たとえば、1996年のLibrettoからこちら、モバイルという単語に弱い今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
なんかの買い物ついでに、ふらりとソフマップに寄ったら、NECのモバイルギア・MK-32が9,799円で売っていました。そう、DOS版のモバギ最終形態のやつです。
1996年のLibretto発表、その年の瀬に20を衝動買いしたとき「携帯電話用のカードも一緒に…」といったので、なんか「外でつなぐ」ことに執着心すらあるんじゃないか、という気もしますが、ほぼ同時期に、DOSベースのモバギにもホレたんですね。なんせモデム内蔵で乾電池で動いて、いろいろやるとDOSになるっつーのに。同時期に富士通のIntertopとか、SHARPからはポケット書院なんてのも出てたんですが、それでもやっぱり欲しかったんですな。それが、目の前に、ファイバーのハコに収まっていて、6台くらいある。そりゃ買うでしょ、と。
それでも大人になったなーと思うのは、型番と値段をケータイで撮って、事務所戻ってからGoogleで探してから「よし、ゴーだ!」と判断したあたりでしょうか。次の日の朝、立ち寄りで買っていましたとさ。
この手の商品にしては珍しく、マニュアルとおまけCDつきでしたし、オプションのACアダプターもついておりましたから、外交員持ち回りようで大量購入したのが回り回ってきたのでしょうか。シリアルシールとかはがされていたので、案外リース落ちかもしれませんが。そのせいかリセットボタンに「ボールペン先でつついたあと」がついていたり、メール画面を最小にしたときに、ちょうどサイドの焼き付きがぴったりあったりしましたが。ただ、この製品、メイン・サブの両バッテリーをいれておかないと、ACアダプターさしても起動しないので、アダプターはほとんどいらないです。それよりもシリアル接続ケーブルの方が、必要かも。ということで、同じ店のアクセコーナー(もちろん中古)で見ると、まぁ3本くらいはありますかね。実験もかねて1本買ってきましたが、接続するまでもなくバラしてしまいました。というか、今のPCって、BIOSでシリアル切ってるんじゃないかなー。
あーでもない、こーでもないでなんとかDIONで接続、独自ドメインのメール読み出しまではこぎ着けました。あとはAirH”接続ですかね。CFタイプは、電波も見て接続まではしているようですが、いまいちプロバイダーとの接続でこけているよう。古めのPCカードタイプを激安で出している店があったので、とりあえず発注して、日曜にでも書き換えてきますか。