ファイナルファンタジー

 劇場版「ファイナルファンタジー」がアメリカで公開されました。先だって日本で行われた試写を見まして。といっても、全編ではなく、17分だけだったのですが、まぁ、凄い、スゴイ。

「ファイナルファンタジー」自体はやったことない。「1とか2だけ」「PSになってから」というレベルではなく、全く遊んだことがない。
#ファミコンRPGで最後にやったのは「ディープダンジョン~勇士の紋章~」
 なので、特に「ヒゲのオヤジが嫌い」という風聞は耳にするほか、「フェイオンの歌のリミックスは結構よかったな」といったくらいの印象しかない。そだ、FF8は、RHPの対応見るために、1枚だけ借りたな。
 で、劇場版。
 ハリウッドのCGで見た(全編ではなくCMなどで)記憶あるのは、「ノートルダムの鐘」や「タイタニック」などのモブシーンや、「ハムナプトラ」のマミー兵士くらい? なにより「映像効果として使っている」か「カートゥーンの延長」だったりして、どうもなじめない。やっぱり、アメリカ製だから?
 劇場版について違和感感じないのは、「日本人が監督と主要スタッフ」だからなのか、「ゲームの延長」だからなのだろう、と思ってます。
 たとえば「鬼武者」にしても「決戦」にしても、発表会で動いているのを見てきてるし、その凄さとレベルアップさは体験しているつもり。
#劇場版をたとえて言うと「鬼武者・四」か「決戦V」くらいですかね。
 興行的にどうとか(何年もかけてスタジオ作って、何百人のエンジニアがかんで、何百億かけても、「千と千尋の神隠し」に負けるだろうし)、「これだと、俳優いらなくなるね」とか、そういう結論はまだでないだろうし。
 ブロードバンドや光ファイバー時代になって「いつでも気軽に、タダに近い感覚で見られる作品(=コンビニエンスな作品)」はコストかからなければCGになっていくかもしれないけど、やっぱり「メディア買っちゃう」とか「劇場で見る」作品は、人がやらないとダメだし、全部が全部、デジタルに置き換わるわけはないと思うんですよね。
 結論。
 日本では9月15日公開で、PS2のゲームムービーに口を挟まないで見られる人は見ても損はないでしょう。「金城武はいいけど、ほかがだめだったねぇ」とか「佐伯比奈子、怖すぎ」とか「デッサンがねぇ」「裾のなびきがちょっと」と口を挟んじゃう人は、見ない方がいいかも。500円くらいなら、見るべし。
#時間あたりの金額、もしくは拘束時間的にみて映画は高すぎ