たとえば、フライング気味にスケジュール切ったら確かにうまくいかない今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
今年も夏旅にでかけた。当初は、8月9日のMLながらに乗るつもりだったが、仕事の関係で11日までいることにしたので、前日に急遽キャンセル。最近はホテルの予約は、キャンセル料発生期限が短いのでありがたい。豪雨で移動できなくなり、連泊を短くするときもあったが、それでも当日連絡でキャンセル料はなかったこともあったし(もちろんホテルによる)。
11日。軽く作業して、15時半くらいに神田駅到着。ここから東京~熱海~沼津~浜松~豊橋~米原と乗り継いで初日の移動は終了…の予定が、沼津を過ぎたあたりから雨が降り始め、豊橋の手前くらいから「大雨のため、東海道新幹線は一部運休」「在来線は速度を落としています」というアナウンスが。「まあ、しょうがないし、とにかく行ってみるか」という気分で米原駅に30分弱遅れで到着。
「さてどうするか」と思いつつ、入線したホームの向かい側には、「京都行き」という表示の列車が。なんと京都行き最終に接続していたのだ。次の日は始発で移動開始なので、ホテルとっても5時間くらいしかいられないし、居酒屋で過ごすかと思っていたので、特に予約してなかったので、何も考えずに京都行きに乗り込む。1時間ほどして京都に到着。ここでも、大阪行き最終に接続していたので、こちらにも乗り込む。
10分くらいの遅れで大阪駅到着。もう1時を回っていたので、とりあえずベンチで時刻表とにらめっこ。始発ではなく、6時発の列車で移動開始なので、5時間弱待てばいいことになる。せっかくなので繁華街をめざすが、すでに電車も終わった時間帯、もう帰れないから2軒目、3軒目とおぼしき人ばっかりで変なテンションに気づかれしたので、再び駅に戻ってベンチで時間を潰すことに。軽く眠れるかなと思ったが、意外と人が通るので全く寝られず。また4時を過ぎたあたりからお腹が減ってしょうがない。
とりあえず牛丼食べて、お茶と食料補充して駅に入ることにする。
12日。予定通り、6時発の姫路行きに乗って、ここから岡山~糸崎~岩国~下関~小倉と乗り継いぐ。途中、うつらうつらした程度で目的地の黒崎へ。こちらは去年も泊まったホテルに連泊なので、早速チェックインしてシャワーを浴びて、一応メールを確認してたいしたものはなさそうなので、もう夜ごはん兼飲みに行く。
時節柄、お盆の帰省中の方も見かけたが、居酒屋はすいてるだろうとおもったら、商店街の端までいって戻ってきてみると、先ほどいた呼び込みがいなくなっている。「やばいか」と思って店を見てみると、どこもいっぱいだし、席が空いていても「予約はされてますか」と聞かれる始末。駅前のチェーン居酒屋でいいか、と思って2軒あたってみても、やはりいっぱいとのこと。もうしょうがないので、コンビニで発泡酒、弁当、ラーメン、つまみをしこたま買い込んで、部屋飲みに。
13日。この日は博多・天神でボートレース福岡に行く予定。黒崎からは900円弱でいけるので、往復しても18きっぷを使うのはもったいない。ということで、せっかくだからJR九州のネットで安い特急券を購入。8時38分発と無駄に早く設定してみた。小1時間で博多駅到着。リニューアルしてから初めてかも。
早速、地下鉄で天神まで出て、そこから歩いてボートレース福岡へ。晴天の中、汗を拭きつつなんとか到着。1Rのスタート展示ですら20分くらいあとだったので、場内をぐるぐるして、朝飯がわりに焼きそばとおにぎりを調達。そうしたら「今日、初めてのお客さんだから」と焼きそばを一口分多めに入れてくれた。これこそがローカルフードの醍醐味。
水面を見ながら食べ終えてから、レース開始。とはいえまったくかすらず、昼前にちょろっと当たっただけだった。
そういいつつも、本日のメインは博多の旨い酒でもあるので、西鉄天神のほうへ歩いて行って店を探すが、どうにもハイソな感じを受ける。行く前は歌舞伎町~西武新宿線のあたりくらいのイメージだったが、同じ西新宿でも都庁近辺の雰囲気(を勝手に感じただけだが)。路線変更して中州の居酒屋に到着。なんだかデジャブ感もありつつ箸袋を見て、これはどこかの系列と確信。調べるとチムニー系だった。まぁ飲み放題もつけられて、そこそこ安かったのでよし。
そして本願の屋台街へと向かうが、そもそも日曜に営業しているところは少ないらしいし、市場が休みだから余計にポツンポツンとある感じだった。とりあえず、天ぷら屋さんに入って、盛り合わせとビールで乾杯。同席の方と話をしていると、後から来た方と同じ市から来たという偶然に盛り上がる。が、帰りの特急もおさえていたので1時間ちょっとであがることに。もう何品か頼みたいのもあったのになー。
黒崎に戻ってからは、再びつまみをかって部屋飲み。夜だというのにランドリー使って、洗濯しつつ、もうあらかた飲み終わったのが日付の変わる頃。
14日。この日はボートレース若松に向かうだけだが、黒崎から無料バスが出ているので楽そのもの。とはいえナイターなので、部屋を10時に出てから4時間近く待つことになる。
朝食がてらうどんでも…と思いつつ商店街を歩いていたら、ポツリポツリと雨粒が。しょうがないので、駅前の井筒屋さんに入ったら、スーパーの脇にイートインがあったので、そちらで朝食と時間つぶし。それでも1時間くらいなものなので、店内をうろうろ。再び休憩スペースにて1時間。そして、バスセンター上の区役所にて1時間。なんとか時間を潰して、バスに乗る。
ここでも昼食がてら焼きうどんとおにぎりとかを食べてからレース開始。とはいえまだ雨が降っているので、場内で見ることになる。ところが、そこそこあたって、7Rでは9,000円オーバーの払い戻しがあったので、ほくほくしながら夜飯。いったんはやんだ雨がまた降り出したところで、レースは終了。帰りも無料バスで帰る。明日は始発なので、この日は軽めにパンとお茶で過ごす。
15日。なかなかロングな移動日。ところが疲れていたのか、前日に移動スケジュールを確認しメモもしていたのに、「5:53」を「5:35」と勘違い。まぁ逆よりはいいか、と思い直して移動開始。黒崎からは門司~下関~岩国~糸崎~福山~岡山と乗り継いで、ここでコンビニに立ち寄り。JR西日本は、駅ナカ売店をセブンイレブンに転換しているので、いつもの商品をいつものnanacoで買えるので便利。
おにぎりをぱくついて、相生~姫路~野洲~米原~大垣~豊橋と乗り継いで本日のライドは終了。姫路からこちらは新快速で車両も多いにしても立つことになるなぁ。
豊橋では、安いところを選んだので駅からは少し遠いホテルで、お盆休みもあってか、元々少ないお店が軒並みやってない通りを通ってチェックイン。しかも、フロントはいうにおよばず、エレベーター内、そして室内も日本語の案内より中国語・韓国語の案内のほうが多いホテル。気づけばフロントにはガムテープと段ボールが、ロビーにはカップラーメンやお酒が置いてあってそれぞれに見たこともない漢字の文字列と「○○元」的なポップが貼ってある。「これがインバウンドを支える、縁の下の力持ちか」と思いながら、コンビニ弁当と発泡酒で乾杯。
16日。いよいよ夏旅も最終日。ここからは、20分ほどいったところにあるボートレース浜名湖で打ってから帰るので、そこそこ楽な時間で移動開始。ところが、これが全然当たらずに、結果オケラ(フライング返還が1回あったが)。レース場としてはキレイなので、余裕があればもっとちゃんとしたのを食べられたかなぁ。
12Rを横目で見て、1周2マークでだめなことを感じて、トイレに行ってロッカーから荷物を出して、駅に向かう。新居町~浜松~沼津と乗り継いで、乗換も面倒なので1本送ってから、東北縦貫で宇都宮まで行くのに乗る。2時間ほどして東京に到着。あとは普段通りに帰って、23時過ぎに帰宅。
当初より日程は短縮したことと、思いのほか店で飲んでない(結局博多の居酒屋と屋台だけ)のと、なにより掛け金はのしをつけて戻ってきたので、トータルでは5万くらいで済んだ。荷物もセレクトして(今回はカメラすら持って行かなかった)、それでも使わなかった着替えもあるので、もっとコンパクトになるかな、という発見もあり、体力は衰えつつも、荷物を少なくできたのでフットワーク軽くいけそうな気がする。また来年も楽しみ。