たとえば、カップ麺ばかりなので、たまには豪勢にバーベキューといってダチョウ肉な今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
4月5日に東京ドームで野球観戦。ぴりっとしないまま、近くのHUBでぐだぐだ飲んでいるときに、「そーいや、ダチョウ肉を食わせるところがあるらしい」という話になって、各自のEM・ONEでgoogleさん。千葉の木更津の方だというので、「んじゃ連休にいっときますか」的な話の締め方になった。
それで、本日。結局、声をかけたものの、スケジュールがあわなくて、S氏と2人だけという、懐かしいパッケージングで出発。といっても、千葉駅に11時位集合というアバウトさ。ちょいと遅れて集合してから内房線で姉ヶ崎まで行く。思いの外早くついたので、あわてながら下車。どのみちタクシーで行く、というのでタクシー乗って「ダチョウ王国まで」といったら、「は?」という反応。さすが、Googleマップでみても、名前の出てない観光地だこと。念のため印刷してあったアクセスマップを見せると、「それじゃ、表の方は混んでますので裏道で」となった。
つつがなく、12時50分くらいには到着。入場料払って、ダチョウのエサ(ひなあられやら甘くないシリアル類)をもらって、後からバーベキューをやるので、それの注文をしていると「バーベキューの方は、セリ・クレソンの手摘みをタダでできますので、そちらの長靴もっていってください」とのこと。場所がわからないので聞いたら、社長登場。ハサミと袋も渡されて、いざ出発。
まずは、近くのダチョウ広場へ。腰くらいの小さいのが3羽とアルパカが4頭ほど。しかし全然エサを食べてくれないので、次のアヒルゾーンへ。こちらは、あきらかに出たがっていたので、慎重に入って給餌。続いて、ポニーゾーンだが、別に乗るわけでもないので(別売りのニンジンエサをあげつつ横から乗れるらしいが、ダレも成功している風ではない)、横目で見ながらさらに奥に行くと、先ほどのとは明らかに違う大きさのダチョウが登場。
慎重にゾーンに入ると、エサの食いがいいので、おもしろがってあげていたら、でかいの3羽に囲まれたりして、まぁ一番おもしろいゾーンだった。光るものが好きらしく、エサのビニール袋やペットボトル、カメラのレンズなんかをつつこうとしてくるので、それをよけるのが大変かも。
さらに奥に行くと、本当にダチョウを飼育しているエリアとクレソンの自生している小川に着く。長靴に履き替えて川に足を踏み入れると、ずぶずぶとめり込んでいくので、だいぶ危ない。とりあえず2把ほど刈って出る。なんぼなんでも、そんなに食べられないし。
さてお待ちかねのダチョウ肉バーベキュー。セットは、フィレと砂肝、レバーだったが、フィレ肉はマグロの赤肉に似ていて、焼き肉というより湯引きやたたきのほうがあうかも。砂肝は変わった食感でおもしろく、レバーも味があって、軽めにあぶってわさび醤油の組み合わせがおいしかった。クレソンをがしがし食べて、そろそろ15時になろうか、というところでお開き。
で、ここから歩いて、近くの東京ドイツ村へゴー。20分くらい歩いてやっと到着。しかも15時をすぎたせいか、入場料は半額でいいとのこと。喜び勇んで入ったのもつかの間、ビールゾーンへは芝生を敷き詰められた丘を登らないと行けない模様。ぶちぶちと言いながら、やっとこさついたら、どちらかというと社員食堂みたいな感じの作りでがっかり。とりあえずドイツ風生ビールとソーセージ、ジャーマンポテトを食券で(!)買ったものの、出てきたものも社員食堂のようなテイスト。
中で食べなくても、外の屋台で頼んでも同じということに気づいて、いったん出て、やたら放送で宣伝していたパン工房に行ってみたが、思いの外並んでいたので、屋台ゾーンに戻る。じゃがバターとイカ焼きと生ビールで2回戦。
そろそろ閉場時間なので、土産物を見繕いつつ、後にしたが、千葉駅への高速バスが出ていたので、仮に今度くるとしたらそちらを利用する、ということだけ学んで、帰路についた。が、折からの渋滞で、高速に入ってから1時間くらいかかってやっとこさ到着。寝られたとはいえ、ちょっと時間かかりすぎたかも。
電車の方も、総武線快速に乗ってしまえば、お互い30分くらいで帰れる距離なので、ちょいとしたリフレッシュにはちょうどいい時間なのかも。ダチョウ王国のほうは、機会があればまた行ってもいいなぁ、と思わせるスポットでした。
▲ レンズに興味津々なダチョウ。落ち着いてみるとかわいいが。