MMT in 勝沼・白州 2007

 たとえば、いつものことを少し手を抜いてやってしまう今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
 例によって例のごとく、秋の甲州ツアー開催。とはいえ、急な告知や三連休で忙しい(まとまった休みは別のことをしがち)もあって、参加メンバーは、第1回と同じくS氏とわたしの2名! というならきついスケジュールにしてみましょー。


 7日。朝7時チョイ前に起床、シャワー浴びて8時過ぎに出発、御茶の水で乗り換え、吉祥寺すぎたあたりで爆睡、しかし立川止まりなのでそこで乗り換えて高尾についたのは10時過ぎ。いったん出て京王ストアーで軽い朝昼食と水なぞを買ってホームで待つ。予定通り10:58発に乗り込み、しばらくしてから持ち込んだサッポロクラシックを飲む。しかし、播州ハムで買ったのは少し重いということであけないことに。
 12:10、予定通り勝沼ぶどう郷駅に到着。ただ、やはり快晴の観光日和に人数も多く、コインロッカーが開いてなく、2人とも「半分はロッカー入れるし」という感じで来ているのでもろに失敗。こっちはスーパーの袋だし。

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 とにかく荷物持ったまま、春のツアーでしかられた大日陰トンネルへ。しかし壁の蛍光灯はついているものの、天井の白熱灯はついておらず、あまり暗さは変わらないかも。汗を拭き拭きなんとか出口まで行くと、そこはただの案内所で特に試飲もできず、おっちゃんにいって、旧深沢トンネルのワインカーブをちょいと見学してそうそうに立ち去った。この時点で13:00。
 で、これからメルシャン行ってぶどう娘、見ましょーというときに、相変わらず交通量の少ない20号線でタクシーを待つ。これがまったく通らないので、大善寺にてタクシーを呼びつける。10分ほど待ってから5分くらいでメルシャンついて、さぁこれからというときには、すでに時遅し。ぶどう踏み桶は片付けられ、娘もおらず。しょうがないので、有料試飲で、おそらく初めての「樽だし」をいただく。ヌーボーといってしまえばそれまでだが、瓶詰めしていないフレッシュ感を満喫。30分ほどしてから、なんとか娘を捕まえて、S氏のツーショット写真を撮る(日中シンクロしなかったのでちょい失敗)。娘タイムは、12:30~13:00だ、忘れるな来年のオレ。

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 ここからはいつものように歩いて大和葡萄酒へ。まずはビールで乾杯し、新婚夫婦への贈り物を決め、自宅への買い付け分も発送してから、改めて新酒や新商品を試飲。巨峰ビール(まぁ法律上は発泡酒だけど)は、よくある「地元のフルーツ入れました系」のように「香りと飲み口はそうだけれど、後味が苦くてバランス悪!」というのではなく、もうフルーツのソーダのように飲みやすいので、オススメ。とはいえ、じっちゃん曰く、「果汁入れるバランスが、どっちが強くても商品としてはまずいから難しい」んだそうで。
 さて、本日のメイン・天空の湯までは、いつものようにシャトレーゼでアイス買って、原茂ワインの脇を通って、最後は山道をショートカットして行くわけだが、予想以上に早くついたのでよしとする。湯から上がっても17時半前。がんばれば、17:56発の列車に乗れそうなので、さっさと出る。
 やや早歩きで、なんとか間に合い、30分ほどで甲府駅に到着。ただ北口ロータリーは改装中らしく、コンビニ行ってタクシー乗り場に行くと結構歩く感じだったので、「水くらい、高くても自販機でいいか」と腹減っている2人(結局、上野原あたりで食べたっきり)なので、即タクシーに乗る。
 おなじみの湯村ホテルにチェックイン、荷物を置いて風呂にも入らずレストランで夕食。1時間半くらいいて、ワイン1本頼んで、部屋に戻る。(ワイン以外は)うまいのなんの。
 即、隠し湯に浸かって部屋で残ったワインを飲みながらDVD鑑賞。そして日付変わりそうなので、再度温泉へ。1時くらいにはそろそろ寝るべぇかと横になったら、すぐに就寝。
 8日。天気予報の通り、雨。7時に起床、朝風呂入って朝食。こちらもがっつり食べる。やることないので、早くチェックアウトしますか、という感じでタクシーに乗り込み、9時半には甲府駅に着く。09:48発に乗り込み、小淵沢10:27着。すぐにタクシー乗って白州蒸溜所に到着。
 受付すませて、見学もせずそのままバー白州へゴー。いつものように響30年から始まって、樽出しなどを思い思いにオーダーするのはいいのだが、だいたいの系統は飲んでしまった(ここにきて5,000円で買えるのとか、店でショット1,500円くらいのを飲むのももったいないので)ことに気づき、あまり長居せず4杯ほどでバーを出た。
 さて買い物タイムとしゃれこもうかとおもったら混んできたので、とりあえずレストランで時間つぶし。とはいえあまり腹はへってないのでケーキセットを軽くつまんで後にした。
 買い物は受付近くの第2ショップですることにしたが、その前に受付裏手でおじいさんとおばあさんがやっている出店を見て、漬け物を買うのが恒例なので、今年もミョウガやキュウリとカブの漬け物を買っていく。味が素朴で好きなのよ。さて第2ショップ。すいていたので、ゆっくりと見て回り、勢いで樽出し原酒15年のボトルをご購入。
 タクシー呼びつけて駅に戻っても12時40分頃。まだタモさんがテレビ出ている時間に帰ろうとするなんてという思いと17時台の特急まで待つのもしんどいので、小淵沢発あずさをキャンセルして甲府発かいじで席を探してもらうと、ずばりのがあったのでそちらにしてもらい、ここで駅弁とおみやげを買って小淵沢13:13発~甲府13:52着で移動、ビールを買って14:12発~新宿15:58着に乗車。駅弁食べてビールを空けてトイレ行って大月くらいで寝始めて、三鷹あたりで目が覚めた。小1時間眠れたのはよかったかも。
 S氏は一応事務所によるというので、中央線で移動、御茶の水で乗り換えて17時には家でシャワーを浴びていた、というまれに見る早いスケジュールだった。後で考えてみると、大和葡萄酒や白州蒸溜所では、文字通り確認の意味の試飲をして買い付ける感じになっていたのと、そもそも2人だしツインに泊まっているので、互いの様子がわかるので移動が早いということが原因かと。ほかのメンバーがいれば「楽しませよう」として、ちょっと変わったところとかも案内するのだが、今回はまったくそれがなかったのも要因。とはいえ、さすがにそれじゃ…というので、来年は勝沼をバラエティにさせていこうと思う次第。