たとえば、今回の件で「プロレスにさらなるかげりがでるのでは」と思う今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
プロレスリング・ノア(以下、ノア)の代表取締役社長でもあり、メインのレスラーでもあった三沢光晴が試合禍で亡くなった。享年46歳。プロレスを見始めたのは正味10年くらいだし、それ以前は子供の頃に、いとこが全日(土曜の夕方とかだったし)を見ていたなぁという印象しかなかったが、それでもここ数年は、ノアと大日、全日は見ていました(このうち、2つ終わっちゃったよなぁ)。
最初の頃は、それこそ日刊スポーツを端から端まで読んでいく中の1コーナー、という感じだったが、当時、大仁田厚が、全日や新日に対して、「爆破デスマッチで対戦しろ」という要望をぶち上げ、あまつさえ会場に乱入しているころだった。その流れの決着が気になったので、見ていると、東京ドーム大会で佐々木健介と戦い、その後本当に電流爆破デスマッチをやらかしたのだ。そこから土曜の夜はカーグラとプロレスを見ていたのだった。
新聞読みとしては、前後して馬場さんと鶴田さんの死去、全日の分裂などはリアルタイムで読んでいたが、アパートにケーブルテレビが入ってから状況が一変。いろいろチャンネルがある中、GAORAでGAEAジャパン(クラッシュ2000の頃)とかZERO-1の立ち上げなんかを見てたかな。とはいえ、徐々に団体が分裂しては淘汰されていく中、新聞で気になっていた2003年三沢・小橋のGHCを中継で見て、こりゃすごい、と。それから新日ではなくノア中継を見てました。
ここ1~2年は、あまり三沢選手の試合は放送されなかった印象もあるが、やはり大一番でのエルボー、エメラルドフロウジョンはすばらしく、また年末年始の日テレG+の大型放送も、毎年楽しみにしていたのだが、今回のニュースは、最初に見たとき、信じられなかった。橋本真也のときと同じように東スポで追悼連載してくれるだろうけど、とにかく明日の東スポは買うつもり。今日も、ネットで見たにもかかわらず、コンビニ3件回って日刊買ったくらいだし。
正直、試合を生で見たのは10年くらい前の大阪プロレスのワンフェス興行と何年か前にコラボ企画で全日を見る機会があったくらいで、後楽園も行ったことないし、週刊誌を定価で買ったこともないし、CSで契約することも先の年末年始くらいで、ファンとすらいえないかもしれないが、それでも寂しい。新聞買ってきて、読むでもなく、最初は何もする気がおきなかったくらい。これを書いてなんとか落ち着いた感じ。ともかく、ご冥福をお祈りします。