EX-M2衝動買い

 ほとんど休んでない自分へがんばったね、ということでEXILIMを衝動買い。しかも200万画素のMP3機能付きであるEX-M2(49,800円なり)。元々、音声動画撮影付きをねらっていたのでEX-M1でもよかったが、焦点距離と絞り値のF値を混同して1万円高い方を買ってしまった(1系は、焦点距離5.6ミリ、絞り2.5。2系は、焦点距離7.5ミリ、絞り3.2。ともに固定)。
 こういうことをやっているから、いつまで経っても引っ越せないと各方面からおしかりを受けそうだが、まぁそれもまたオレイズム。逆に、これで年内のFZ1は無くなったわけだが。最終的にD30と思い始めているので、どうかなぁ・・・。一応インプレッションなどを。
◆静止画
 パンフォーカスなのでどうかなぁと思ってましたが、大きさと便利さには勝てず。大して気にならないというのが正直なところ。元々あまり気にしてないし。外での風景やポートレート、ステージイベントなどをこなしてみないと何ともいえない。ただ、フラッシュを焚くと全体に青っぽくなるのと、当たり前だが真ん中に光が当たって、周りが暗くなるので注意が必要かも。
 デジタルズームは、ほかの機種同様、使い道さえ間違えなければ大丈夫と思う。間違ってもプリント用では使わないように。
◆動画
 手に持って腕を伸ばしてセルフ撮影くらいなら問題なく見られるレベル。ただ、ちょっと音の入りが悪いのと周りの音を拾いすぎるきらいもあるので、セルフ撮影なら大きめの声で。コーデックは、MotionJPEG。
◆インターフェイス
 まず電源ボタンの位置が悪い。シャッターの隣というのはどーよ。いくら起動が速いとはいえ、間違えて押すことしきり(しかも、外側だし)。あとは、選択スイッチのセンター押し込みがちょっと不安かな。
 PCとのインターフェイスは、USBクレードルタイプ。クレードルはPalmでなれているが、Palmとは違いまっすぐに差し入れるタイプなのがなれないかな。
 ソフトの方は、USBドライバをインストールするとストレージとして認識し、Photo Loaderをインストールすると勝手にデータをコピーしてHTMLでのカタログ、閲覧画面を作成してくれる。ただのTABLEでサムネイルを配置しただけではなく、ちゃんと前後の画像へのリンク、印刷ボタンなどもついて、日付で分類してくれるあたりの芸が細かい。ただ、自動で起動するようにしてあると、毎回作成するのがちょっと。あと、これ、別にSDカードを本体に入れておかなくても、SDカードリーダーなどにカードを差し込んでも反応してくれますし、ほかのデジカメデータもコピーしてくれます。
◆MP3機能
 半分近くはこのために買ったようですけど、結構使えます。リモコンは、再生・停止、一時停止、前、後、リピート、音量アップ、音量ダウン、ホールドのボタンがついていて、液晶部には「曲名」「アーティスト名」のID3タグも表示しますが英数字だけです。日本語は空白になります。両方とも日本語の場合は、ファイル名が表示されます。表示は、ID3タグとトラック表示、「演奏中」アイコン、バッテリー残量、リピート状況(無し、全曲、1曲)だけで、経過時間は表示されません。
 再生順は、カードにコピーされた順ですが、テキストでプレイリストを作ればそれに沿って再生することも可能です。一応レジューム機能もあります。
 で、音質の方は、いままで使っていたCDタイプのプレイヤーにくらべて低音は強くなく、PCで聞いたのと近い感じに聞こえました。リモコン部にミニジャックがあるので、そこから好みのヘッドホンをつけることもできます。当然バスブーストなんてものはありません。曲間の遊びは無くすぐに次の曲になるのは、好みの問題でしょうか。
 携帯プレイヤーに機能は求めてないので、これくらいで十分です。将来的に1GBのSDまで出るので、問題は電池の持ちくらいでしょうか。まだそこまで運用はしてませんが。
◆そのほか
 個人的には、端子むき出しというより、液晶部やレンズ部の保護をどうしようかと思ってますが、専用ケースでも買えということですかね。あと電池も標準価格で3,500円ですから、買っておいた方がいいでしょうね。