たとえば、テレビから何気なく流れてきた曲に耳奪われる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
何気なく見ていた番組とか見ている番組のテーマソングになったりとかで、CDを買うことがある。最近だと「saku saku」でPVが流れていた一十三十一の「GO NO GO」とか、寝る間際にチャンネルを変えていたらたまたまやっていたBSフジのライブ番組で見たPE’Zとか。古くは「東京の夜は七時」のピチカートファイヴとか、「サンシャインロマンス」のオリジナルラブとか。それでも、ここんとこ長く聴いているのは、capsuleだろう。
最初は、高円寺時代にMXTVの「テレバイダー」をおもしろがって見ていたら、そのエンディングで流れる「東京喫茶の午後~、東京喫茶へ行こう~」という突き抜けた声に惹かれた。たまたま後期ピチカートの楽曲単体のアクが強かったこともあってか、その歌を買い求めたわけだ。といっても、レーベルがヤマハミュージックということもあって、アキバでも結構探したわけですが、なんとか出始めのアルバムをゲット。それ以来聴いているわけですな。「レディメード」(意味は違うけど語感的に)で「女性上位時代」から「東京の夜は七時」と歌ったピチカートの渋谷系を離れ、あくまでポップに「東京喫茶」から未来の宇宙へ飛び立ち、そこで「キューティー」な「オンナノコ」を歌っているのは、やはり影響があったのだろう、と勝手に思っているわけだが。しかし、思い起こせばピチカートにはじまり、PSY・Sやcapsuleと、「女性ボーカル+男性」という2人組ユニットをずいぶん長いこと聴いてますなぁ。