあれだったので、はずした。
 で、40GB×2台をそのままつけて、100GBオーバーのシステムになったわけだが、部屋にあるブツを減らすべく、CDメディアのものを片っ端から入れて、DVDに焼き直す作業を行っている。現状、半分近いCD-ROMやRをコピったが、80GB相当のHDDの残容量が15GB程度というのはいかがなものか。さらにまたDVDメディアを認識しないし。
 ところで、ここ2ヶ月ほど、クリエイティブな作業を全くしていないので、やる気ゲージが下がってしょうがない。雑記の更新ですら週1ペースだったし。原因の一つは、常時接続(ブロードバンドではなく)じゃないことがあげられるだろうが、それでも最近のやる気のなさはひどい。夕方ぽっかりと時間があくと片づけるでもなし、寝たりしてるし。
 一応、DCで遊んだものを中心にデータベース用のテキストは用意したのだが、そこで止まってしまっている。というか、最近新作を買ってないのとこの前買ったテレビがやはり安いものだけあって、解像度が低く、ゲーム画面を出すとドットのあらが目立ってしょうがないので、やる気が起きない。以前は、DCはともかく、PSはRGBモニターに出していたため、ドットは直視できてもエッジがにじんでなかったので目は疲れなかったのだが、今のテレビはダメ。S端子ケーブルに替えたけれども、エッジがにじんでいるのがつらい。PS2なら、D端子ケーブルとアップスキャンコンバータ経由でPCモニターで見ることはできるが、PS2タイトルはまだ1つも遊んでないし。
 改めてPS版を買ってきた「センチ」ですが、SS版に比べてイベントの発生率が高い。当地でのエンカウント率も高い。発生イベントを思い出しながらやっているが、結構さくさくと進んでいく。その分、システム全体のもっさり感があるのはいただけない(プレイバランスをとっているかのよう)。テキスト送りも遅いし。

今日もまた秋葉を散策

 先日、購入したVisor用スナコネのおかげで、カード型PHSを解約することにした。DDIポケットの場合、近場のコミュニケーションプラザ(直営)は新宿と秋葉にしかなく、またサービスカウンターも電話番号からして立川あたりにしかない。んじゃ、秋葉に行くっしょ、ということで、今月4回目の秋葉である。高円寺時代よりも行っている頻度が高い気もするが。
 カード型を解約して、音声端末の方も使わないサービスを解除して、さぁ本日の買い出しへ。千石通商にてリブ用のコンパクトなACアダプタを購入、あとは街を流して、というかリバティやソフマップなどの中古DVD売り場を眺める。DVD(後述)を買うつもりだったが、定価並の値付けしかなく、しょうがなくまちりんと徳永愛のCDを買う。で、やっとこさ見つけた。してその、本日のいい買い物は「H"用bluetoothモデム」を4,980円なり。本日のよくない買い物は「ぷにぷにぽえみぃ」のDVD前後編を9,000円なり。
 bluetoothモデムは、この類のものとしては安いと思う。マーケットやユーザーのニーズは少ないと思うが。普通、PHSや携帯とPCをつなぐものというと、今やUSBケーブルで、さらに最近は途中にアダプタ部分の出っ張りもなく、見た目「ただのストレートケーブル」な製品やUSBから給電してちゃっかり充電もできちゃうものまである。おそらく、そこらへんには「携帯でアドレス管理するのは面倒」「そろそろ機種変するから電話帳を整理したい」というニーズもあるだろう。事実、J-PHONE時代は、出始め(4年くらい前)のRSケーブルでデータを管理していたし、アステルの時はわざわざ唯一対応しているTDKの「P携線」を購入したものだ(H"のは、セット品だったUSBケーブルとwebサイトにあった「H"アプリケーション」でコピれた)。で、Bluetooth。先日のVisorのソレとか今回のコレとかもそうだが、プロジェクトというか商品は作ったものの、市場が冷え込んでいるための余剰品というのが決算前なのでちらほらと出回っているのは、ユーザーとして短期的にはうれしいが、長期的には「市場がなくなるのでは?」という気持ちも少しはあってちと寂しい。アダプタ自体は、愛用リブにもささったが、ドライバが受け付けなかったので、いまWin98にアップデート中。詳細は次回にでも。

マザーが届いて数日で…

 ここ数週間でPCパーツのほとんどが入れ替わり、元々のシステム(M/B・ECS K7VZA、CPU・AMD Duron850MHz、SCSI・Logitec LHA-521U、VGA・ATI RageFuryWonder)で順番にいうと、SCSIがだめになり、電源を替え、CPUが焼け、VGAがだめになった。最初の「SCSIがだめ」という原因がつかめず、結局CPU(AMD Duron 1.2GHz)を買い、M/B(ECS K7S5A)を買い、VGA(玄人・GF2MX200-AGP32)を買い、SCSI(玄人・ULTRASCSI)を買ってきた。で、ついでにM/Bのサウンド出力が弱いので、今日秋葉にいってサウンド(C-MEDIA CMI-8378)を買ってきた。ついでに、DVD-R 5枚入り、PS版「センチ」、Visor用スナコネ(あきばおー五號店で2,980円だったので即決)、LAN用ケーブル20m、RS用ケーブル5m、RS用のコネクタなど。ほんとは、ツクモにアルミのケースで電源、側板無しが4,000円というのでほしかったが、ちょいと大荷物になるのでやめた。
 ECSのマザーは会社で使ったのも含め都合3枚目だが、オンボード機能が多い上に販売価格が安いので、コストパフォーマンスはいい(一番いいのは、今だとMSIのnVIDIAのかもしれないけど)。
 なんとなく普遍的なパーツ構成になってきたので、夏美ベンチをぐりぐり動かす。というか、1600×1200でもちゃんと見られるカードは初めてかもしれない。
 さて、SCSIを入れると、DVD-Rが認識しないといところまで原因が分かったのだが、いかんせん焼くのにいちいちはずすのもあれなので、最終的にもう1台くまないとだめかもしれない。エンコードで時間かかるからデュアル機にしちゃおうかしらん、という考えもある。予算8万円くらいで(もちろん、未サポートのDuron 1GHzクラスで)。
 というか、根本的な原因はメモリの不調かもしれない。結構、一番盲点で気づきにくいけど、CPUと同じくらい基本パーツだからなぁ。
 で、3時過ぎに寝て、なぜか7時ちょい前に目が覚めた。目が痛いまま秋葉に行った次第。つーか、ここ数日、23時に接続して8時に切れる設定で、さらにDVDのエンコードがあったので、1日で電源が切れる時間が1時間程度しかなかったりする。

最近ついてないような気がするのはいかがなものか

 ディスプレイが新しくなり、調子こいてDVDの素材をエンコード。丸2日間動作したあと、焼こうと思ったらまたメディアを認識せず。
 金があるので、ヤフオクでダイヤルアップルーターとかを落札。LANカード挿すついでに2週間ほど外していたSCSIも挿したら、システムが起動せず。PCIスロットに、ビデオキャプチャー(ハードウェアMPEG2エンコード)、SCSIホストアダプタ、LANカード、RAIDカードがささってて、CD-Rドライブ2台、DVD-RAMドライブ、HDD3台ありゃ、そりゃ起動しないかも。使用電力で計算上動作しても、「困ったら電源をチェック」が信条なので。
 とりあえず土曜日が「9のつく日はツクモデー」なので、秋葉に出発。毎週行っているような気もするが。
 ex.館で500W電源が12,800円と安かったので、あと3.5インチベイにつけるUSBハブを2,980円で買う。その後、イケショップでPalm用とPHS用のソフトケース、トレーダーでDC版「プリズマティカリゼーション」「北へ。PhotoMemories」、ソフマップでPSとDC用のS端子ケーブルなどを購入。
 戻ってから、電源のリプレースを行うと、元々ついていたのは400Wだった。てっきり350Wだと思っていたから、買わなくても良かったかも。しかし、このクラスだと「何かあると燃える」のがやだよなぁ。
 で、つけなおして、動作チェック。「静音」と書いてあったのに、やけにうるさいので、ちょっとしおしおだったが、やっぱりSCSIで止まる。RAIDと当たっているので、とりあえず外して、ネットワークの方を先に設定する。
 落札したダイヤルアップルーターもうまく動作して、ついでにS点ケーブルでのTA 2段接続もうまくいったなぁ、と思っていたら、マザーからエマージェンシーコールが。そうこうしているうちに、モニターがホワイトアウトしてしまった。
 別のビデオカードを挿してビデオ出力経由でチェックしても、やっぱりホワイトアウトだったので、デッキ類を出しかたっぱしからケーブルのチェック。アップスキャンコンバーターの電源がちゃんと入ってなかったからだったが、これにも結構時間をとられる。
 で、PCの方をよく見てみると、さっきついでに外してホコリをはらったCPUクーラーのファンが逆についているではないですか。これじゃうまく熱が逃げないところに、高出力電源があいまって、CPUが焼けたんだと思う。もう夜中の3時くらいだったので、とりあえずネル。
 日曜日。昼に起きて、八王子のヨドバシカメラへ。CPUとマザー併せて2万くらいだったら、即決で買うつもりだったが、欲出して、ムラウチも見に行ったのがまずかった。歩いて片道15分程度だったのだが、ムラウチは全然高くてお話にならず。ヨドバシカメラに戻ると、目を付けていたMSIの安いマザーが売れてしまっていたし。他の商品だと、DDRメモリも併せて買うことになって、予算オーバー。これから新宿or秋葉に行くのもあれだし、ということで、「もしかしたら、CPUだけ燃えたのかも」という甘い思いでDuronの1.2GHzだけ買って帰る。
 戻ってきて、つけてみてもやっぱり動かず。後で調べたら、ECSのK7VZA(Rev.3)は、MorganコアDuronは動作しない模様。しょうがないので、そのままツクモオンラインショップで同じくECSのK7S5Aを発注する。今日のこれもまた下のノートを持ってきて書いている次第。

新しいテレビとモニター

 テレビとモニターが相次いで来ました。
 テレビは、大きさよりも「ステレオ・多入力」をチョイス。もっとも19インチクラスだとラックにおけないということもあったが、aiwaのTV-F15SK1を21,500円で購入
 モニターは、前のにも書いたがツクモのネットショップで「ネット特価品」だったiiyamaのHM704UCを25,800円で注文。2日に「今日発送かけましたので、あと数日で届くと思われます」というメールが来ていたが、今日の午前中には届いたのでよしとする。17インチでまぁ安いのから探していたが、2千円くらいしか変わらずにこちらは同期幅が広かったので、これにした。他のショップでは3万近くしていたのは特価品ならでは。
 ところで、代引きで注文かけたのだが、配送時に請求されなかったため、配送とツクモの物流センターに連絡したが、電話に出ず。配達に来たのが知っている人だったので携帯に電話したら「うんにゃ、着払いじゃなかったよ」とのこと(ドア開けたら知っている人が荷物持ってきたからちょっとびっくり。香澄先生の「え~、どうして?いつ戻ってきたの?」という感じ)。メールでその旨と「銀振だといくら?」と連絡したら、夕方には返事が来ていて「ここに振り込んでください。手数料こちらもちでかまいません」とのこと。発注から発送まで毎日確認メールが来ていたから、もっと時間かかるかと思ったら、意外と早かった。ツクモは、アキバでもそんなに激安ではないが、こういったところが好きで、前から利用している。もっとも、当初は「ウチが納品しているから顔が利いた」というのもあったが(店長となじみだったので、社販価格で買えた)。というか、最近は「HDDはどこの店、グラボはあそこ、CPUとメモリはこっちで」とぐるぐる廻るのがしんどいので、ワンストップで買えるツクモやT・ZONEを利用しがち。数百円高くても、ポイントもたまるしね。

二兎を追うもの一兎をも獲ず

 DVD-Rが認識しない件ですが、DVD-RAMドライバとWinCDRをインストールする順番を変えたら認識しました。ちゃんとWinCDRのwebに書いてあるじゃんねぇ(最初にWinCDRの6.0が入っている環境に、DVD-RAMドライバを入れ、WinCDRを7.0にバージョンアップしたが、これが不良で、両方アンインストールし、DVD-RAMドライバ→WinCDRの順にインストールするとok)。
 で、調子こいて、DVDをがんがん作るべく、とりあえずキャプチャーカード無いから、PSとDCのムービーでDVD作ろーと思っていると、突然モニターから「ジーーーー」という普通じゃない音がする。
 明らかに中からなので、電源を切って、心を落ち着かせてもう一度スイッチを入れるとやっぱり音がするし、心持ち焼けた臭いもする。そう、電源部がいかれたのだ。
 このモニター、成人したときにもらったお祝い金で買った物で、75,000円した。当時、AT用の31kHz以上のマルチシンクモニターは軒並み10万近くしていたので、そっこーゲットして、送料4,000円近く払って買った。それが、8年前。特に最近は、アップスキャンコンバータを使っていたからか、結構同期が変わるので、負担をかけたのは間違いない。末日に最後の給料出るので、それで買うことにした。
 で、モニターが死んだのが日曜の夜。3日ほどPSを引っ張り出して暇つぶしに「ドキドキプリティリーグ Lovely Star」をやって、メールチェックはVisorでやっていた。が、1日平均30通くるため、そろそろリストをとるのもめんどくさくなってきたので、下からノートを持ってきてメールを読み、これを書いている次第。
 ところで、退職金代わりに2ヶ月分上乗せがあったので、早速ヨドバシカメラに見に行くが、ディスプレイは全部取り寄せ扱いで、すぐには来ない模様。「なら、ネットショップで安いのを」ということで探したわけだが、こちらもまだ在庫確認ができないのでいつ届くかわからない。当分、DVD制作はお預けだねぇ。
 そうそう、上乗せ分で、去年1年間分の区民税を払い、新しいテレビを買い、PS2本体とDC版「ミルキィシーズン」を買い。今日も秋葉に行って、キャプチャーカード(玄人志向のMPEG2-PCI)と新しいHDD、PS版「どこまでも青く」を買い。PS2版「Kanon」は、既にSofmap.comで発注済み。羽リュックは素材が安っぽいのでそれっぽく見えず、ちょっと失敗かも、という感じ。

追悼・ボイスアニメージュ

 1994年冬の創刊から足かけ8年刊行していた徳間書店「ボイスアニメージュ」(以下、VA)が、今月売りの42号で休刊となった。7年数ヶ月前、「声優グランプリ」(以下、声グラ)もほぼ同時期に創刊され、「やっと声優ファンも認知されるようになったか」とある種、感慨深かったのが思い出される。ついでに、それを買ってから同人誌の原稿を切り張りしていたのも思い出された。
 創刊当初は、どちらも季刊ベース(一応)で、VAはvol.3から、声グラはvol.10から隔月刊になっている。VA創刊号は、ハミングバードの5人(三石琴乃、椎名へきる、草地章江、天野由梨、玉川紗己子)が白の衣装でそろえた写真で、声グラ創刊号は、井上喜久子と國府田マリ子が同じく白のドレスとティアラの写真だった(余談だが「hm3」の創刊号も國府田マリ子で、こちらは黒っぽい衣装だったと思う)。VAは、第1期(vol.1~2)はAB判の背綴じ、第2期(vol.3~5)はA4判の中綴じ、第3期(vol.6~42)はA4判の背綴じとなっている。声グラは当初からA4判の背綴じとなっている。
 まぁ、セグメントとしては狭いマーケットで、ほぼ同時期(たしか2週間も違わないはず)に創刊された2誌は、比較されることが多かったと思う。テレバイダーの「流行」コーナーにも取り上げられることができるくらいに。しかし、スタンスとしては、VAは文字通り「アニメージュ」の姉妹誌で「アニメ雑誌の延長線上の声優雑誌」、声グラは「グラビア雑誌の形態の声優雑誌」と幾分違っていたため、それなりに存在意義はあった。ちなみに「hm3」は、当初から声優の音楽面をフィーチャーしたスタンスであり、これまたドメインがかぶらないのである。
 で、だ。このパワーバランスが崩れたのが、2000年10月の声グラ月刊化であろう。ただ、月刊化は要因の一つではあるが、原因ではない。というのも、すでにこの何年か前から「どちらを見ても載っているのは同じ」という現象がおこりつつあった。また、載る人の固定化もおこってくる。いくら切り口が違うと言っても、同じ素材を使っていれば、それなりに似てくるのはしょうがないだろうが。
 また、雑誌自体のマンネリ化(先ほどの載っている人の固定化)により、売れ行きが悪くなってくると当然コストの削減が行われる。つまり、表紙やグラビアページの写真を、従来は声優をブッキングし、スタジオやロケハンで撮影していた物が、レーベルや番組の宣材やジャケットなどを借りて使うようになったのだ(全部が全部ではないが)。そうなると、より「どれを見ても同じ写真」という現象になっていく。
 もっとも、インタビューテキストで差別化して行ければいいのだが、プロダクションチェックが入り、面白い部分、パーソナリティの出ている部分が、場合によってはカットされることもある。結局、掲載文章はかなりフルイにかけれられていると思った方がいい。
 「ネットの方が情報早いから」というのも、直接の原因ではないように思う。10年近く前にも東京BBSやニフティの声優フォーラムあたりでは、個別声優をフィーチャーした板はあったし、また草の根でも「あっぷるはうす」といった声優専門のBBSはあった。声優同人誌でも、ML主宰のタイプが94~95年あたりには存在していた。それでも、インターネットの入りやすさから、情報伝播という意味では、「紙よりweb」にシフトしていくのは主流かもしれない。事実、声グラはキャラアニ.comと提携して情報を出しているし。両方のメディア制作に携わっていた者としては、紙としてのメリットは、受け手側の「蓄積性」と送り手側の「利益が読みやすい」くらいしか思いつかない。
 ただ、webの場合、利益を出すのは異常に難しく、いきおい「担当者は2人で、取材はデジカメ。写真チェックもその場で」みたいなローコスト運用を強いられているケースはすでに珍しいものではない(「デジカメの2インチに満たない画面で、撮了後に本人に見てもらってチェック受けてその日に上げる」なんてのは、多くなってきていて、ここ1年ほどで結構見かけた)。むしろ、送り手も受け手も「それでよし」になっている気がしている。
 その点、VAは、ちゃんと作っていた感が出ていて好感が持てた。これは、スタート地点が「出版社」だから、さっきのようなローコスト運用ではなかったからかもしれない(声グラがローコスト運用と言っているわけではなく、webメディアと紙メディアの差と思う)。牛丼ではないが、「早く」(情報の即時性)、「安く」(購読料)、「いいもの」(情報の密度、テキストの内容、独自性)ならばベストなのだが、紙の場合、現状ではどうしても「いいもの」しか優位性は無く、それが今回の休刊という事になったのだと思う。おそらく現場レベルでは「ウチもwebやりましょうよ」とか「季刊に戻してじっくりやりましょう」とかの意見も出ただろうが、いかんせん徳間書店だからなぁ。「映画の利益を出版で食い潰す」と昔から言われてたしなぁ。