たとえば、「最近、行ってないなー」と思って記憶をひもとくと6年前だった、今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
鉄趣味のマストアイテム、青春18きっぷ(果てしなく乗る人向けの期間限定きっぷ)。久しぶりにソレを使って遠くに行ってみよう、というのが今日から始まるのですよ、と。
最初に使ったのは、1998年9月。初めての北海道、初めてのばんえい競馬、初めての飛行機に18きっぷというテーマで、飛行機で新千歳まで飛んで、札幌と岩見沢競馬を見て、稚内駅前の電話ボックスで海風をしのぎ、本州に入っても一ノ関駅前で新聞にくるまって寝た、という貧乏旅行でした。その年は、10月にも、鉄道の日記念きっぷで高松に3泊して、高松競輪と丸亀競艇を見て、いろいろと観光したものでした。その帰りにムーンライトながらに乗ったのが、初めてだったのでそれもいい想い出。
次に使ったのは、2002年3月。退職金が出たので、新千歳からの飛行機を予約しておいて、鹿児島に向かい、夜行列車2泊、ホテル1泊、知人宅1泊で札幌に向かうという2週間の旅(東京から福井、広島、博多、熊本と泊まってますので…)。その次は、2005年8月の北海道の旅。こちらは本八幡を始発で出て、八戸からフェリー、苫小牧に上陸して新得駅で夜行快速に乗り数時間ゆっくりしたら乗り換え、帰りも苫小牧からフェリーと、ホテルというホテルに泊まらないという無泊の旅でした。
さて、今回。九州北部を目指すのがテーマで、帰りにぷらっとこだまを利用するパターン。往復それぞれの移動日は、始発から23時近くまで乗りっぱなしの予定。
それにしても、1998年は、フィルムカメラとラノベと東京デジタルホン。2002年は、スマートメディアのデジカメとVisorとCD-RのMP3プレイヤーとDDIポケット。2005年は、EOS kiss DigitalとLibretto L1とiPodとau。今年は、EOS 40Dと工人舎とiPodとAndroid。着実に、乾電池じゃなくなってきて、機械本体はもちろん、それの充電器にケーブルだのを持ち歩くので、ガジェットだけで精一杯。もちろん、最低限の着替えも入れるので、8kgくらいになってしまった。もっとも最初の頃は、旅窓にアクセスする手段がなかった(ノートPCはLibrettoがあったがISDN公衆電話の赤外線とかPCカード経由の携帯接続とかを使って接続するのだが、いかんせんバッテリーが1時間くらいしか持たないので持って行かなかったはず)ので、それこそNTT行って夜に到着する場所の電話帳見て予約したっけ(今はどうか知らないが当時は、NTTの支店に行けば、近隣の電話帳も置いてあった)。それが今では、手元で大体のことはできるんだから、いい時代といえばいい時代。