MMT in Yamanashi 2006・2日目

 たとえば、「美しいぶどう酒へ」をテーマに旅に出る今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
 例によって例のごとく、初秋恒例となりました「山崎、勝沼ツアー」の開催ですよ。今回は、10月のメルシャン勝沼ワイナリーのハーベスト・フェスティバル初日ねらいではなく、「ぶどう踏みは毎週末やってますよ」情報を得たので、リカバリーの楽な10月7日・8日に設定し、9月に入った頃からメンバーに声をかけたところ、都合7人の大所帯で移動することになった。


 2日目の朝。快晴の中、空腹で目を覚ます。そりゃそうだ、昨日は食べる回数が少ない上にアルコール摂取量だけ高いんだもの。とはいえ、しょうがないので、朝風呂にゴー。電気風呂に30分くらいつかり、腰のはりを取ってからチェックアウト。
 いつも甲府駅の喫茶店でモーニング食べて12時くらいの電車で移動するため、あとが押せ押せになるので、今回は駅弁なりサンドウィッチなりを買って乗車する。早速食べる。いつもよりは早めに駅について、コインロッカーに急場で必要ないものを押し込んでから地図をもらいトラッキングスタート。シャトー勝沼を無視して、即蒼龍葡萄酒へ到着。思いの外、はやくついたのとそれほど疲れてないので、これなら全行程歩きも平気かも。と思いながら、今年の新酒をちびちびと試飲。やっぱうまいわ。個人的には、2006年初しぼりの巨峰、デラウェアが好きかも。
 んで、本日の準メイン・メルシャンの勝沼ワイナリーに到着。そうしたら今まさにぶどうを踏まんとするところだったので、急いでカメラかついで人の輪に加わる。

ぶどう娘
▲ ことしのぶどう娘(牧野さん)。例年は初日に来ているので2人だが、今年は1人だった。

 まぁ、自分らが体験するわけでないので、何カットか取ってから空いている席を探して昼食。ぼくは買い置きしてあった駅弁と漬け物なぞをつつきながら、人のワインをちびちびいただく。川縁なので吹く風が心地よい。今年は見学もせずに、有料試飲を試したが、白系はあまりぱっとせず。結局チーズを買って、ぶどう娘と記念撮影して後にする。
 ここからやや登って、うだうだと下がりながら本日のメイン・大和葡萄酒を目指す。ちょうど先客が出た後で、奥のテーブルが空いていたのでそちらに腰を落ち着けてから、「今年の新酒はどれですか」と聞く。萌芽の甘い方とかだったので3種類ともいただき、さらにビールでノドを潤す。人心地ついてから、無添加の赤・白がちょうどいい味とお値段だったので、ビール共々自宅に発送する。
 さて、めいめいの土産物が済んでから、さぁ山登りの時間ですぞ。地図で見たところ30分もかからない感じなので、ぶらぶらとバカっ話をしながら登っていく。最後のショートカットが一番きつくて、登り切ったときにはちょっと動けず、すぐに温泉にはいれなかったくらい。

ぶどうの丘
▲ ぶどうの丘にて。ビーナスが月を見つめているようだったので。

 ところが、快晴で3連休の中日なせいか、えらい混みよう。脱衣所は、空いている箱は無いのでかごにいれて、ロッカーの上に置いてなんとかなったが、目当ての露天風呂もちょっと入っては出るような感じだったので、いっそのこと入るのはあきらめた。結局15分くらいであがってマッサージチェアで足を揉んでもらった。
 このツアー、ラストはここの溶岩焼き。もう何もしゃべらずに箸を動かして、完食。会話を楽しむのも食事というエッセンスはまるで無し。あとは駅に戻って適宜列車に乗っていけば終わり、というところでまずは40分待ち。ニンテンドーDSでテトリスとか麻雀とかのネットワーク対戦をして暇をつぶす。
 とどこおりなく、また事故もなく(いやさ、メンバーで腕時計をなくしたのはあるが)、ツアーの全行程終了。今年、初めて行く人が多かったので、ピンポイントにおもしろいところをつれていたので、満足してもらえたと思う。勝沼での人の多さは、想定外でした。

勝沼ぶどう郷駅前
▲ 撮り納めに駅からの夜景。床において15秒露光なのでノーファインダーだったが、意外といい感じ。