夏旅最終日

 たとえば、ひょんなことから年を感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
 夏旅も最終日。本日は、ボートレース津に向かって、みっちりやってから大垣にいってムーンライトながらで帰京するスケジュール。思いのほか津まではあるので、朝6時に起きて7時にチェックアウトすることに。前日、メガジョッキ2杯、大ジョッキ2杯、500mlの缶酎ハイと第3ビールを飲んだにしては頭は痛くない。さすがに黒丸をのんだだけはある。とはいえ、水分過多なのか、いくらかおなかが緩い。起きてから3回くらいトイレに入って、チェックアウト。


 金山からは、名古屋に出て、関西線で亀山、紀勢線で津と乗り継ぐが、閑散とした路線(紀勢線にいたっては、気動車1両のワンマンだった)なので駅うどんがあるわけでもなく、駅前にコンビニもなく、結果無補給で津に到着。無料バスまで少し時間はあったが、向こうでなんやかや食べると心に決めて、バスを待つ。
 少し早めにバスが来て、いそいそと乗り込んだが、あとからきたじいさんがなかなか大声で独り言。「こりゃ、1-2だわな」「○○の頭で堅いやろ」「△△が帰りよったやろ」などなど。なんとはなしにそばに居た人が相づちを打っていくと、乗ってきたのか、「こんなん、幼稚園児でも当たるわ」「わしゃ、50万持っとるんじゃ、なんぼでも買うたるわ」「おっちゃん、持っとるの? 貸したるわ」と大声でしゃべりよる。エスカレートしたのか、所持金が100万になり、200万になり、「××にいっとった」とか、「□□しっぱなしじゃ」とかまびすしい。なんかデジャブがあったが、『ナニワ金融道』の桑原さんだと思いつつ、30分くらいバスに揺られて、ボートレース津に到着。
 取り急ぎ、1Rをさくっと買ってから、レストランで食事。朝一なのにテンション低い店はおいといて、ちゃんと挨拶してくれた食堂ブースで、「うどん定食」をチョイス。内容は、うどんとご飯、小鉢程度だが、なんだか暖かいものが食べたかったので、ちょうどいい。食べているうちに、1Rは発走して、ちょいかすり。あとは、場内をうろうろして投票する。
20150819_img_5317.jpg お昼も過ぎたので、先ほどのお店で、「焼きたてよ~」とのことなので、お好み焼きとおにぎりをチョイスして、水っぺりで食す。これこれ、こーゆーのがいいんですよ、と。その甲斐もあったのか、三連単で6,000円オーバーを的中。こりゃプラスだわなと思いつつ、またぞろぶらつく。
 10Rごろになると、売店なんかも閉め始めてくるので、夕食まで時間があるため3回目の食事。今度は別の店で、エビ天の巻き寿司をチョイス。どんだけ炭水化物を食べてるんだか。最終レースはがちっと予想したら、A1級レーサーが飛んだのでド外れ。せこせこと復路のバス乗り場に向かって、バスに乗る。
 津駅について、荷物をピックアップしてもまだ小1時間ほどあるので、ミスドにはいって時間つぶし。そして亀山についても40分くらいあるので、車窓から見えた、わざわざ「亀山駅に一番近いラーメン屋」と書いてあるところに行ってもいいかなと思ったが、ちょっと雨も降ってきたので、駅前の食堂兼売店で菓子パンと牛乳を購入。さくっと食べて、列車を待つ。座れたのでよかったとする。
 名古屋について、ここで夕食を取るか、それとも河岸を変えて大垣で食べるか悩むが、どっちみち1時間半くらいしか余裕がないので、それなら向こうで待っちゃった方が安心だよねと、そのまま大垣に向かう。21時過ぎについて、駅前をぶらぶら。居酒屋があるが、カードが使えるかどうかわからなかったので、駅ビル内の居酒屋へ。少し出がわるかったが、どのみちラストオーダー近かったのでしょうがないか。駅ビル内なので、Suicaで払えたのでよしとする。コンビニでお茶を買って、トイレにいって、ホームで待つ。
 同じホームに列車が入っていて、それが出てからなのでムーンライトながらが入線してから5分くらいで発車するという、思いのほか急な感じだった。撮り鉄さんは大変だろうなぁ。幾分古い型なせいか途中で車内は暗くならず、首回りの空気枕とアイマスクを用意したものの、あまり眠れなかったのが残念。特に空気枕が、ふわふわしすぎてかえって落ち着かない感じだった。やはり100円ショップのではダメか。
 横浜駅に着く前から、車内アナウンスも始まるのでそこらへんで目が覚める。そのまま東京までついてしまい、結果3時間くらいしか寝てないんじゃないかと思うくらい。そのまま秋葉原、本八幡と乗り継いで旅行は終了。しかし、業務開始日なので、10時には起きて事務所に向かって、さらにロングで23時くらいまで居たものだから、帰ってからは何をする気も起きずにさくっと寝てしまう。
 始発で出て、6時前に戻ってくるという無理筋なスケジュールだったが、大垣に着くまでは全然余裕だったので、もうムーンライトは無理なのかもとは思った。「荷物をどうしよう」とか「トイレに行けないかもしれないから、水分取らないようにしよう。そして念のため先に行っておこう(小さい方はまだしも、大きい方は女性も使うので、コミケ並みに並ぶこともある)」とか乗る前から気を使うし、車内検札がくるまでは野放図に飲むわけにも行かないし、そもそも体力的に「ついてすぐ移動」とか厳しくなってきた。着駅でゆっくりしてから、移動開始とからなまだしも。いつも下りのムーンライトながらでは、すぐに乗換ないで、トイレ行って顔洗って、改札出てコンビニいくのが習わしだし、今回も東京駅でいったん落ち着ければよかったのだが。
 ただ収穫としては、使ったリュックにまだ余裕があるので5泊くらいいけるかも、ということと、飲んだ量に反比例して体調は悪くなかったので、黒丸様々なこと。ショートでも楽しめたので、週末はさんだ三連休とかでもいってもいいかな。18きっぷは使えないけれども。