ゲームショウ

 たとえば、今回のゲームショウより先日のGGF学園祭のほうが枚数撮っていた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
 事前の予想とは裏腹にニンテンドーDSの実機展示がなく、PSPに話題持って行かれすぎな今回のTGSでしたが、それにしても「史上最大の出展社数」とか行っていた割に、壁沿いに1コマブースとかが多くて、「資金力による徒党を組んで、メガブースで勝負」という印象を受けました。それを象徴するかのように、サクセスのソフトはコナミブースで展示されケータイコンテンツは独自ブースを持っていて、そのコナミの隣にはハドソンブースがくっついて…といったところが多かったと思います。というか、わざとブースの区切りをあいまいにしていて、気づいたら違うメーカーだった、というのが多々ありました。
 その中でも独立系で気を吐いていたのがサーバーフロント/ジェネックスブース。ガイナックスのPCタイトルをPS2などに移植するほか、「プリンセスメーカー4」にあえて赤井孝美ではなく、天広直人を起用、ついでに声優は水樹奈々という至れり尽くせりなソフトを来春発売するという。だって、雛子を育てていったら咲耶とか春歌、千影になるんだよ。で、声が亞里亞。たまらんでしょ。
 あと「てんほ~牌娘」では、高橋美紀、こおろぎさとみ、生天目仁美のイベント(25日)、もおこなわれていて、「そーいや、最初にTGSで写真撮ったのって、スーチーのイベントだったなぁ」と感慨がありました。
 ちなみに、当時「教えて森田さん」などでおなじみの森田氏は現在サクセスの広報担当だったりします。

▲その「てんほー牌娘」のブースコスプレイヤー。遠目に見ると、ミュウいちごに見えるが、よく見るとかわいい。

3連休は飲みまくり

 たとえば、会場の熱気でシャツ全体の色が変わるくらい汗をかいた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
 金曜日。唐突にS氏から電話があって夕食。男が集まって「夕飯でも…」といって飲まないわけはないので、手伝いできていたHくんともども上野にできた「坐・和民」に。フードやドリンクのメニューは、だいたい和民と同じだが、季節モノメニューが1枚追加されていたのと、全体的に落ち着いたインテリアでのれんなどもあり、最近はやりの個室創作和食居酒屋テイストだった。創作和食ではないので、ランクはかなり上ですけどね。
 で、Hくんが「ウイスキー飲んだことないんですよ」というので、なじみの白札屋に繰り出すが満席。しょうがないので、「以前来るつもりだったが休みだったので白札屋にした」というバー・侍に行く。しかし、そのメニューにびっくり。響や竹鶴といった各社最高級ブレンデッドの21年ものなどが普通においてあった。もっとも2~3,000円していたが。
 普通のモノをロックで頼んだところ、製氷皿ではなく手で砕いた丸い氷で来た。こりゃ本格派だわ。で、締めにジンリッキー頼んでお開き。
 やっとこさ本命の白札屋に到着。電車の時間もあるので「1時間ね」ということで、ハイボールを2杯ほど。さっくりやって出た。
 土曜日。S氏の仕事がらみで飲み会に、枯れ木も山のにぎわいで参加。じつはこの店、この飲み会用にロケハンしていたところ、「最初に目星付けていた店は休み」「2件目は、おしゃれすぎてもったいないという判断」ときた3件目で発見した店である。ところがビンゴ。ビールはエビスが標準(というかそれしかない)、ソーダもちゃんと効いていて、サカナは身が締まっていてうまかった。なので、コースだからあまり堪能はできなかったが、みんなの「うまい店」リストには入ったと思う。
 で、二次会。こちらも焼酎のうまい個室居酒屋系に行こうとしたが、なんと社員研修で休み! つーことで、近場のビールバーになだれ込む。1人4,000円近くはいったと思うが、ビールで「味は濃いめで」とか「フルーティな奴」とかいうとチョイスしてくれるソムリエがいたのには感動。
 日曜日。前々からいっていた「ワールドクラフトビアーフェスティバル」にS氏と行く。前が押したが、18時には入れたので「なんだー、2時間もいられるじゃん」と楽天的な考え。しかし、地ビールなので、がんがんに冷やさず、あまつさえ発泡の少ないとかない奴とかが多いので、10種類を越えたあたりから、お互いやばい情況になってきたので、退席することに。ビールでやばくなったのは久しぶり。
 なんか座って食べようというので、高田屋でウーロン茶からスタート。一盛り食べてなんとか落ち着いたから、ソバ焼酎のソバ湯割などをいただく。しかし、頼んだのが来ないので、予想よりはるかに長居に。なんとか日付変わる前に家に着く。
 月曜日。GGF学園祭の取材で直行。珍しく15時にイベントスタート。予想では「16時半か遅くとも17時には…」と思っていたら、17時をまわって、やっとアンコールが終わった。しかも空調かからなくて、汗だくでしたよ。取材していて汗が垂れるっつーのは滅多にないからねぇ。
 さすがに、事務所サーバーのメモリー増設という話もあったが、疲れていたのと例によって中腰撮影で足が筋肉痛なので、そのまま帰らしてもらった。
 が、撮影画像見ると、白飛びが多いんだよねー。確かに1段上げていたけれど、普段はそれほどでもなかったのに。ホワイトバランスを太陽光ではなく白熱灯にしておけばよかったかなぁ。

「ステディ×スタディ」

 たとえば、久しぶりにゲームをしたら、ピックアップが弱っていたのかムービーシーンでがたがたと上下に揺れるのは、やっぱ寿命?という今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
 ちょっと時間が空いたのと、土曜は午後からでいいからというので、久しぶりにゲームをやった。先日、発送が遅れた「ステディ×スタディ」である。
 一番最初は、ソフトバンクゲームズのサイトでムービーを見て「なんて細かい作りなんだ」と思ったところから。買おう、買おうと思いつつ気づいたらもう夏だったという話だ。で、期待しつつやったのだが、んー、舞台をリアルに作り込んだわり(製品版ではぼかされていたが、サンプルムービーでは地下鉄の入り口シーンでは「千代田線」の駅名がばっちり入っていた。まぁ、マークが変わったからかもしれないが)には、着ている服の違和感が凄いあった。
 そもそも、7月くらいから11月までの話なのに、最初のシーンからボレロを着ているヒロイン、長袖カーディガン着ているヒロイン、合い服(長袖のブラウス)のヒロインが同一画面上に出てくる。少なくとも合い服、普通は半袖ブラウスだろうよ。夏休みの部活シーンでも普通にそのままの格好だし、休日にもその格好でぶらぶらしてエンカウントする。演劇部の稽古なのに制服着たままだし(せめてボレロは脱ぐだろ)。絵の描き方とかムービーのできとかは及第点なのに、服の印象でマイナスでした。アドベンチャーパートにムービーがカットインする手法もやるドラっぽくてなつかしいんだけれど単純に空を数秒出して終わりとか、「あれから僕は前向きになった」というだけのエンディングもどうかと。
 もったいないなーというのがプレイ中からの感想でした。