たとえば、いくら高いといっても材料費考えたら買った方が安い今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
iPodのビデオケーブルに引き続き、クレードルを作ってみた。miniのころもクレードルを買ったはいいが、ケースつけっぱなしだから結局使わなかったが、今回は毎日のデータ持ち出し用で自宅と事務所のPCにつなぐことがあるからで、いくら両方にケーブルがあるとはいえちょっとねぇ…というのが発端。
んで純正の値段を調べると、今出ているリモコン対応のが4,500円くらい、photo時代のものでも3,000円台半ば。コンパチケーブルが530円で買える現状では、かなり高いので躊躇していた。
たまたま、CLIEのクレードルにおいてみたら幅といい、厚さといい、コネクタの位置といいちょうどぴったりだったわけです。それでアキバで探してみたものの、さすがにCLIEのクレードルで1,000円切るのはなくて、ハンドヘルドザウルスのが760円で出ていたわけで。千石でミニUSB Bタイプの基板用コネクタが200円、してDOCKコネクタは家に転がっていたマンガンではまったく役に立たないTUNE JUICEをバラして流用した(ちなみに、アルカリでは役に立つので悪いのは製品ではなくオレ)。
はてさて材料がそろったところで今回の術式は、単純に「クレードルに元々あるコネクタを取り、DOCKコネクタをつけそこからUSBコネクタに配線する」だけ。ザウルスクレードルをばらしてDOCKコネクタを当てては削り、削っては当てを繰り返し、適当に配線をハンダ付けしてDOCKコネクタを組み立てててクレードルにホットボンドでくっつけ、元からあった基板の部品をとっぱらい、ミニUSBコネクタをハンダ付け、DOCKコネクタからの配線をハンダ付けして終了。だいたい2時間半くらいかかったが、無事に当初の目的達成。
なお、DOCKコネクタについては、wikiPodLinuxを、USBコネクタについては、USB.ORGを参考にした。