たとえば、お日柄もよい3連休で式を挙げるカップルはどれくらいいるんだろうかと考える今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
11月3日。知人の結婚式があった。2組も。家から見ると同じ方面で時間もずれているから、渋谷時代の同僚の方は顔を出して挨拶する程度にして、高校時代からの後輩の方に出席する。
んで、9月の給料からちびちびと繰り越して、3年ぶりにクローゼットあけて紺スーツを確認するとなんと夏物。買い増しですか?という勢いで近くの紳士服ショップを検索、10分くらい歩いていったところにあるらしいので、そこで10年ぶりくらいに自腹でスーツこさえる。シャツやネクタイも明るい色のを買って、結局靴と靴下以外は全部新調した(まぁ靴は今どき靴墨とブラシで念入りに磨いて靴ひもを代えたからなぁ)。
しかし10月下旬から無駄な倦怠感と3日おきくらいの頭痛で「こりゃ熱でてるな」と葛根湯を常飲。そして前日の木曜は、朝は事務所でサンドウィッチ、夕方からお客さんくるというので軽くおにぎり2個、そして夜はお客さんとビールを3杯。金曜付の仕事がこぼれていたけど、なんとか3日の1時くらいに片が付いたので安心して寝る。
式の当日。7時に起きて、ログの整理だなんだで8時に出る。食べるものがなかったので早めにでて現地のマックあたりで食べるつもりが吉祥寺駅前にはらしい店は見あたらず。駅ナカのベッカーズで胚芽サンドなどをぱくつく。ホテルについて新郎に挨拶して、もう1人と合流してから「まだ1時間あるからコーヒーでも」となって、外にあるドトールで再びパンをぱくつく。だらだらとしゃべってから11時前に立川に移動開始。
11時半頃に立川到着。ホテルに移動してロビーでぐったり。集合時間に式場前へ移動すると、ちょうどチャペルへの移動を開始(チャペルで挙式、上のフロアで披露宴の段取りだった)していたので、その列に並ぶ。神前のはそれこそ20年以上前に参列したことはあったが、教会でやるのは初めて。意外とさくさくと進むのね。
式場前に戻ると「準備をしておりますので、冷たいお飲み物でもどうぞ」と用意されている冷たい飲み物を飲む。なぜか水割りがあるのでそれをチョイス。ここからスタート。カクテルもあわせて都合6杯ほど飲んでから着席。シャンパンで乾杯、ビールをがぶつき、ワインとシャンパンをお代わり、ついでにビンごとおいていってもらうと、お色直しの新郎新婦が再入場。しかも新郎は、球場にいる売り子のビールサーバー背負子を担いで各テーブルを回ってきたではないか! ピッチャーに4割ほどそそがれたそれを片手にがぶがぶと飲む。そのあたりから記憶があやふや…というかまったく覚えてないのですが、デジカメにはその後も写真ががしがしとたまっている。ちゃんと絵作りしているのがにくい!
なんて浮かれている訳もなく、気づいたら八王子で寝ていました。しかも21時前。式が13時半から始まって、後から聞いたら16時過ぎに終わったらしく、まともに歩けないのを担ぐように送ってもらったらしい。上を脱いだにしろ、スーツのままぐでぐでと寝込んでて。二次会が設定されていたにもかかわらず、羽目を外しすぎ。
途中、メールをくれたあたりで一応目が覚めたのだが、もう全く動けないし、声も出せない。さすがに明け方にのどの渇きで目が覚めたが、相変わらず動かそうにも動かないので、そのままうとうととする。
土曜の9時前に起きて、『おとぎ銃士 赤ずきん』を見つつ、なんとか体が動くようになってからトイレ行って顔を洗って、デジカメのデータをコピーしつつ、なんとか移動開始。新居が近いというので、差し入れもってゴー! けれど当然まだ戻ってきておらず、そのままファミレスで飯食って八王子を発つ。けれど途中で乗り換えるのが面倒なので、高尾まで行って座り、さらに三鷹で総武線に乗り換え。やっとこさ15時半ごろに本八幡到着。もう着替えてシャワー浴びてやっと人心地ついたところで眠気が襲ってきたので寝る。次に目を覚ましたのは21時過ぎで、だらだらとアニメを見て、4時過ぎにやっと眠くなってきたので就寝。これで結婚式シリーズは終了。
もう招待状もらってからこちら、新郎新婦にとって晴れ舞台なのはもちろん、招待されたこちらも相応な祝福をしなくちゃならないのに、飲んだくれて二次会ぶっちという大人として恥ずかしい結果になってしまいました。前から「酒でしくじったら、身の回りの耐久消費財を買う」ことにしていて、そのルールで2年半ほど前に腕時計を買ったわけですが、偶然にも今回、「スーツに、くたびれたG-SHOCKじゃないよねぇ」とそれをつけなかったんですな。見る度に戒めていたアイテムがないわけで、こりゃもう酒でしくじる訳ですよ。確かにここんとこ体調悪かったですけど、それにしてもテンションあがっていたから、食べてないのにおなか減る感じが無かったから羽目を外してしまって。こちらから言う言葉じゃないですけども、超好意的に考えて「記憶に残る結婚式」だった、と思っていただければ。そして末筆ではありますが、成広くん、かおりさん、ご結婚おめでとうございます。