謹賀新年

 たとえば、「一年の計は元旦にあり」というが新年早々コンビニで買った弁当と年越しそばの残りを食べるようなオーバーカロリーで怠惰な生活が今年デファクトスタンダードな今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
 29日にちょろっと事務所作業して前日夜に急に決まったY君との夕飯にS氏も参加するというので、飯田橋のちょっといい店をコンボ。
 年取ったせいか、昔のようにバカみたいにビールをがぶがぶ飲むというのはなくなり、ここんとこ日本酒が来ているらしい。きっかけは、夏の北海道旅行復路で立ち寄った仙台での一ノ関。続いて9月の清水町ツアー復路の福井で買ったひやおろし(銘柄失念)。家でちびちびやっていた(ウソ。一ノ関は小瓶なので1回だった…)が、それ以後居酒屋でも1杯飲んだりしている。2003年の焼酎ブーム、2004年のモルトブームに続いて2005年は日本酒ブームと位置づけられよう。俺の中で。
 そんな感じなので、当然つまみも「チーズ、揚げ物」ではなく、「刺身、漬け物、炙り焼き」なんて感じである。はしごして2件目は、1品1,000円がざら、という炉端焼きだったが、あれは値段なりだよ。うまかったし、酒も奇をてらって無くてよかった。
 んで本八幡に戻ってY君に「そーいや、この前のカラオケで『アイスキャンディ~』とか熱唱していた歌ってなに?」と聞かれたので、「ああ、あれは『かみちゅ!』のEDだよ、見るかい?」ということで鑑賞会。しかし『かみちゅ!』の1話ってちゃんとOP・EDが流れないので、失敗だった。と思ったら、もう寝てやがった。
 明けて30日。なぜか10時くらいに目が覚め、あまりにも早いってんで、『水曜どうでしょうClassic』からサイコロの旅3後編を見せる。面白さがわかったみたい。そりからコミケにいって、知り合いのブースに差し入れ、それで別れて西の知り合いブースに差し入れたところで帰路についた。そう、完全に企業ブース無視である。たぶん、晴海の新館階段の踊り場にFXのブースができてからこちら、企業ブースには一応足を向けていたのだが、初めてである。1開催で1日もカメラを持って行かなかったのも、何年かぶりのできごとだし。
 31日~1日は録っていた番組を見まくり。ただ元旦の朝は、日刊スポーツの元旦特別号を買いにコンビニへ行くのが習わしなので、へこへこと出かける。弁当買ってきて冒頭のようにいきなりオーバーカロリーで過ごしてから、小川・吉田戦を見る。小川の言動はプロレス的で、吉田の対応は格闘家だった。いくらなんでも11年以上の因縁が1戦で解消するわけがなく、おそらくどちらも本当に「接点が無かっただけ」なんだろう。それをおもしろおかしく…むしろ視聴率用に…盛り上げた結果、それに乗ったのが小川かと。わざとぶっきらぼうなインタビューだったり、公式会見に遅刻したり来なかったりして。それで勝てば手をさしのべて、巻ければあんなことを言えば、悪者にはなりづらいかっこうに仕立てて、「ハッスル」と言えば完璧であり、それをやってのけた。批判するつもりはなく、むしろこれで「ハッスル」を気になっても、いかんせん地上波でやらないから、普通の人は見るすべはない。会場に行くほどコアじゃない人をどう取り込んでいくかが大事かと。
 年末でいえば、30日深夜にテレ東で女子プロの自主興行を放送していた。少しカットが多かったのと、やはり場数がないので、試合の実況に終始していたのが残念。まぁ若い選手、初対戦がおおかったので、因縁めいたものはなかったろうし、ジャガー横田もデビル雅美もそんなドロドロしたものは提供したくなかったのだろう。
 まぁ、そんな感じで今年もよろしく。