ボジョレー

 たとえば、「ボジョレーヌーヴォー」と「ジョホールバル」って似てるなぁと思う今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
 11月第3木曜日。ボジョレーヌーヴォーの解禁日。ということで、朝から整骨いったら、「今日、ボジョレーっすよね」と言われて、「まぁ、スーパーでも売ってるけど、高いものがうまいのは当たり前。1,000円で口に合うのを買うのが楽しい」と言ったら、静かになる。まぁ、次元の高い話か? んな訳ないか。でも、口に合うのを探すのは楽しくて、ワインは言うに及ばず、ウイスキーでも、焼酎でも、清酒でも1,000円くらいのをカジュアルに試しては、選抜してはいる。清酒が一番使いづらいが、ほかのはまずかったら、炭酸入れれば、それなりに消費できるし、清酒は料理に使うし、いっそ鍋のベースにしても、それなりに食べられるし。
 ということで、例年通り肉の万世(まぁ、本店)に行って、ボジョレーとすき焼きで乾杯。酒好きの女子を連れてS氏と3人で囲むことに。


 で。リーマンショック以後、給与削減からこちら、ちょっと離れて、地下で飲むなんて久しぶりじゃない? 下手したら、今年2回目とか? という流れなので、メニューもちょろっと変わってて、しかもガスコンロがこぎれいになっててびっくり。そして、すき焼きメニューが若干値上げした上に、鳥すきの肉団子が無かったり、肉質が若干落ちていたりで、「あー、あ」という感じ。それでも、ワイン2本空けて、ビールを3杯でラストまで行ってお開き。
 家に帰ったら郵便受けに不在通知があったので、郵便局まで受け取りに。まったく覚えのない発送先なので、「これで、変な受け取り払いだったら、やだなぁ」と思いつつ、荷物を見たら明らかに酒瓶の箱(この時点でも、中身に覚え無し)なので、しょうがないから、セブン・イレブンまで足を伸ばして、あたりめと貝ひもを購入。
 戻ってから空けてみると、盛岡の酒造メーカーの無濾過純米の4合瓶だった。同封のチラシとかを見て、「あー、この前のか」と合点がいった。
 先月、近場のスーパーで「澤乃井のひやおろし」を買ったら、12蔵合同のキャンペーンで首に掛かっていた懸賞があって、50円切手張って送ったものが、当たったらしい。違う蔵のが届くというのもわかってるねぇ。
 さすがに飲む時間でないので、週末のお楽しみだが、自分がだめだなぁと思うのは、自分の意志で選ばない酒の場合、すぐに検索するのはどうかと。
 今回のケースはもちろん、いつぞやに、もらい物を味見する前に検索して、「うへー、結構レアじゃん。楽天で数千円じゃん」みたいな。金額の多い少ないではなく、すぐに買えるかどうかが主目的なのだが、それでも「数千円のをくれたから、お返しも…」となるので、いやらしいというか。「うまかったよ」だけではない、返しをしたいもので、つい。
 まぁ、うまいかまずいかが先だし、なにより自分で言うのも何だが、結構くどい酒を好むので、送り主からすると面倒な相手かも。焼酎ブームのときでも、「そんなんじゃなくて、薩摩白波ある?」とか、島焼酎を頼む人だったし。