たとえば、文字面だけ追うと誤解されることを言っている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
週末は、幕張メッセでのゲームショウ取材。どちらもピンで動いたのは何年ぶりか。そーいやあのときは、ビッグサイトだったか。
土曜日。12時から角川(とアトラス、タカラの合同ブース)で「D.C.P.S.」イベントの取材。なのに、出がけに手こずって11時過ぎに家を出て、会場に着いたのが12時だった。ちょっと肝を冷やしつつブースにいくと、3社合同ラインナップのインフォメしているところだった。踏み台に立っていたら、「取材の方ですか?」と。で、そうだと答えると、「ブース撮影は、別途こちらで腕章もらってください」とのこと。もらってからまた踏み台に乗ったら、別のスタッフから「脚立はご遠慮ください」と。取材だからとゴネようかとも思ったが、いつぞやのこともあるので、素直に降りる。しかし、この距離だと撮れねーということで、ステージ脇に移動。だいぶ前がつまっていたので、ほとんど横からの位置取りで。まぁ、なんとかなったからいいか。
続いて、A社ブースでの、「シリーズもので久しぶりにでる新作」のイベントを撮って、帰ろうとしたら、「すいません、写真チェックしたいので少し待ってください」って。「連絡先もらえれば後で送りますが」って言っても、「いえ、今見させてください」と。で、問題は、そいつが見るんではなく、ゲスト出演していたKさんのマネジャーさん待ちなのだが、それがKさんを送ってから来たので、10分くらい待たされた。んなこと言われても、100枚近く撮ったし、そもそも前の方のはすでに退避させちゃったから、最後のそろいのショットからなんとか見られるものをチョイスしたけど、これってフィルムだったらどうする気だったんだろう。見た目、一眼だったから、そういって逃げてくればよかったかなぁ。前もTGSの現場で、いざ撮ろうとしたら「事前に連絡もらってないから取材できません」と断られたことあったし、相変わらず対応悪いね。「しっかりしてる」と言えるかもしれんが、現場の人の心証悪くしたら、載る記事も載らなくなるよ、という気もするが(実際、そのTGS事件以後、3年くらいA社のソフトは掲載しなかった)。
押し押しで、メインステージに移動してソニンを撮影。さすがに一般プレスっぽい方も見かける。というか、フィルム部隊はこっちに来た感じ。でも、翌日のニッカンには載ってなかったが。撮りながら、「これって、マシューが来たりするのか?」とあり得ないことを考えたりして。
メインステージの次のやつ、「GUNSLINGER GIRL」だったので、それも撮ろうと前に張ったが、さすがに30分待ちはつらかったので、後ろの方で座って休んで、時間が来てから前に出ていった。寺門ちゃんはかわいいねぇ。で、南里ちゃんが感じ変わったように見えたのは、あれから2年経っているからか。
物販ものぞいてみるが、あれほど人がいないのは初めて見た。いくら限定ものが売れてしまったとはいえ、こなみるくとかメディアワークスとかは、せいぜい5~6人が並んでいるだけで。それに、ブロッコリーは例の騒動があったせいか、ブースがキオスク並に小さくて。社長はもちろん、いつも見かける社員さんもいなかったし、本格的にやばい感じ。応援の意味も込めて、うさだあかりとらいむいろのマイクロファイバーを購入。前日に、S氏から「TLSのが売ってたよ」と連絡あったけれど、夏コミで買ったやつだった。
で、終了。プレスルームにもよらず、ぶらついたのは、それこそいつ以来か(これも幕張の最初のTGS以来かも)。
帰りしな、ローソンよって、声優Waveのもっちースペシャルのチケットを手配。整理番154で順当かな、と。意外と少ない気もするし。
日曜日。今日は朝からあるので、早めに準備。9時半集合に、8時45分くらいについちゃって、飯食っても誰も来ないし。同行のHくんは中央線の関係で遅くなるし、S氏は連勤の疲れでダウンしてたらしい。
10時頃にプレス受付して、メインステージに張り付き。10時半からのWGCの決勝とMSの発表をちょろっと見るつもりが、15分押した上に、WGCの説明が20分、MSの説明が30分くらいあって、決勝戦が始まったのは11時半過ぎ。どのみち最後まで居られないので、戦い始めたところで席を立った。
Hくんと合流して、プレスルームで軽く打ち合わせ。で、「デモンベイン」のイベントを撮るために、また角川ブースへ。だいたい昨日のでいい場所はわかっていたので、そこに張り付き。終わって、すぐメインステージへ流れて、「北へ。~Diamond Dust~」を撮る。もう始まっていたし、プレス席が埋まっていて、下にも居なかったので、前に行くのがためらわれたけど、一応確認したら「別にかまわない」とのこと。ハドソンのブルゾンを着ている人に聞いたらよくわからないらしく、現場整理のスタッフに聞いていたのが印象的だった。
まぁ、4年ぶりの新作で、システムもだいぶ旅ゲーらしくブラッシュアップされ、さらに隠し要素も多いようで、「さすがDVD」というところか。スペシャルゲストに千葉紗子ちゃんが来て、前作のキャラソン「恋のダンシング」を歌ったけど、終わって息が切れていたのには、苦笑(ミュージカル上がりだろうにとは思ったけれど、さすがに何年もやってなければダメか)。新キャストの5人も含めて、「北へ。」や「なんとなく北へ。」を歌って終わり。例によってHくんは、「今回はふれないはずだったのに…また『お釈迦様の手』か」と名言。あと、気づきにくいと思うけど、渡辺明乃ちゃん以外は、それぞれキャラのオフィシャルイラストの服装に似てるのを着てんのね。指示してるとしたら、くやしいけど、こーゆーとこ広井王子の芸は細かいわ(しかし、久しぶりに見たHくん曰く『ドン小西みたい』は言い得て妙)。
いつものように、最後に物販ブースを流すが、昨日よりは、時間が早いからか若干多く感じた。でも、ほとんど並んでないけどね。で、こなみるく。昨日は「5パックでサイン入りカードプレゼント」が、今日は「3パックで~」になっていた。「ここにも平成デフレ不況の足音が聞こえてきた」とWBSライクに言ったところで、悩んで場所を離れようとしたが、「買わないで後悔するより、買って後悔した方が」とHくんからアクマのササヤキ。「ゴー、グッジョブ!」とサムアップして、3パックとカレンダーを買ってみたり。サインカードは誰のが誰だかわからんかったので、適当につかんだら渡辺明乃ちゃんだった。なんか見たことある子だなぁ、と思ったら、顔とか声とかトークの流れとかが、シフォンの小島幸子ちゃんにそっくりなんだね。
今回は、EOS Kiss Digital以外に、飛鳥のトリッパーとケンコーのコンパチバッテリーを用意して挑んだが、トリッパーは予想よりも助かった。実際に、「カード入れてスイッチポン」とまではいかないが、でもノートPCをリジュームしてエクスプローラーでカード開いて、ハードディスクのフォルダにコピペ、とやるよりも確実に楽でした。というか、メインステージならまだしも、今回のようにブース内はりつきだと、ノートPC開いている余裕すら無いので。家に帰ってからも、USB2.0だから、容量の割に(たぶん500MBくらい)、コピーは速いので、楽ちんでした。今回は、256MBのCFとSDを使い回したけれど、たぶんメモリはこれでいいや、という感じ。あと、コンパチバッテリーの方を満充電して使って、2日で750カット前後で、まだ目盛り半分くらいなので、バッテリーグリップ使ったら、いったいいつ切れんだろうか、と思うくらいよく持つ。今のLC33だと、最低1回は替えてるはずだしね。初期投資には見合ったと思う。
使った感じでは、70~200ミリと外付けフラッシュをアングルでささえて使ったけれど、特にぶれるようなところはなかったですね。その状況でフラッシュオフにもしたけど、そんなに暗くなかったのもあるけど、そんなに手ぶれは無いはず。ただ、1/20秒とかで、向こうが動いちゃったところがあるのと、なんとなくきっちり線が出てないので、結局は使えないんですけどね。