改めて台風

 台風6号の影響で大雨が降っていたが、こちらでは雨が強いくらいで、九州に四十九日で行っていた母によると「向こうは雨降ってなかった」とのこと。帰りは飛行機だったので心配していたが、むしろ新幹線の方がひどかったみたい。
 改めてニュースなどで見ていたら、冠水や床上浸水で避難勧告が出ている地域もあって。で、その同じ番組の中で「小泉首相、オペラ鑑賞」というのがあった。ちょっと待て。台風の中、わざわざ見に行ったのか?いや、今までも国会会期中に鑑賞していたこともあったから、100歩譲って鑑賞自体はよしとしても、かたや床上浸水で畳は腐るわ泥を掃除しないといけないわ、いやそれどころじゃないよ、家が流されたらなるんだ、という人が1万数千人いたというその日に、オペラ鑑賞とはどうだろうか。
 元々、森派会長として前政権を支えていたし、口では言っているが自民党にいながら改革などできるわけないと思っていたので、嫌いな人だったから、あまり見向きもしなかったけど、ちょっと今回のオペラ鑑賞は、ほんとにどうかと思う。いやさ、いきおいヘリで行って見舞えとかいう話でなく、体育館で「台風情報どうだろうか」とテレビつけたら、しゃーしゃーとオペラ鑑賞されたら、オレだったら腹立つけどね。

Xbox「トライアングル・アゲイン」

 PSやPS2でリリースされていた「やるドラ」シリーズのプロデューサー、PS「季節を抱きしめて」のキャラクターデザイナーなどが再び集まって作った、Xbox「トライアングル・アゲイン」。プレイベントに行ったときには「ボリューム2が出るらしい」→「またシリーズものですか?」と思ったんですが、違いました。
 というのも、今回リリースされたのは、プレイ時間40分程度でエンディングまでいってしまうんです。プレ版というか、体験版というか、最初の話では「前後編でリリース予定」だったのが、いつのまにか1本になっていたOVAというか。そのくせ、選択肢の数はシナリオにもよるんですが、10数ヶ所だけで、一瞬「やるドラからみるドラにレベルダウンじゃん」とも思いましたが。
 あと、キャラデが少女漫画、というか「LaLa」とか「花とゆめ」に出てきそうな絵で、ほんとに同じ人かいな、と。時々、バックにバラの花とかが描いてあって、「これは、笑うところなのだろうか、それともマジなのだろうか」と悩むことしきり。
 シナリオの方も、「少女に何がおこったか」(小泉今日子主演の音楽学校ドラマ。校長の嫌がらせに耐えながら、ピアニストを目指していく。紙に書いた鍵盤で練習したり、「間違えたら殴られる」といったスポ根風味)といった大映テレビドラマ然としていて、芸能界物としてはかなり無理がある(今まで地味だったが、音楽的な才能のあるヒロイン/ヒロインの父は著名な作曲家/ただ、その父親は行方不明/音楽への情熱を失いかけた天才作曲家/そしてそれに恋するおねーちゃん/ところが、ヒロインの演奏を聴いて彼女をプロデュースしようとする天才くん/おねーちゃんとの三角関係/父親はいずこに?といったあたりがプロット)。
 ゲームとしては、短いのを除けば、アニメタッチにちゃんと塗っていたり、横顔のシーンで口パクすればあごもちゃんと動いていたりして「最近のデジタルセルアニメより、まとも」という評価ですけど、いまいちポージングや衣装がふるいというか。たぶんメインコンセプトが「音楽とゲームの融合」の方なのですけど、前述の通りシナリオ自体も少女漫画然(しかも80年代の)としていて、、キャラデと相まって今風ではないんですな。音楽との融合という意味で、実際に音を聞いて判断するシーンもあるにはあるが、劇中で2回だけ、しかもたいした分岐はしないので、よっぽどカラオケシーンでの出来がシナリオに絡むDC「北へ。WhiteIllumination」の方が融合しているのでは?
 とはいえ、最大の問題は「短い」ということ。「これで6,800円だろ?」ということ。2,800円のPS・DC「KONOHANA : TrueReport」ですら、「少し高いなぁ」って思うくらいなんだから。

m100

 あまりの暑さにクーラーをつける。以前から風通しの悪い部屋だったが、この3年の間にその窓の向こうに家が建ち、より風が入らなくなっている。しかも、クーラー動かすのも3年ぶりなので、クサイのなんの。
 昨日買ってきたm100をいじる。昨日のうちに液晶保護シートを貼ったのだが、買ってきたのがずいぶんとぎりぎりのサイズで「普通の人は、コレはれないだろう」ということで、早速ばらし。通電するより先にばらされてしまった。
 偶然、小さいトルクスレンチのセット(T4~T9)を先日のアキバ行で買ってきていたので、それに入ってるT5を使う。以前買ったセットはT6/8/10/15/20で、携帯やPHSには使えなかったため改めて買ってきたわけだ。まぁ、前のは前のでXboxで使う(T20)からいいんだけれど(ちなみにPC-FXやPCエンジンがT10あたり、ネオジオポケットやプレイディアがT8あたり/ついでに新たに買うなら、ホーザンの「ヘックスローブレンチセット W-81」が1,800円くらいで買え、使えるビットが多いのでお得(でも今見たら、T6/8/10/15/20/25/27/30で小さい方は買わないとダメだった)。つーか、PCパーツ売り場にホーザンの工具が売っていてちょっとビックリして見たらその中の1品。まぁ、Mac開けるのに必要だからなぁ)。
 しかし、ばらして貼ってから気づいたが、これってフェイスプレートを外してから貼るのでは?ということ(←正解)。もしかしたら保護シートのパッケに書いてあったか?
 シリアルポートを1つ用意してから、環境の用意。Visor用にインストールしてあるPalmデスクトップから「ローカル」を選んでみたものの認識せず。m100に同梱のCD-ROMからPalmデスクトップをインストールすると、今度はUSB側を表示しない。結局、VisorのPalmデスクトップをインストールするときに「USB」「シリアル」「USBとシリアル」と出てくるので、3番目を選択。無事に両方HotSyncできるようになった。
 さて、インストール。当初、Visorに入っているデータから適当にファイルをコピーして、そこからキーボード付属のCD-ROMから、キーボードドライバとATOK群をインストールしようとするが、容量が足らないとエラーがでる。確かに確認するとATOK群だけで1.3MB近い容量で、こりゃ入らないわ。しょうがないので、RAM増設のページをチェック。しかし、今更64M EDOのDRAMチップなんざ買うとしても2千円~3千円、しかも探さないといけない感じ~。なら素直にPDA工房やイケショップあたりに頼むって。ということで、改造はとりあえずパスして、インストールのし直し。「でかい物を最初に」の鉄則通り、ATOKを入れてから、キーボード、X-master、DA Launcher、Sakuya-clock、PaPi-Mailあたりをインストールで、残容量47KB(!)。TrainTimeも入らない(これはメモ帳対応だな)。
 最初の印象では、やっぱり動作のもっさり感があり(Deluxe以上かも)、HotSyncは当然時間かかるが、重心がPrismより下にあるため、実際の重量差(m100が137g、Prismが194g)よりも軽く感じる。言うほど大きさは小さくない(m100が118×79×18mm、Prismが122x76x20mm)が、先ほどの重心とフィット感があるため、持った感じはいい。特にPrismは、DeluxeやPlatinumと違い、フロントカバーを裏返してつけられず、またスナップカバーのような物もつけられない。尻ポケットに入れるとボタンを押していて変なメモや予定が入力されているため、カバー付きの端末はありがたい。まぁ、それと乾電池動作ということで買ったわけだし。

祝!4周年

 「A long time ago」…昔々というと、最後には、「People called these men …. Sorcerian.」とくるものですが、4年前の今日、1998年7月7日は、当webサイトのオープンした日なのです。
 途中というか去年は、雑記以外はほとんど更新せず、やっぱり仕事やめると毎週更新したりするわけですが、開設4周年記念として「声優インデックス」の約92%(当社調べ)のファイルを自動生成するプログラムを開発しました。
 以前は、1タイトル5人でてくるとすると、実に7ファイルも更新していて、これが5タイトル30人とかになると単純に計算しても40ファイル(!)だったわけです。フレームの使用・未使用版が加わるとさらに倍。なのでこれを50音インデックス以外を全部自動ではき出すようにしました。現在、Amazonへのアフェリエイトリンクが切れてますが、これは次期バージョンで対応したいところ。
 データを見ればわかると思いますが、結構不定形なんですよね。ソフトスペックが複数あったり、声優データが最小で1人、最大で35人とかなわけで。回避するためにデータブロックごとにセパレータを入れて、それを検出するようにしたのがポイント。
 ま、それはそれとして。
 周年記念オレにおめでとう企画として、西新宿で投げ売られていた「Palm m100」と純正キーボード(ATOKバンドル)セット4,900円なりを買ってしまったわけで。あと12センチファンとそのアングル、カノープスFirebird R5(アルミケースにしたけど、以前より熱くなってんだよね。電源ファンが1個へってるからかなぁ)。
 というか、今日は.comマスター★★2002の試験日じゃないですか。つーか、解説本に載ってない問題が結構あって、6割できていればいい方だと自己満足。つーか、それだと不合格じゃないですか(w

ソフマップ、ヤマギワソフトの営業権譲渡

 ソフマップがヤマギワのソフト販売あたりの営業権を譲渡だか買収だかするそうだ。まだどちらのサイトにも載っていないが、今日付の日経新聞に掲載。
 秋葉原の大型ソフトショップというと、石丸ソフトワンが最初にできて、すぐ後にシントク(今のソフマップシカゴ)、その数年後にヤマギワソフト館ができたという感じ。それ以前は、石丸のレコードセンターやロケットのレコード店(駅前のエロ屋)、ヤマギワのアニメ館、ビデオ館あたりが在庫も多く特にヤマギワの2店舗は専門性があってよく利用していた。それに、昔はアキバで店頭イベントというと昔はヤマギワ・ソフト館と石丸・ソフトワンくらいしかなかった。さらに昔は、ソフト館ではなく、98navigation(今のbit-Inn)の上だった。
 とはいっても、ポイント還元率が低く、またイベントがなければプライオリティは低かった。逆に、ゲームやアニメの売り場が上にあったため、他の店にない商品がかろうじて残っていることがあったりして、それはそれでよかったんだけどね。
 あと、ヤマギワは元が家具屋なのでトイレの設備がよく、以前リビナだったソフト館はウォシュレットだったりしたので、違う意味でよく利用していた。

ケース換装

 PS2「ルームメイト・麻美」を何回かクリア。ついで「ルームメイト」マラソンとして旧作もプレイ。思えば1回も遊んでないのもあるし、終わるのはいつになるやら。
 昨日買ってきたアルミケース(Justy・TH7901SV)に換装。300W電源が付いていたが、コネクタが足りないので転がっている400Wにつけかえ。ところが、向かって右側の側板が外れない仕様なため、5インチベイはドライブの両方に、3.5インチベイは片側に付属のパーツを付けて固定するようになっていた。でも、組み立て図もなにも入ってなかったので適当にやったらフロントパネルがはまらず、さらにドライブを内側から入れるところを外側からやったため、こんどは正しく入らず。テスト組みでほとんどできていたのをまた外してやりなおし。頭にきたので、5インチベイのパーツの固定ラッチを切り取り、そのままはめ込んだ。まぁ、すぐ動くという物でもないけど、書き込みドライブはちゃんとネジで締めたかったなぁ。今度はよく見てから買おうっと。

NETWORLD+INTEROP 2002

 幕張までネットソリューション系展示会「NETOWORLD+INTEROP 2002」を見に行った。IPv6がはやりで、あまりコンシューマ向けの機器については展示されず。もっとも、来週も似たようなイベントがあり、製品はそちらという感じ。
 帰りにアキバによってソフマップで再開された中古販売を見る。ついPS「猫なカ・ン・ケ・イ」、DC「アイドル雀士をつくっちゃおう」が安かったので購入。そのままぶらぶら流しているとツクモで5ベイ×4、3.5ベイ×2、インターナルベイ×4のアルミケースが新品で8,999円と安かったので購入。その前に寄ったコンビニでは、写真の商品もあったので、即購入。幕張はつまんなかったが、アキバは相変わらずおもしろい。

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PS2「BOYS BE… タイピング恋愛白書」

 PS2「ルームメイト麻美」の次も原作物をプレイ。ひょんなことから、パッケージを発見し習性で裏を見たら「マミ:豊嶋真千子」とあって、次の日に購入。このためだけにUSBキーボードも購入。
 当初は、DCと同じくPC用キーボードアダプターを探していたが、よくよく考えてみればUSBでそのまま対応するじゃん、という感じで。
 ゲームの方は、15分程度でクリアできるストーリーモードと1分間のデートモード、マミちゃんがナビゲートするトレーニングモードなどがある。5人のキャラクターがいるので、よほど下手じゃない限り2時間くらいでオールクリアできるでしょう。
 けど、中学生役のまちりんや女子高生役の住友優子というのは反則すれすれ。ちょっと値段は張るが、おすすめできる逸品。

PS2「ルームメイト麻美」

 今日は、PS2「ルームメイト麻美」をプレイ。こちらは6時間ちょい。グラフィックは「原作の『手塗り感』をいかしたグラフィック」とうたっているくらいで、微妙なトーンが出ていてよかった。肌のグラデとかピンクの微妙さとかは秀逸。初めてPC「ポッキー」(ポニーテールソフト)を見たときの衝撃に近い。
 DC「ルームメイトノベルズ~佐藤由香~」やDC「井上涼子~ルームメイト~」というよりは、夕方に移動する先を選べるあたりでDC「ハッピー★レッスン」とにている。ただ、着ている服の少なさも似ちゃったのが惜しい。先のルームメイト2作は、ちゃんと毎日着替えて部屋着だけで6パターンくらいあったりしたのにね。あと、ボイスの強弱の差が強く、寝息や独り言はかなり小さくなり、下手すると音楽で消されることもしばしば。そのくせオプションでボリューム調整ができないので、もったいなかった。まぁ、不満点はそれくらいで、鈴木麗子とはいえPS・DC「センチメンタルグラフティ」の遠藤晶声はほとんどなく(冒頭の実家のシーンくらい?)、かなりできはよかった。

PS2「トゥルーラブストーリー3」

 九州から帰ってきて、いよいよやるかとなってこれをプレイ。PS「トゥルー・ラブストーリー」は、このコーナーができるまで単独のゲームについて書いた唯一のタイトルで、それだけはまっていたということだ。幸いPS「トゥルーラブストーリー2」も、人より早く遊ぶことができ、また引っ越しの前後だったので「リアルTLSだなぁ」なんて思いながら遊んだものだ。
 前2作(PS「トゥルー・ラブストーリーR」も入れれば3作だが)と比べて大きな変更点は「期間が1年」「舞台は中学校」「PS2」「ビッツからゲームクラブに(以下略)」なんてところだろう。前2作の場合、1日の初めにいくつかある中から3~4ヶ所の移動先を先行入力することの30日分だったが、今作は寝た後に「次に行動する日」を決めて、かつその日に移動できるのは1ヶ所となっている。前2作が、「権藤、権藤、雨、権藤」ではないけど「毎日が勝負日」な感じがあるが、今作はある程度ゆったりと遊ぶことができる。当初は「1年は間延びしているなぁ」と思ったが、最初のデートで「やっぱり俺はあの子が好きだ」となれば、その後に告白するとエンディング前までスキップされるので、4月から始めて早ければ7月で終わることもある。もちろん、2月いっぱいまでめいっぱい追っていってもいい(キャラクターによっては、4月10日の始業式から3月15日の卒業式までイベントを起こさないといけないが)。また、2回目のデートが終わると、強制的に「告白しよう」となるので、以前のように何回もデートするのは難しい。
 とはいえ、TLSはTLS。見た目や遊び方、感じ方は違うが、テイストというか雰囲気というのはだいたい同じなので、遊んでいて楽しかった(ただ、ベストは?と聞かれると「~2」だろうなぁ)。惜しむらくは、今後でる可能性が限りなくゼロに近いくらいで。
 あと、たかはし智秋がヒロインということで、ついでにPS・SS「卒業III」を松山美咲で遊んだり、大谷育江が双子の姉ということで、「世が世なら『2人はいつも一緒だからー』と歌ったり『エリンギャー』だよなぁ」と思うことがたびたびあった。