それはそれで楽しい工人舎

 たとえば、過ぎたるは及ばざるがごとしというけれど、力いれ過ぎもダメなんだね、という今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
 先週、買ったばかりの工人舎PM1WX16SA(実質、1モデルですけど。以下、PM)に液晶保護シートを貼ろうとして破壊した訳ですが、しょうがなく、セットアップしていって、使ってみたわけですよ。


 液晶の、右5分の1程度のクリック位置がずれるので、実質タスクバーとか、ウィンドゥのクローズとかができないので、同梱のUSBケーブル経由でUSBマウスが必須、というかそうしちゃうと、有線LANも、USBメモリも使えなくなるので、こりゃ困ったな、と。データの転送は、爪がだいぶ伸びてないと出し入れも不自由なmicroSD使って、あとは無線LANを使えるようにすれば、なんとかなるんですが、あの大きさのマシンにマウスぶら下げるのも面倒なので、Bluetoothマウスを買うことに。
 ヨドバシとかでも、3,000円出せば買えるのだが、少々大きい。隣に、「ネットブックに最適」という小さいのもあるのだが、ちょいとお高い。ネットで調べると、とりあえずあきばおーに1,580円くらいであるらしいので、当座はそれでしのいで、落ち着いたら小さいのでも買うか、と思ってアキバをぶらついていると、週末のガレージセール状態で、なんだか「780円→580円」というおもちゃチックなBluetoothマウスを発見。残り1個だったので、迷わず購入。
 最初のうちは、ペアリングしなかったが、PMのBluetoothの中に、なんかマウスのアイコンがあったので、クリックしてみたら、無事に使えるようになりました。こうなると俄然、セットアップも快調で、OFFICEを消したにもかかわらず、使うかどうかわからないOptpixとかSYLKYPIXとかいれちゃったりして。
 で、それでも気になるのが、最初に買った液晶保護シート。ご存じのように、売られている「○○用」のシートは、その液晶よりも1ミリ程度小さく作られている。じゃないと、貼れないかららしいが、14インチのノートPCなら気にならない隙間も、PMの大きさで1ミリだと、死活問題的な隙間。そこにかかったものは異常にタップしづらいので、思い切ってばらして張り替えることに。
 かつては、Visor DeluxeやPrism、CLIE SJ-30、Palm m100なんかのPalm機、CASSIOPEIA l’agenda、この頃使っていたThinkPadなどは、対応のシートではなく、大きめのシートを買ってきてばらして液晶にあわせて切ったものを貼り付けていた。それからは、液晶保護意識はなくなったし、タッチする機械はDSとiPod touchくらい(DSはばらして貼ったが、touchはそのまま貼った)なので、ノートPC買っても貼らなかったのだが、PMはタッチしかできないから、貼っても過保護ということもないので、久しぶりにやってみた。
 5インチクラスなので電子辞書用なんかも調べてみたが、ネットブック用でそのものずばり、「タッチパネル用液晶保護フィルム」という名でバッファローコクヨサプライから5.6インチのが出てるじゃないですか。長辺・短辺ともに1センチほど切ればちょうどよかったので、そちらを購入。
 家に帰って、しらふの状態で、扇風機を当てながら、さっと貼ってみたが、今までのものより、断然貼りやすい。端に気泡がちょっとあっただけで、張り直しもしないで、ほぼ完了。気泡は押し出せば完成。今までの苦労は何だったんだ、と。ほかのにも貼ってもいいかな~と思うくらい。DSとか100円ショップのだから、傷が目立つのよねぇ。
 とはいえ、この方式だと、組み込んでからタッチの精度が落ちることがある(液晶の枠でつねに端が押された状態になったりする)が、PMの場合は問題なかった。まぁ、もともと精度に問題のある筐体だしね。
 ここまできれいにできると傷物とはいえ、愛着もわいてくるので、なんか持ち歩くバックとか買いますか。