たとえば、新品でデジカメ買うのなんて何年ぶりだろう、という今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
昨日、ちょろっと投げたが、衝動買いの流れでデジカメを買った。しかも新品。思い起こせば、2001年に初めて買ったのが、キヤノンのPowerShotのPro90IS。光学10倍ズームと手ぶれ補正、純正スピードライトをつけられるというので、まぁごついナリでイベント中心だった当時はそちらを利用していた。
その後、2002年1月いっぱいで会社を辞めるにあたり「取材もないなー」というので、有馬の払い戻して10万くらい余裕があったから、ビックカメラうろうろして決めたオリンパスのC40zoom(スマートメディアだし)に買い換えて、そちらを相棒に日本縦断ツアーを行ったのもいい想い出。それから、バイトしていた頃にカシオのEXLIMの初代を衝動買いして、やっぱ単焦点はねぇ、というのですぐ売って、パナソニックの乾電池対応モデル・LC-33を買ったあたりで引っ越して、それから2003年秋にキヤノンのKISS Digitalが出るというので、予約したあたりまでは、新品で買っていたのだが、それ以降、2007年1月に10D、翌年も年明けに20D、2009年も1月に40Dと買い増していったのはすべからく中古だったのだ(年明けが多いのは有馬か金杯が当たったから)。
コンデジも2009年8月にキヤノンのPowerShotのSX200ISを中古で買って1年で5~6回くらいしか使わなかったので去年の9月に売ってしまったわけで、手元にはデジ一眼が3台のみ、というていたらく。しかも広角ズームはでかいのしかないので、旅行には50mmの単焦点を持って行っても、微妙に使いづらくて難儀していて、今年に入って35mmが12,000円くらいで出ていたので即買った、というレベル。
それとリンクして、「コンデジもいいなぁ」ということで、DMMにてレンタルしたのは何回か書いたが、回り回って「やっぱりキヤノンが見慣れているからいいなぁ」と。S95とかなら、ライティングがうまく使えれば、仕事のサブ機にもなるし、そーなればデジ一を2系統持ち歩かなくて済むかもと(長短レンズをつけた2台体制で挑むライブでもなければ、普段の撮影作業自体は1台で済むが、予備としてもう1台もバックに入れている)。
ただそんなに予算は無い(特にこれから地デジ対策でレコーダーを増やさないといけないので)のと、お散歩カメラなんだからできれば乾電池がいいよね、というところで現行ラインナップでは2機種しかなく、そのうち1機種は結構でかいので、実質PowerShotのA1200しか選択肢はなかった。せいぜい、それの前モデルA1100ISとどっちかくらい。A1100ISの中古が7,000円弱、A1200の新品が9,000円強。前者は手ぶれ補正つき、後者は新しいのとクリエイティブフィルターが面白そう、という2択で後者を選んだ訳だ。
魚眼は、室内の動物か逆に広いところでなければ面白さは伝わらないが、ジオラマ風は「高いところから」という先入観がなければ、机上のものを撮っても周辺が流れているのでちょっと面白い感じに撮れた。ただ、コンデジのエントリーモデルだから連射は2.3秒毎が限界らしく、レースだと難しいかも。それでも、Eye-fiを突っ込んだままで(もちろんUSBケーブルを挿した方が転送は速いけれども)、iPod touchのちょっと大きな画面で見えるのは、思っていた以上に便利。よく見るように、最初の転送だけうんともすんともいわない時間があるが、一度転送が始まっちゃえばぽんぽんと進むので、面白い。普段、動作テストなんて10枚くらい撮って終わりだが、イロイロいじって100枚近く撮っていたのは初めてなくらいはまっているのにも、ちょっと面白い。