たとえば、量を飲み食いできないことより、朝起きてすぐに食べられないとか食べてすぐに動きたくない今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
ぷち夏休み後半戦で、2年ぶりの北海道、札幌に限れば3年ぶりだってば。
夏コミや打ち上げの関係でまとまった夏休みが取れずに、結局「8月末の週末にしましょう」「んじゃ北海道で憂さ晴らしや」という感じで話がまとまった5月頃。2カ月前からチケットの手配をして、くそ暑いコミケを乗り越え、いよいよ今日から出発です! というときになってまだ仕事の終わる気配無し。飛行機はキャンセルしても半分出さないと行けないので、ノートPCに全コピーしてから出発。31日、18:15発、19:45着のANAに乗って、一路新千歳空港へ。
機内では、非常口脇の「一応なにかあったら手伝え、そのかわり広いぞ」という席で、シートベルトはずしてもいいよサインが出たら、早速空弁とビールです。けど、ビッグウイングでちょっと飲み食いしていたので、あまり入らない物ですな。
はてさて、時間通りに到着し、余韻もなくすぐに19:49発、20:25着の快速に乗って札幌へ。この日の夕食は、ホクレン直営の居酒屋へ行くつもりで早め移動。なんたって、じゃがバターだけで10を超える数が食べられるとあっては、行かないわけにはいかない。
とりあえず、さっくりとついて、さっさとそちらに向かう途中にケータイで何度かかけてみるも、いっこうにつながらず。オフィスビルの地下にある店に直で行くと、それほど混んでいる、というよりはどちらかというとすいていたので、待ちもなく素直にテーブルへ通される。空港では、店を見る余裕もトイレに行く時間もなかったので、ここで初クラシック。フードはもちろん、じゃがバター(とりあえず最初なので、食べたこと無い種類を8個)。まぁほかに頼んだものも野菜は全般においしく、値段の割にはおいしいし楽しめる店であった。
ラストオーダーから、最後の客になるまでいて、22時過ぎにチェックイン。荷物を置いてから飲み物を買ってないのに気づいてすぐ下のコンビニでお茶を、ついでに北海道限定なので、アサヒビールの「北の職人 長熟」を購入。今夜の仕事を0時に終わらせてからメールのデータをコピーしていなかったのに気づく。再送してもらうようお願いしてから、シャワーを浴びて、本日の日程終了。早速、先ほどのを飲んでみたが、ビールの値段で発泡酒のお味。確かに、夏に行った奴から「まずい」とメールが来ていたような…。
1日。8時半に目覚めて、少しお湯を張って浸かってからロビーで朝食サービスのパンをがっつく。10時前に出て、旅のメイン・余市蒸溜所へ。途中、札幌駅構内の土産物屋で謎の行列を発見。聞くと「じゃがぽっくる」待ちらしい。こちらは関係ないので、さっさと改札して10:25発、11:06着の小樽行きへ。10分くらいあったので、ビールとつまみを買ってゴー。しかし始発ではなかったので座れる感じではなく、ドア前に陣取って乾杯。
小樽について、とりあえず三角市場でおみやげ購入。少し味は薄いが安かったのでホタテのカイヒモなんかを持ちながら、列車がないのでバスに乗っていくことに。11:40発、12:20着くらいで余市に到着。余市では、カキザキ商店で飯でも食いましょうや的な話をしていたが、行列ができていたので、あきらめて先に蒸溜所見学に。
しかし見学コース自体もお昼休みだったので、しょうがなくぶらぶらと撮影しながらレストランまで来たが、あまりぱっとしなかったので、そこでは食べずにリタハウスでスコーンセットでまったり過ごす。それから、試飲コーナーで水割りを、おみやげコーナーで限定ウイスキーなどを送ってから、メインの有料試飲へゴー。
サントリーと違って、ニッカの有料試飲ゾーンは、原則立ち飲みだが、安い印象がある。今回も、原酒12年を5フレーバー用意して売っていたが、それの試飲セットが1,900円。ほかにもこの前出た物やライトな物を4種類くらい頼んでも4,000円しなかった。
果てさて、お気に入りの1杯を選んだら、再びおみやげゾーンで購入タイム。結局、先に送ったのも含めて5本も買っていた…。
あらかた酔った後、カキザキ商店に戻って昼飯。貝の乗ったどんぶりとタラ汁をチョイス。こういう旅をしていると、暖かい汁物がほしくなるのである。確かに安いが、もう少しびっくりするくらい乗っていたらおもしろかったのにな、という印象。下でちょいと買い物してから、余市17:44発、18:13着の列車に乗っていく。再び小樽で外に出て構内のおみやげ屋をぶらぶらしてビールを買ってから、18:34発、19:06着の快速に乗る。初めて列車で座れた感じ。
ホテルに戻ってからとりあえず荷物を置いて、さっくりシャワーを浴びてロビーに集合。目の前にいたタクシーに乗って、サッポロビール園へゴー。しかし3年前に来たときから、だいぶ変わっていて、確かに前回行った後に、ちょいと古くなったビールを出したとかで営業が変わったり、日ハムの二軍練習場を作って人を呼びましょう的なことを見聞きしていたのだが、あれほどの変わりようとは…。なんだか浦安とか幕張とかのショッピングモール的な感じを覚えた。
とはいえ、出てくる物は、ジンギスカンとクラシックなので問題なし。ちょうど入ったあたりから飲み放題時間が終わるあたりでラストオーダー。しかし、食べられなくなったなぁ。最初のジンギスセット以外では、サラダとソーセージ、追加の肉・野菜くらいだものなぁ。ラムだけ3枚も頼む恐ろしい食べ方はもうできないんだろう。
おとなしくタクシーで帰ってから、メールの再送分が届いていたので、仕事して結局この日も日付がかわる頃。お湯を張っていたので、熱めのを入れて、浸かってから就寝。
2日。腹減って、またぞろ8時半に起床。昨日のお湯にさらに熱めのを入れて浸かる。9時過ぎにロビーにいったら、ちょうど女子マラソンのラスト5kmくらいで、見ながらパンをかじる。なかなか降りてこないので、コーヒー飲みながらメールのチェックと軽い修正を終わらせて、機械類は全部鞄にしまい込む。本日のメインは、札幌ドームで対ホークス戦。
で、同行者がクラシックを実家に送るというので、駅前の百貨店群を探そうとなったが、目の前のビックカメラを見て「とりあえずあるんじゃない?」的に見てみると、ずばりおいてあった。しかも、2ケース以上で全国送料無料(偶然にも2日までのキャンペーン)なので、各自早速発注する。ついでにポイントカードも作って、後で合算させるというせこさ。2ケース買っても9,000円切ってるのなら、発泡酒並の値段だものね。
ここから、地下鉄東豊線で福住まで出てイトーヨーカ堂で飲み物買って、札幌ドームを目指す。弁当買って席に座ったはいいものの、なかなかクラシック売り子がやってこない。というかそもそも3人くらいしか見かけない。しょうがなく黒ラベルでつないで、タバコ吸いにいったついでに買ってきてもらったりしていたが、どうにも眠くてしょうがない。記憶が飛びそうになりながら、9回裏、ファイターズ工藤のサヨナラで大盛り上がり。混んでいる中、トイレ行ってゴミ捨てて、「近そうだからクラークさんでも見に行く?」ということで、駐車場つっきって行ってから、「バスであと3つくらいあるよ」というので引き返す。だいぶすいた中、再び地下鉄で戻る途中、わがまま行っていつも行くラーメン屋に寄ってもらう。しかし、メニュー編成が変わってしまって、実質値上げしていたのが残念。前は3玉くらい入っている大盛りを汗を拭き拭き食べるのがおもしろかったのに…。
歩いて札幌駅まで戻って荷物をピックアップ、18:40発、19:16着の快速に乗る。やっぱりクラシックを飲む。
最初の話では、新千歳で食事でもしようかと思っていたが、先ほどのラーメンもあるし、お店がどんどん閉まっていっているので、結局おみやげを買っただけでチェックインして、中でちょろっと飲んで21:10発、22:45着のJALに乗る。初めてJシートにしたが、プラス1,000円ならいいかも。座るのが楽だったので、買ったビールも飲まずに終わってしまった。
と、まぁ、なんの(旅に関しての)トラブルもなく無事に終わって、今自宅には、ウイスキーが4本、梅酒1本、クラシック2ケースが、あけられるのを待っている状態。とはいうものの、まだ春の白州はまだしも、去年夏の宮城峡のもあるんだよなぁ…。