テレコをどーするかー

 たとえば、徐々に取材機材がデジタルに移行する中、レコーダーだけアナログな今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
 昨日の続き。TGSあけは、だいたい同行のHくんとミニストップにいって、飲んで帰るのが通例。今年も例に漏れず、「生搾りファイバー」で乾杯。まずくはないが、積極的に飲まない味。「一番搾り毬花」よりはましと思うが。
 で、行き帰りの道すがら、「板橋区じゃない方の、仁美ちゃんかわいいよねぇ」「あの、年相応の顔で、リップだけ塗ってるから、なんかなまめかしくて」「でも、またコドモに手を出すのかー」と、文章だけ聞いたら、なんか近所で「小学生にいたずら」とかがあったら、まず先に警察の方と来て、「あー、ご主人、最近ここらへんで騒動があるそうだけど、なんか知ってる?」とかお話しできるような人みたいでやーねー。
 家に帰って、テレコのチェック。激安テープのせいか、少しのび気味で使いづらい。古いマイクロテレコにかけたら、なんとか聞こえるレベルにはなったが。そもそも、テープから取り込んでMP3にして保存、というルーチンをためているので、PCまわりに、マイクロカセットが5本くらい置いてあって。伊原監督並につなぎで買ったけれど、やっぱ面倒くさい。でもICレコーダーは一度懲りてるので、買いづらい。
 やっぱMDなんだろうけど、あれもメディアを使っている以上、増えていくので、それはさけたい。すると、最近のMP3プレイヤーは、ほとんどレコーディング機能もあるので、それを使うか。どのみちMP3で保管してるんだし、と。
 せっかくなので、HDD使う外国製あたりだと、長時間録れるし、そこそこの大きさなんで、プレイヤーとしても使えるからいいかなぁ。韓国の会社も日本法人出してきたりして、本格的に商品が見られるようになったら、買いですかね。

ゲームショウ

 たとえば、文字面だけ追うと誤解されることを言っている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
 週末は、幕張メッセでのゲームショウ取材。どちらもピンで動いたのは何年ぶりか。そーいやあのときは、ビッグサイトだったか。
 土曜日。12時から角川(とアトラス、タカラの合同ブース)で「D.C.P.S.」イベントの取材。なのに、出がけに手こずって11時過ぎに家を出て、会場に着いたのが12時だった。ちょっと肝を冷やしつつブースにいくと、3社合同ラインナップのインフォメしているところだった。踏み台に立っていたら、「取材の方ですか?」と。で、そうだと答えると、「ブース撮影は、別途こちらで腕章もらってください」とのこと。もらってからまた踏み台に乗ったら、別のスタッフから「脚立はご遠慮ください」と。取材だからとゴネようかとも思ったが、いつぞやのこともあるので、素直に降りる。しかし、この距離だと撮れねーということで、ステージ脇に移動。だいぶ前がつまっていたので、ほとんど横からの位置取りで。まぁ、なんとかなったからいいか。
 続いて、A社ブースでの、「シリーズもので久しぶりにでる新作」のイベントを撮って、帰ろうとしたら、「すいません、写真チェックしたいので少し待ってください」って。「連絡先もらえれば後で送りますが」って言っても、「いえ、今見させてください」と。で、問題は、そいつが見るんではなく、ゲスト出演していたKさんのマネジャーさん待ちなのだが、それがKさんを送ってから来たので、10分くらい待たされた。んなこと言われても、100枚近く撮ったし、そもそも前の方のはすでに退避させちゃったから、最後のそろいのショットからなんとか見られるものをチョイスしたけど、これってフィルムだったらどうする気だったんだろう。見た目、一眼だったから、そういって逃げてくればよかったかなぁ。前もTGSの現場で、いざ撮ろうとしたら「事前に連絡もらってないから取材できません」と断られたことあったし、相変わらず対応悪いね。「しっかりしてる」と言えるかもしれんが、現場の人の心証悪くしたら、載る記事も載らなくなるよ、という気もするが(実際、そのTGS事件以後、3年くらいA社のソフトは掲載しなかった)。
 押し押しで、メインステージに移動してソニンを撮影。さすがに一般プレスっぽい方も見かける。というか、フィルム部隊はこっちに来た感じ。でも、翌日のニッカンには載ってなかったが。撮りながら、「これって、マシューが来たりするのか?」とあり得ないことを考えたりして。
 メインステージの次のやつ、「GUNSLINGER GIRL」だったので、それも撮ろうと前に張ったが、さすがに30分待ちはつらかったので、後ろの方で座って休んで、時間が来てから前に出ていった。寺門ちゃんはかわいいねぇ。で、南里ちゃんが感じ変わったように見えたのは、あれから2年経っているからか。
 物販ものぞいてみるが、あれほど人がいないのは初めて見た。いくら限定ものが売れてしまったとはいえ、こなみるくとかメディアワークスとかは、せいぜい5~6人が並んでいるだけで。それに、ブロッコリーは例の騒動があったせいか、ブースがキオスク並に小さくて。社長はもちろん、いつも見かける社員さんもいなかったし、本格的にやばい感じ。応援の意味も込めて、うさだあかりとらいむいろのマイクロファイバーを購入。前日に、S氏から「TLSのが売ってたよ」と連絡あったけれど、夏コミで買ったやつだった。
 で、終了。プレスルームにもよらず、ぶらついたのは、それこそいつ以来か(これも幕張の最初のTGS以来かも)。
 帰りしな、ローソンよって、声優Waveのもっちースペシャルのチケットを手配。整理番154で順当かな、と。意外と少ない気もするし。
 日曜日。今日は朝からあるので、早めに準備。9時半集合に、8時45分くらいについちゃって、飯食っても誰も来ないし。同行のHくんは中央線の関係で遅くなるし、S氏は連勤の疲れでダウンしてたらしい。
 10時頃にプレス受付して、メインステージに張り付き。10時半からのWGCの決勝とMSの発表をちょろっと見るつもりが、15分押した上に、WGCの説明が20分、MSの説明が30分くらいあって、決勝戦が始まったのは11時半過ぎ。どのみち最後まで居られないので、戦い始めたところで席を立った。
 Hくんと合流して、プレスルームで軽く打ち合わせ。で、「デモンベイン」のイベントを撮るために、また角川ブースへ。だいたい昨日のでいい場所はわかっていたので、そこに張り付き。終わって、すぐメインステージへ流れて、「北へ。~Diamond Dust~」を撮る。もう始まっていたし、プレス席が埋まっていて、下にも居なかったので、前に行くのがためらわれたけど、一応確認したら「別にかまわない」とのこと。ハドソンのブルゾンを着ている人に聞いたらよくわからないらしく、現場整理のスタッフに聞いていたのが印象的だった。
 まぁ、4年ぶりの新作で、システムもだいぶ旅ゲーらしくブラッシュアップされ、さらに隠し要素も多いようで、「さすがDVD」というところか。スペシャルゲストに千葉紗子ちゃんが来て、前作のキャラソン「恋のダンシング」を歌ったけど、終わって息が切れていたのには、苦笑(ミュージカル上がりだろうにとは思ったけれど、さすがに何年もやってなければダメか)。新キャストの5人も含めて、「北へ。」や「なんとなく北へ。」を歌って終わり。例によってHくんは、「今回はふれないはずだったのに…また『お釈迦様の手』か」と名言。あと、気づきにくいと思うけど、渡辺明乃ちゃん以外は、それぞれキャラのオフィシャルイラストの服装に似てるのを着てんのね。指示してるとしたら、くやしいけど、こーゆーとこ広井王子の芸は細かいわ(しかし、久しぶりに見たHくん曰く『ドン小西みたい』は言い得て妙)。
 いつものように、最後に物販ブースを流すが、昨日よりは、時間が早いからか若干多く感じた。でも、ほとんど並んでないけどね。で、こなみるく。昨日は「5パックでサイン入りカードプレゼント」が、今日は「3パックで~」になっていた。「ここにも平成デフレ不況の足音が聞こえてきた」とWBSライクに言ったところで、悩んで場所を離れようとしたが、「買わないで後悔するより、買って後悔した方が」とHくんからアクマのササヤキ。「ゴー、グッジョブ!」とサムアップして、3パックとカレンダーを買ってみたり。サインカードは誰のが誰だかわからんかったので、適当につかんだら渡辺明乃ちゃんだった。なんか見たことある子だなぁ、と思ったら、顔とか声とかトークの流れとかが、シフォンの小島幸子ちゃんにそっくりなんだね。
 今回は、EOS Kiss Digital以外に、飛鳥のトリッパーとケンコーのコンパチバッテリーを用意して挑んだが、トリッパーは予想よりも助かった。実際に、「カード入れてスイッチポン」とまではいかないが、でもノートPCをリジュームしてエクスプローラーでカード開いて、ハードディスクのフォルダにコピペ、とやるよりも確実に楽でした。というか、メインステージならまだしも、今回のようにブース内はりつきだと、ノートPC開いている余裕すら無いので。家に帰ってからも、USB2.0だから、容量の割に(たぶん500MBくらい)、コピーは速いので、楽ちんでした。今回は、256MBのCFとSDを使い回したけれど、たぶんメモリはこれでいいや、という感じ。あと、コンパチバッテリーの方を満充電して使って、2日で750カット前後で、まだ目盛り半分くらいなので、バッテリーグリップ使ったら、いったいいつ切れんだろうか、と思うくらいよく持つ。今のLC33だと、最低1回は替えてるはずだしね。初期投資には見合ったと思う。
 使った感じでは、70~200ミリと外付けフラッシュをアングルでささえて使ったけれど、特にぶれるようなところはなかったですね。その状況でフラッシュオフにもしたけど、そんなに暗くなかったのもあるけど、そんなに手ぶれは無いはず。ただ、1/20秒とかで、向こうが動いちゃったところがあるのと、なんとなくきっちり線が出てないので、結局は使えないんですけどね。

ついにデジタル一眼デビュー!

 たとえば、この前120GBを買ったのに、もう空きが3割くらいしかない今日この頃、いかがおすごしでしょうか。
 あれから、仕事の方はまったりと進んでいたんですが、急転直下、別冊の方が進行していて、それの締め切りが近かったりして、「まったく、言ってくれよ」という状況。前々から感じてはいたが、待っていても誰も教えてくれない雰囲気があって、どうするかなぁ。個々のスタッフ間の連絡がすごい少ないのは感じる。メールで無機質にやりとりして、「1日で40~50通、当たり前」という前職も、ややおかしいけれどさ。
 19日。WPC EXPOの取材。といっても、DVDレコーダー周りのカタログとSONYの薄型CLIEの参考出品、DDIポケットの京セラ製カメラ付きAirH” Phoneや通信部と操作部をセパレートにした開発商品などを目当てにしたので、1時間もあれば見終わってしまった。それぞれイイという感じ。あと、キヤノンブースでは、EOS Kiss Digitalが並んでいたので、試しで撮ってみた。RAWモードでも連写が3コマ使えたので、まぁよしとする。ただ、CFに書き込んでいる最中は、撮影はできるけれどメニュー操作はできなかったので、そこでひっかかるかも。あと、社内で10D使わせてもらったけれども、それよりも軽いので、長レンズつける時には、バッテリーグリップつけて、手のひら全体で保持した方がいいかなぁ、とも。
 終わってから、連絡を2~3件して、webサイトの更新。はっきり言ってディレクトリもソースもなってなかったから、すごいやりづらい。
 で、WPC EXPOで合流したS氏と帰りの電車で「今年はビヤガーデン行ってないんだよねぇ」「もう、終わりでしょ? それとも今日行きますか?」と与太話。で、行くことに決定。いろいろと探して、東京ドーム前のキリン系「風と緑のビヤガーデン」がまだやっていたので、そこにする。
 皿を使い回すので難儀するが、それでもビヤガーデンという風情も含めて、楽しかった。ビールがセルフサービスなので、前の人が下手だと「泡しかない」とか「気が抜けた感じ」とかになっちゃって、腹にすごいたまるけれど、まぁそれもそれでよし。で、巨人・阪神戦がすぐそばで行われていて、阪神は優勝、巨人はオーナーが「この3連戦で3連敗だと、来年は白紙」と言った後だったのに、淡泊な試合展開でした。阪神が勝って、階段とか広場で六甲おろしやヒッティングマーチの大合唱が延々と続き、何回もフーセンが舞っていたのが印象的。というか、何本持ってんねん!と突っ込む。
 20日。台風が近づいているそうだが、EOS Kiss Digitalの発売日なので新宿のマップカメラへ。14時くらいについて、見積書の製作と信販会社への与信で30分くらいかかったが、無事に買えたのでよし。でも、これってCFメモリ同梱されてないのね。いやさ、32MBくらいのが入ってても、使い勝手は悪いから、しょうがないんだけどさ。帰りしなにヨドバシでPQI社の256MBと液晶フィルムを購入。キヤノンがやる気だなーと思ったのは、キヤノンコーナーを中に設けて、3人くらい張り付きで展開していたこと。そのすぐ裏には、メモリが展示してあったしね(目をつけていた、トランセンドのは軒並み売り切れだった。やっぱ評判いいからなぁ)。
 でも、まだ撮影してないんすよね。これは、後でネタもあるからなんすけど。

河口湖ツアー

たとえば、河口湖から木崎湖へ行かずにのべつまくなし飲んでいたのはどーよと思う今日この頃、いかがおすごしでしょうか。
連休中、実に有意義な過ごし方でした。いま反動ですごく眠いです。
まず、5月上旬に「夏ツアー」の発表、中旬に先行申し込みがあって、末尾にツアー中止発表があって、6月上旬に「GIRLS in the BOX 2003」の発表があって、中旬に申し込んで、下旬にチケット届いたというのがあらまし。
13日の10時半に小岩駅集合。ちと遅れて11時前後の総武線快速に乗って東京駅まで。そこから快速で高尾駅で乗り換え。12時49分発甲府行で13時36分大月着。少し標高高くなるから涼しくなるでしょ、という思いもむなしく快晴。これで野外はやばい、というので大月で昼飯がてら買い出しに。富士急行線のちょうどいいのには乗れずに、14時42分発に乗り込む。15時33分河口湖駅到着。ここからシャトルバスがでているので、それに乗る。16時02分発、15分頃着。
チケットに階数が書いてないので聞いたら「これはアリーナ席ですから、真ん中のパイプ椅子のあたりです」とのこと。行ってみたら、1列の設定がなく、2列目が最前列だった。で、端も1番の設定がなく2番からなので、そう一番前の一番左端から2席に座ることになった。同行のS氏は「前が立ったら見えないから、こっちも立たないといけないので、これはこれでよかった」といっていたが、すぐ脇のフェンスで、普通席の奴らがはっちゃけていて、ちょっとぶつかったりもしていたので、替わった方がよかったかなぁとも。
会場のアリーナ部分は、ひさしがあるのでそんなにあつくなく、風が涼しいのでライブにしてはずいぶん過ごしやすかった。Priereはもちろん、初見のフルーツポンチ、BOYSTYLEも、ずいぶんのりがよく、今後押さえていくかもしれないというレベルで、よかった。dreamはテレビ(マシューベストヒットTV)でちょろっと見たので、ちょっとは知っていたけど、周りのノリについていけなかった、というのが正直なところ。
ただ、その周りのノリだけれど、進行中頻繁に移動しているのがいて、アリーナの出入り口の前だったため、じゃまでしょうがなかった。ここらへんは、ちょっと感心しない。
ほぼ時間通り、19時過ぎに終わって、会場を出てから出店では値下げをしていたので、地ビール「富士桜高原麦酒」とフランクフルトをチョイス。それでも400円也。富士桜高原麦酒は、ろ過をしていないので、すっきりとはしてないけれど深みのある味がよかった。
またシャトルバスで河口湖駅までもどって、19時44分発、20時41分大月駅着。ここから甲府を目指して、20時47分発21時42分甲府駅着。コンビニで夕飯と酒を買おうとしたが、なかなか売ってなく、結局ホテルのあるほうの出口近くのコンビニでビールを買ってタクシーに乗り込んだ。22時半頃チェックインしたのは、湯村温泉郷にある湯村ホテル。とりあえず、「温泉に24時間はいれて河口湖から行ける範囲」で探したら、ここが一番安かったから。駅からはタクシーで1,300円程度だが、結構よかった(ちなみに、チェックアウトしてから歩いて駅まで行ったが、ぶらぶらしながらとはいえ1時間かかった)。
で、朝食前の入浴で「これからどーする?」「甲府から1時間くらいでいける小淵沢にサントリーの白州蒸留所があって、試飲できるはずっす。あと戻り道にある勝沼ぶどう郷にはワイン関連の施設があって、試飲できるはずっす」と相談。朝食後に調べてもらって、じゃ小淵沢にいきましょかとなったけど、その後の入浴(朝だけで2回)で、「でも、こーゆー機会じゃなければワインとか飲まないから、勝沼にしましょうか」と説得。行き当たりばったりすぎ。チェックアウトしてから、ぶらぶら歩いて、すでに汗をかきつつなんとか甲府駅到着。一息入れてから11時42分発で一路勝沼ぶどう郷駅へ。
12時05分、勝沼ぶどう郷駅に到着。風景がきれいですけど、巡回バスは1日に何本しか走ってないので、「じゃ、こっちからこーいってこうして、『ぶどうの丘』に行きますか」という感じで、歩き出す。12時半頃、最初の試飲場所、シャトー勝沼に到着。さらっと工場見学して、受付で試飲。今年の新酒を赤、白で飲ませてもらった。さっぱりしてて、うまかった。
続いて、適当に流すが、やってないところがあって、さらにメルシャンの工場へ行くのに遠回りとかしちゃってるところに、ぶどうの国文化館という史料館があったので、そちらものぞいていく。近くに、蒼龍葡萄酒もあったので、そちらでも試飲。ここは、無添加のワインが多く、新酒を中心に8種類程度飲ませてもらった。冷蔵庫から出してはのみ、しまうついでにまた出して…という感じ。で、メルシャン。さすが、コンビニにでもあるようなメーカーはちゃんとしているという感じ。約15分程度の工場見学の後は売店に出てくるのだが、見学に行く待ち時間ですでに6本ほど試飲。見学終わってからまた同じのを試飲。赤はボディの軽いのから重いのまで、白も甘いのから辛いのまで、一通りラインナップがあるのはさすが。
「そろそろ、ぶどうの丘行きますか」というので、通り道にあるシャトレーゼワイナリーなどをひやかしつつ歩いていると、「地ビール試飲できます。1km先」という看板が目に入った。当然、そちらに行くことに。しかし、なかなか出てこないので、途中のシャトレーゼの店内でアイスでも食べながら、調べたら大和葡萄酒というワイナリーだそうで、そもそも今いる店のすぐそばにあるそうで。で、早速試飲。ここは、高いワインとビールについては、試飲は有料(あと買わない人とかもそうみたい)で、ちょっと尻込みするが、よくよく考えれば、当たり前の話だし、それだけ自信を持っているということの表れだろう。で、はっきりいって、ここはあたり。気さくな出迎えと、大将(と勝手に命名。好々爺)のしゃべりとおすすめで何杯かいただいた。S氏は、実家にワインとビールを1本ずつ送って、土産用にビールを1本購入。詳しい商品説明は、サイトを見ていただくとして、2人の意見としては、ふくよかな味わいのヘレスをおすすめ。ピルスナーもそれなりにおいしいが、両方並べてしまうとヘレスの方に惹かれてしまう。また、冬季はピルスナーの代わりにデュンケルがラインナップされるそうで、また来ようかと心に誓った次第。
ところで、朝食をホテルでとってから、メルシャンでちょろっと、駅で買った押し寿司を食べたくらいで、2人ともまともに食べてないから、ここいらで腹ごしらえと思って調べてみると、ぶどうの丘へ行く途中のワイナリーでバーベキューもやってるそうなので、そちらへ向かうことにする。しかし、駅でもらった元々の地図は、どちらかというと車向けなので、見た感じより、倍くらい歩く感じで、結構しんどかった。しばらく歩いてやっとこさ、原茂ワインに到着。こちらは、フルボディと辛口のラインナップが多い感じ。ただ、新酒はと聞いたら「今年は、天候不順でやっと取り始めたから、まだお出しできないんです」と恐縮された。2階ではカフェが、外ではもぎとりとバーベキューが楽しめて、カウンター周りもレトロなインテリアがあって、女性には受けそうな感じはした。電車内で飲むように、珍しい「カップワイン」を赤白で購入。
さて、時間も時間なので、ぶどうの丘目指してラストスパート。といいたいところだが、丘といっても山なので、駅方面ではない方から歩いていくのは結構きつかった。歩道もない、車が通る場所をへこへこと歩いて、やっとこさ到着。早速、温泉に向かう。
このぶどうの丘は、ホテルやレストランも併設している観光施設で、目玉は勝沼ぶどう郷を一望できる露天風呂だろう。600円で入れるので、ぜひ行っておこう。自動のマッサージ器含め、小1時間またーりと過ごす。
さて、夕食。どうも、ここらへんでは「溶岩焼き」といって、溶岩プレートで焼き肉を食べさせる店が多く、ここにもそれが併設してあったので、そちらへ行くことに。ただ、ラストオーダーが19時なので、金銭的にもコースで頼めるほどの余裕がなかったので、単品でいただいた。ちなみに、ここでも、大和葡萄酒の甲斐ドラフトビールを頼みました。
ここから、駅まで行くのだが、はっきりいって周りは相当くらい。ただ、駅方面には近いので、さっくりと帰る。駅が見えかけたあたりで、上り電車が行ってしまったので、「時間もあることですから」ということで、ホームで酒盛り。カップワインで乾杯して、あいたカップでビールを飲む。20時11分発の大月行きが来たので乗車。大月に20時34分着。すぐに快速東京行きがでているにもかかわらず、「10分くらいで次の電車ありますから、つまみとか氷とか買いましょうよ」ということで、昨日もよった大月のデイリーストアーへ買い出し。大月20時57分発に乗って、缶チューハイと発泡酒で乾杯して、持ち込んでいたウイスキーをロックでやる。
高尾に21時38分着、快速に乗るのだが、ここでもやっぱりロックをちびちびやりながら行く。お茶の水で乗り換えて小岩で下車、持ち合わせが全くなかったので、おろしてから和民→歌広場のオールナイトコース。しかし、歌広で孫悟空しかあいてなかったらしく、最初の2時間くらいは、「歌うのないねー」なんていいながら、古いのばっかり歌う。カウンターに催促したら、B-maxがあいたそうなので、そちらに移動。締めは「凛花」を熱唱。のべつまくなしに飲みまくりで全行程終了。
2人とも、いつもは焼酎とかウイスキーで、ワインは全く飲まないから、今回の勝沼ワイナリーめぐりは、結構楽しかった。「新酒はうまい」「和種で作られたのも口に合う」といったことに、改めて気づかされたし、もしかしたら「白ならだいたい飲めるかも」「赤でもボディの軽いのならいけそう」というのもわかったし。それに、最大の発見は、大和葡萄酒だろう。ここはビールもうまいし、ワインもうまいので、ぜひ足を運んでもらいたいところ。半年にいっぺんくらい訪れたい気もするし。

ブロッコリーのこと

 たとえば、謎の背中のハリとか急に心臓のあたりが苦しくなるという今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
 そりゃ、健康とか食事とか全然気を遣ってないにしても、体の抵抗力が落ちているという気はする。昼飯も、週のうち3回は牛丼だし、残りの1回は「ご飯お代わり自由」のところでめいっぱい食ってるし(おかずは、肉類)。
 で、HDD。Windows2000を上書きインストールしたら、なんとか使えたので、そのままいくことに。またアプリとか入れなきゃならんし、設定もし直しだけれど、でかいHDDで動くのでよしとする。でも、もう残りが10GB切ってるのはいかがなものかと。
 交換系で、中身も確かめずにがっつり落としているのが原因なんだけれど、MPEGなんておそらく見ないんだから、消しちゃってもいいと思うけどねぇ。
 ところで、8月の終わりに、「ブロッコリーがタカラの子会社に」という、リリースが流れた。ニュアンスとしては、「ブロッコリーは、ここんとこ売り上げが悪い。今年になったてこ入れもあんま効果がなかった。で、立て直すんで木谷さんの持ってる株を売ってそれをブロッコリーに入れて、あと新しく株を発行するからそれをタカラに買ってもらってなんとかしよう」というところか。発表後、翌週には「これからも木谷さんが代表でやっていく」という発表もしたので、よっぽど気になったんだろう。そもそも株価は、ここんとこウォッチしてなかったけれども、190円台をいったりきたり。一時期よりはあがったけれど、それでも利益確定売りがあるから、なかなか上がり続けないのはいつものこと。
 イベントとかで「ドンマイ!青春!」とかいっているのを見たことある人はわかるとおもうが、「キャラクターエンタテインメントのブロッコリー」といっても、とどのつまりは「木谷商店」の枠をでない。あそこは、木谷さんのワンマン会社(いい意味で)なので、木谷さんが抜けると、過去の資産を食いつぶしていくしかないから、セガより凋落は早い。そもそも、ブロッコリーを立ち上げたときに、自分と血縁以外は1人しかいなかったとか(そもそも4人とか6人で立ち上げたと聞いている)。で、コミケとかレヴォのサークルに、準備会には許可とらずにチラシをまいて、キャッスルを認知させたという話(これは、「準備会の許可を取らなくてはいけない」というのを知らなかっただけみたい)や、池袋に1号店を出したのも「本社から1本でいけるから」といった話(今もそうだが、本社は西武池袋線沿線)を聞いていたし、別件でも「この人の嗅覚はすごいな」と思うことはいくつもあった。ワンマン会社で本人の嗅覚がすごいから、自分が納得すれば、でかいプロジェクトもすんなり動くけれど、「これはあかん」と思えば、たとえ支払いがなくて名義貸しだけでも絶対にGOは出さないところがあったから、その木谷さんがいなくなれば、当然ブロッコリーはすぐなくなる、というのが一般的な見方。
 で、とりあえずは、その可能性は回避したわけだが、「熱風海陸ブシロード」やそれ以前も「ベイブレード」のGB版やカードゲーム、今放映している「デジキャラットにょ」のスポンサーといったところで、つきあいはあるわけで、向こうとしても「急に役員いれたりするより、しばらくはプロジェクト動かせておこう」という考えはあるとは思う。「ブシロード」がこけたときや、逆にすごい成功したときの動きがまた楽しみではあるが。

最近の志向

 たとえば、何回やってもFDISKで領域解放するのは緊張するという初心を忘れたくはない今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
 HDDを増設して、単純に80GBを120GBにベタコピーしたところまではうまくいった。で、2つに分割している40GBを80GBにベタコピーしようとして、なんかうまくいかずに、戻したらWindows2000が立ち上がらなくなった。正確に言うと、アドミンの個人データを読みに行って、どこかエラーで再度読みに行って、どこかエラーでのループになる。まぁ、前もあったので、最悪、別のマシンにつないで、設定データだけなんかすればどうにかなるだろう、と。
 それはそれとして、最近サワーの類が甘くて飲めなくなっているのに気がついた。店のはまだしも、缶入りとか家で作ったハイサワーとかが、だ。リプトンのレモンティーだとかも久しぶりに飲もうとしたら「なんじゃこりゃ!」と。砂糖水飲んでるみたいで、かえってのどがかわくし。年取るとこうなるんでしょうか。会社で隣の人も、「久しぶりに『午後の紅茶』買ったけど、微糖ってあるけど、甘い」と言っていたし(ちなみに、40いくつの人)。で、ハイサワーの低糖のもあるが、毎日飲む風習がないので、いつも半分くらいまで飲んだところで、気が抜けて捨てているのがパターン。それならいっそ、ということで、近場のスーパーで売っていたホッピーに切り替えた。今は真露があるので、それで割ってるけど、さらにペットボトル系にすれば、発泡酒よりやすいし。さすがに4リットルの大五郎とかは買えないが。
 アキバに札幌のジャンク屋が出店して、「ノート1万円」とかで出していたそうだけど、土曜は仕事が押していけず、今日も午前中に宅配の再配達があったので、無理はしなかった。午後に、床屋と買い物に行って、「鶏モモ2キロ680円」の出物があったので即買い。あとはラーメンをいろいろ合わせて30袋とか。これで1ヶ月は持つかなぁ。早速、皮をむいて皮せんべい風にして、ホッピーで流し込み、いい感じ。

残暑でも眠いものは眠い

 たとえば、祝電でちょっとはっちゃけたのを送ったら読まれたそうで、新婚生活がちょっと心配な今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
 あれから、どうにも眠りが浅いらしく、行きの電車の中では15分ほど寝ていたり、仕事中もあくびしたり。12時には寝て7時には起きてるので、極端に短いとは思わないのだが。あと、背中の一部だけすごいハリがあって、それも悩みの種。
 ハードディスクから、DVD-RAMにコピーしてなんとか綱渡り状態を続けていくのもしんどいので、120GBのHDDをがっちり買ってみた。例によってコピーツールで環境の一切合切をベタコピー。当たり前だが、普通に動いているので、よしとする。
 それはそれとして、30日の土曜にもS氏の事務所作業があって、一通り終わってから和民に行ったのはいつもどおりとして、なんと最終に乗り遅れてしまった! 事務所に戻って「ちょうどいいから、屋上で飲もう」となって、屋上で3時間くらいだらだらと飲んで、大の字になって寝たりして。なんかのドラマか映画みたい。
 冒頭の電報、4月のネタと似たり寄ったりなんで、ほとんどネタとして送ったんですけど、行った人からの電話で「電報、読まれてたよ。オレのテーブルだけ笑ってたわ」と聞かされて。まぁ同人やってる人だから、親族はまだしも、新婦は大丈夫とは思いたいが。