たとえば、とかちに乗って差し込まれているパンフレットの「ワゴンサービス」を「ワインサービス」と読み間違える今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
唐突に始まって終わった、夏の北海道シリーズ。その全容を明らかにするべく、記憶をひもといてみた。
7月29日。新宿で飲んだ際、「来週から北海道っす」という話を聞く。
8月上旬。連日のように、「いまここっす」「うまいっす」という写メが届く。それまでは、コミケ明けにどこかいく算段ではあったが、それを見させられては、「北海道行くしか」とならざるを得ない。で、一度、資金の面で断念しただけに、普通に飛行機なりJRなりでは行けないのはわかっていたので、いっそフェリーだということで、空席状況を調べる。そうしたら、ちょうど日程的にあう、八戸~苫小牧の往復が空いているので、そのまま予約の電話を入れる。
11日。コミケ前でバタバタしつつ、順調に食料を消費していく。ついでに、坐・和民で飯→近くの立ち飲みで記憶をなくす。
12日。頭痛いまま、コミケの取材。昼過ぎに出て、仕事。それからアキバに出て、はなまるうどん→万世の立ち飲み。
13日。全日フリーなので、洗濯とか荷物の整理、ビデオ予約の最終チェックなどで1日過ごす。
14日。コミケ取材。結局、知り合いブースの撤収を手伝って18時近くなって解散。そのままりんかい線で新木場、有楽町線で銀座一丁目に出て、銀座ライオンに入る。ラストまで4時間くらいいる。当然、家に着いたのは日付が変わる頃。
15日。朝3時くらいに目が覚め、スポーツドリンクをがぶ飲み。結局寝られず、シャワーを浴びて4時半前に出る。それからは、リアル更新のように、本八幡発4:39、秋葉原着5:05・発5:05、上野着5:09・発5:10、宇都宮着6:51・発6:58、黒磯着7:48・発7:53、福島着10:08・発11:00、仙台着12:12と乗り継ぐ。途中黒磯でパンと新聞、福島で外に出てスーパーで見切れ品のパンを購入、待合室で食べながらblogの画像ファイルを差し替え。仙台では土産物を見つつ、結局牛タン弁当と豚焼弁当を購入。
それから、仙台発12:40、一ノ関着14:23・発14:57、盛岡着16:26・発17:06、八戸着18:58と移動。一ノ関駅で、牛タン弁当を食い、八戸に到着して、とりあえず目の前のコンビニでおにぎりを購入。そのままタクシーで八戸フェリーターミナルまで移動。
フェリーターミナルには20時前に到着したので、とりあえずの乗船手続きを終えて、2階の待合室で豚焼弁当を食べる。このフロアには無線LANが入っているみたいなので、接続しようとするも、うまく行かず。結局、2時間くらいあくので、食堂でラーメンとさきほど買ったおにぎりを食う。そして外に出て写真を撮ってぼーっとしているウチに、乗船できるようなので、列に並ぶ。
フェリー自体は、3時間程度のやつは1回乗ったことはあるが、これほど長いのは初めてなので緊張していたが、帰省シーズンということもあって結構混んでいた。普通の客室ではなく、解放された展望室に寝させられたので。というところで、携帯の電池が切れたので、乾電池に接続して就寝。
16日。時間通りについたので、とりあえず写真撮って、ガラナを腹に入れる。市街行き臨時バスが出ていたので、それに乗車。駅前に着いたのは7:15頃。何もやってないので、駅のロッカーに大きいバックを入れて、7:30にあくというドムドムにて時間つぶし。
1,200円くらい食べたところで、9時になったので駅前のダイエーで薬や食料の調達。10時も回ったので、丸井今井でどうでしょうグッズと家主さんへのおみやげを購入。そのまま駅の反対側にある、イトーヨーカ堂と長崎屋を見るがぱっとしないので、イトーヨーカ堂に入っているベスト電器にて、携帯をコイン充電に放り込む。ダイエーに戻って、クラシックのお中元を自分宛に発送したところで、所持金が4,000円しかなくなった。しょうがないのでセブンイレブン目指して歩いていくが、途中の郵便局で「どうでしょう本」を自分宛に発送。EXPACK500はこーゆー時に便利。
して、15分くらい歩いてセブンイレブン発見し、IYバンクでおろしたところで、「IYって、イトーヨーカ堂じゃん」と気づく。オレの30分を返せ、と。急いで駅に戻って、バックを出し、ベスト電器で携帯をピックアップして、なんとか、苫小牧発12:21に間に合った。ここから、南千歳着12:43・発13:15、十勝清水着15:16と乗り継ぐ。南千歳~十勝清水は特急とかち号。座ってすぐに、鮭飯とクラシックで乾杯。
しかし前に座っていたガキがうるさいのと、後ろに座っていた容疑者の搬送(2列・2列なら窓際に容疑者、両方の通路側に刑事と座るのが普通。手錠をかけたのを隠しているのと、腰ひもが握られているのを確認)があって、心おきなく眠れなかったのは想定外。
予定通り、十勝清水駅に到着後、役場まで歩いていって、住民票をゲット。地域外の場合は、広域交付といって普通の手続きではないので、住基カードがあったほうが早いかも。10分近くかかるし。
外に出て記念撮影して、清水寺とか清水神社を見て、駅に戻る。auショップがあったので、カタログをもらって、隣に併設してある生協系スーパーで夕飯とクラシック。駅の待合室で飲み会。
十勝清水発18:39、新得着18:50と移動して、駅のロッカーにでかいバックを入れ、スーパーで夜食の調達後、駅前の銭湯で一休み。出たり入ったりして小1時間つぶしても、20:30くらいから待合室で待ち。結局23時頃に事務所が閉まってから横になって、新得発2:37のまりもまで寝る。つもりが、ちょっとした音で起きてしまうので、累計1時間半くらいしか寝てなかった。
17日。やっとこさ電車が来たので、乗車。しかしオレの座席のところを回転させて足を伸ばして寝ている奴が居て、しょうがなくその通路側に腰を落ち着ける。けど、もしかしたら誰かが乗ってくるかもしれないので、落ち着いて寝られず、車内でも累計1時間半くらいしか寝られず。
釧路着5:45・発5:59、浜小清水着8:52と移動。さすがにこのころになると、尾骨が痛くなるのと、14日から続いていた背中のハリがひどくなってきたので、ほとんど寝られず。無事に駅に着いて、記念撮影してから、目の前のバス停を見ると10分くらい前に出ていた様子、しかも次のバスは11時台と到底待つわけにはいかない時間なので、一応歩いて行こうとする。しかし、「小清水まで約8km」の看板を見ると、走ったって1時間で行けない距離を往復して、10時過ぎに戻ってこられる訳がないので、役場に行くのはあきらめる。帰りしな、線路をまたいでちょろっと行った先で、オホーツク海を眺める。
戻ってきて、併設しているスーパーで、日落ちした弁当とカラアゲ、クラシック、「こしみず」ブランドの冷酒などを購入、店先で食う。そこから浜小清水発10:24、釧路着13:17と移動して、釧路フィッシャーマンズ・ワーフMOO内にある釧路霧のビール園にてジンギスカン食べ飲み放題をチョイス。しかし15時で締まるとのことなので、1時間ほどしか居られなかったから、肉2皿、野菜2皿、ビール3杯で撃沈。どうも1皿2人前ベースなのかも。
おなかいっぱいのまま、コンビニでアクエリアスと携帯用充電器(どうも、持って行った9V角形タイプはアルカリじゃないと充電できないことと、アルカリの角形電池はコンビニレベルではなかなかおいてないことから、買い換え)を買って、駅に戻る。待合室では駒大苫小牧の順々決勝をやっていて、ちょうど終わった時間なようで、結構沸いていたのが印象的。
とりあえず、釧路発16:18、南千歳着19:42のスーパーおおぞらに乗ったが、先ほどの半生ラム肉のせいか、小清水の日落ち弁当のせいか、急に下痢気味。うかうかできない状況で1時間くらい。出すもの出してからはゆっくりと寝られたからいいものの。
南千歳発19:54、苫小牧着20:15と移動したあたりで、発熱にも似た頭の痛みと身体のだるさを感じ、再び駅前のダイエーにて、軽食をとって薬を飲んでゆっくりする。駅に戻って東スポを読みつつ時間をつぶし、21:52発のフェリーターミナル行き臨時バスに乗り込む。
ターミナルに着いてからは、多少身体も余裕が出てきて、乗船してからすぐに横になり、毛布の貸し出しを受けたら、即寝たのはいうまでもない。
18日。いよいよ最終日。寝る前には「翌朝、調子悪かったら八戸から新幹線で帰るか」と思っていたが、ただの寝不足だったらしく、普通に動けるので、駅行きのバスにのり、本八戸駅まで移動。駅でおにぎりと仙台までの新幹線の乗車券を買って本八戸発10:26、八戸着10:36・発10:54、仙台着12:22と移動。ヨドバシにてiPodの乾電池アダプターを買って、充電。知人などへの土産物を買って、東北本線で帰ろうかとも思ったが、案外乗り換えが多いので、常磐線をチョイス。仙台発14:15、いわき着17:12と移動して、すぐの連絡に乗ればよかったが、腹が減ったのでいったん出て、マックで昼飯。よく考えたら八戸のおにぎり、車内での地ビール以来だもの、そりゃ腹も減るって。
で、いわき発18:36、上野着22:26・発22:31、秋葉原着22:34・発22:36、本八幡着23:00と移動して、今回の全日程を終了した。
見ていただくとわかるとおり、今回は「泊まらない」をテーマにしたが、行く前からの背中のハリと途中の寝不足による体調不良が影響して、本当に「いっただけ」の旅となってしまった。それに、9V角形電池の入手困難さと携帯のバッテリー切れの早さが足を引っ張った気はする。しかし、auのezナビゲーションやGPS機能には本当に助けられたので、そこらへんを次回への検討課題として記したいと思う。