たとえば、今更ながら大掃除をして、新しい年を思ってみる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
年が明けて3週間経とうというのに、今更部屋の掃除。年末進行だったときの名残か、年が明けないと何もする気がおきない。
というよりも、23日に焼酎を痛飲して、25日には和民(ここらへんまでは前のに書いたですね)、27日は有馬とった記念で一人のみ。これが初めての箱ワインだったので、さらさらと飲んでいたのだが、箱なので中身が見えず「どれくらい飲んだか」がわからない。「杯を重ねて」なんていいかたもあるが、飲んだ数を覚えているわけもなく、また貧乏性なのか、グラスにあと少しとなるとつい注ぎたくなってくるので、「まぁだいぶ軽くなったわな」という程度まで飲む。
軽い二日酔いで仕事納め。終わってから会社の忘年会。奥まった席だったので、ビールもそこそこに(中ジョッキ数杯)、紹興酒をチョイス。瓶ごと燗をつけてくれるというので、こっちのテーブルの6人で3本ほど開けて、お開き。
コミケには31日に行く予定だったが、宅配の引き取りが遅く、「今から行っても10分もいれないよね」というので見送り。なんと、1988年8月のC34からずっと行っていたのを打ち止めに。とはいえ、ここ数年は、「ほんとに行くだけ」で買いもせず、また企業ブース以外に行くことすらしなかったので、特に残念な思いもなく。東京駅からぶらっと銀座まで歩いて行く道すがら、沖縄わしたショップでそばなどを買い、いつものように銀座ライオンへ。
もう不景気のせいか、17時くらいなのに並ばずに入れて、夕方のローストビーフもおかわりができたくらいすいていた。ところで、20時のローストビーフも調子乗って2皿頼んだあたりで記憶がフェードアウト。後からレシート見たら2人でキングジョッキ9杯頼んで22時チェックアウト。そりゃなくすよな。
へろへろと帰って、ありがたい年中無休24時間営業のスーパーにて、かき揚げ(たぶん年越しそば用)とかを購入。家について、でろでろとなったまま就寝。
年空けてからは、4日仕事始めなので、当日朝に葛飾八幡さんへお参り&お守り購入。そこからは平穏な感じでしたが、先にも書いたように年空けてから片づける風習なので、ちょぼちょぼと掃除を開始。で、昨夏修理不能になったレンズを見て思い返す。
そもそも仕事でカメラを使っているが毎日というわけでもない(たぶん月2回以下ペース)ため、人に説明するのも難しい。記事を作るために必要だから覚えたし、「キャプションのつかない写真は撮るな」とも教わったので、「作品」としての写真は撮ったことがない。イメージとしては報道写真が近いと思う。写真週刊誌は別にして、極端な話、新聞に写真は無くても成立するけれど、記事に添えられている「その写真自体が目的ではない写真」というか、撮影者の主観で切り取っている以上、事象に対して「正確じゃないけど嘘じゃない写真」というか。
だが、そんなこともどうなんだろう、というのをここ1年近く思ってきた。元々撮ること自体が楽しかったので続いているとは思うが、今はシャッター押して直後に確認できてしまうので、楽しさが薄れてきたような気もするのだ。フィルムの頃は、「あーでもない、こーでもない」と思案して撮ったものを、現像に出して、ヨドバシのカウンターあたりで見るときのドキドキ感などは、そりゃ楽しかったものだ(スピード現像もあったけれど、36枚撮りを6本とかになるので、朝出して次の日の夕方出てくるやつとかだったので、撮影した日から数えて数日は、試験の結果発表みたいなもので、ものすごくドキドキしていた)。もう一度、それをやってみようか、という気になってきたのだ。もちろん、仕事ではスピード感もそうだが、コストの面(フィルム代、現像代、取込手段の保持、保管コストなどなど)で「今更フィルム?」なので、完全に趣味の世界での話なのだが。
ということで、今更ながらの35ミリのEOSを動かして、中古やオークションで買ったはいいものの、デジタルで使えなかったフラッシュや単焦点レンズなんかもあるので、一応システムとしてはできているので、ちょっと今年は自分自身、どうなるかわからない楽しみがある。自分が楽しむためなので、ここにすら載せないかもしれないが。