世紀の大発見!?

 たとえば、こういう機会でもないと昔の雑誌とか読まないけれども、読んでしまうと荷造りが進まない今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
 前回までのあらすじ。要約すると「雑誌がオレの師匠」ということだが、コレクターでもあるので、すぐ買い集めてしまうから、溜まってしまう。
 で、あまりやるとアレなので、「声優物」と「ギャルゲー物」に絞っているつもりだが、アキバに書泉が出来た頃が一番ひどくて、毎週月曜日に「オリコン weekly The Ichiban」、火曜日に「ぴあ」、水曜日に「SPA!」を立ち読みして、それらしい記事があったら買っていた。それが続いて結局「オリコン weekly The Ichiban」は、1年半ほど毎週買うことになったくらい。ほかにも、「SPA!」の「ニュースな女たち」に誰それが出る、といっては買っていたので、後から見ると単純に懐かしい。
 「世界!ふしぎ発見」風に言うと「さて、ここでクエスチョンです」とでもなるが、問題はここからで時間が経つと当時とは違った見方が出来るのは世の常。たとえば、「ニュースな女たち」目当てで買った「SPA!」だが、ミニ特集「10代、脱ぎたガール」の中で角松かのりが出ていたりして「鞠絵たん、ハァハァ」とか言ってみたりするわけだが、今回のソレは今までのとはインパクトが違う。笠倉出版から出ていたエロゲーとかアニメのリリース情報をまとめたCD-ROM付ムック「TOKYO Windows」(1998年)に「声優のたまごたち」というカラー4ページくらいの記事が載っていて、当時は「ふーん、『Piパーズ』みたいなこともあるから、買っておくか」程度で、はっきり言って名前すら覚えてなかったが、今回4年ぶりくらいに見てみると、なんともっちーが出ているではないか!
 「世界!ふしぎ発見」風に言うと吉村作治先生率いる早稲田隊による、今世紀初の大発見とでもなるが、当然何に出ているという話はない(略歴に「都立F高校卒業」ってあるけど、富士森?)し、所属も「81プロデュース演技研究科」になってるし、初回のなんかあか抜けないおねーちゃん然としていて初めて見る髪型だし。色は黒だし(笑)
 連載自体は3回で…というかvol.4から路線変更してこの連載が始まってvol.6で雑誌自体が…終わって、CDに声が収録されたのは1回だけらしいが、確か「テックウィン」にも出てないから、貴重な起動ボイスかもしれん。つーかまだCD見てないけど。これがあるから、コレクターはやめらんないよねぇ。このレベルの発見は、1998年に「大野まりな」名義のヌード写真見つけて以来だね(ちなみに載っていたのは1994年頃にでた「Don’t」)。「麻生ひろみ」名義のは結構あるし、それこそ写真集にビデオ(たまにmondo21の「VENUS TV」#34で見られるけど)まで出てたけど、「大野まりな」名義のはこれしか知らない。そもそもこの年にロルフィーで出てるからねぇ。貴重なのは間違いないと思ってるけど、昔ならいざ知らず今はそんなにウォッチャーじゃないんで。