たとえば、PCの周辺機器ってどうして使いたいときに使えないのか考える今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
今年の1月、イベント行くので念のために地図を印刷しようとしたら、プリンターが壊れた(1月31日のエントリー参照)。前のにも書いたように、1994年くらいに買ったもので、Windows95以前、3.1とかジャストウィンドゥとかで印刷していたもの(昔話ついでに、Windows3.1でTrueTypeフォントが導入されたので、日本語フォントはザ・コンで、英字フォントをなぜか秋月電子で扱っていた海外の輸入CD-ROMフリーフォント集をいれて、いろいろ印刷してたなぁ)。レーザーとしては2台目で、その前はNECのレーザープリンターを中古で1万円くらいで買って使っていた。
当時、同人誌の原稿を写植よろしく、プリントアウトしたものをコミックス原稿用紙に貼り付けて作っていたので、アウトラインのきれいなプリンターが必要だったのだ。しかし、中古なので、印刷品質が安定せず、さらに下側にトナーの粉がよく散らばってしまうので、「今日、帰って作業するか」というときは、朝出かける前に電源いれて半日ほったらかしにしておいて、夜帰ってきてから上半分だけに印刷して、それを切り貼りしていたものだ。
EPSONのは、その時の価格で128,000円くらいだったかな。ちょうど、「雨だから、雨に好走している馬でボックスで買うか」と買ったら、ちょうどそのくらいの払戻(たしかこれが初めての万馬券)になったから、奮発して買った覚えがある。
その後、Windows95以後、PCマーケットは広がって、エントリーゾーンのプリンターの値段なんてビックリするくらい下がったものだが、それでもレーザーとなるとそうそう買えるものではなく、LP-1600のトナーを7年に1回くらいのペースで買って使ってきたものが、急に壊れたのだった。
まぁ、月に4~5枚しか印刷しないし、そのほとんどはレコーダーの録画タイトルのリストなので、なくても大丈夫だろう、と思って半年が過ぎた頃、ヨドバシでキヤノンのインクジェットが4,000円台で売られていて、「ランニングコストは目をつぶって、これにすっか」と思っていた。
が、一応、価格.comでレーザーを調べたら、リコーのがAmazonで9,000円切る値段で売られているというではないですか。即ポチったのはいうまでもない。
翌日に届いて、思っていた以上に大きくてちょっと置き場所に困った。PCをおいてあるメタルラックが、事務所のそれとは奥行きが違い、プリンターを置くにはまったく心許ない(なんせ15kgとかスペックにあるんで)。
しょうがないので、使ってなかった座卓的なものを引っ張り出して、PCゾーンに持ってきて、その上においてみた。しっくりくるので、これでよし、と。あとは、重量に負けなければOK。
動作音(文字どおり。待機時はほとんど音がせず、スリープモードになるとほぼ無音)はうるさいものの、印刷スピードが速いので気にならない。真夜中にずーっと印刷すればうるさいだろうが。置き場所さえ確保できれば、いい買い物でした。