毎度職安ネタだが、明日(カレンダー上は今日だが)、失業認定でまたいってきやす。しかし、遠いよね。職安は、居住地管轄が原則なので、私の場合、八王子まで出てそこから横浜線で相模原まで行き、バスで10分程度、徒歩で20分くらいのところの相模原職安に行くわけです。八王子にも職安あるというのに。
運転免許は、さらに悲惨で、神奈川県の試験場は二俣川にしかないので、やっぱり横浜線で橋本まで、橋本から相模線で海老名まで、海老名から相模鉄道で二俣川まで、と乗り継いで行くのだ。また、勉強しなかったものだから、5回目にしてやっと合格したわけで。さらに、取ってから3ヶ月くらいしたときに、財布をとられて、またそこまで行って再交付してもらった(このときは、行きは車で送ってもらった)。で、試験場からは、相模鉄道で横浜まで出て、京浜東北線などでアキバの会社まで行っていた。普通の会社なら、有休とかなんだろうけど、ミニマムな会社だったので「明日、免許の試験ですんで、半日居ません」ってなもので。受かったときは、終わるったのが夕方だったから、さすがにそのまま帰らせてもらったけど(落ちたときは、そのまま会社行っても3時くらいだったから、それから5時間くらい仕事)。
話がずれた。職安に来ている人の、あの「セッパ感」がどうにもなじず、あまり居たいという気にならない。ゲームショウなどの物販ブースに行くためだけに前の日から並んでいる人たちにも似たセッパ感だけれど、あっちは別に買えなくても死にはしないが、こっちは仕事無いとそのうち死んじゃう訳だから、そりゃ目の色も変わるというもの。
まぁ、徹夜を奨励するわけではないけど、やっていた人間からすれば、「何となく集まる」「夜を過ごす」というのが楽しい、という側面もあるわけで、やりたくなる気持ちが分からなくないでもない。特にあの手の人たちは、「宿泊代に4千円も5千円もかけるなら、テレカの2、3枚でも買う」という手合いなので。
外に出ないせいか、雑誌を買うことも少なくなってきたが、どこかで「これはよかった」と見たため、田中長徳「デジカメだからできるビジネス写真入門」(岩波アクティブ新書)をアマゾンで買ってみた。具体的な指南書ではなく、商品写真(ブツ撮り)などのシチュエーション別、および全体的な「写真を撮るときの気構え」を書いてある本で、経験則で知っていた事項もあったが、単純に知らない事も多く、また簡単な言葉でまとめてあるあたりに好感が持てた。特に「最近のデジカメ雑誌では必ず「レタッチ」ソフトの紹介があるが、そんなことをしなくてもデジカメで撮ったデータは見られるし、そこが初心者が入り込めない原因」といったくだりには共感した。そんなにみんながみんな切り張りして「作品」に仕上げる必要はないだろうし、自分だってそこまでやってない。女性の場合、肌の色味をきれいにすることはあるくらいで。今までのアナログ機でも、撮ったまま、もしくは撮ってフォトアルバムに差し込んで終わりな人が大部分なのに、急にデジカメになったから家庭で印刷したりネットで公表したりするわけはないし、それなら最初からアナログ機でやっていればいいだけの話。撮ったデータの気に入ったカットをプリントするなら、量販店やコンビニのプリンタを利用すればいいでしょ、と。だいたい、子供がいても、毎日撮ってプリントアウトする人は居ないと思うけどねぇ。
何回か量販店やコンビニのセルフプリント機を使ったことはあるが、1カット40秒から1分弱くらいあるので、まとめてプリントしようとすると機械の前で結構待つことになる。あと、昇華型の場合、若干マゼンダが強く出る傾向があるので、ポートレートなどで色味を気にする場合は、ネットでデータを送ってプリンタを店で受け取るとかのデジカメプリントサービスを利用した方がいいかもしれない。経験則では、1024×800を普通のサービス判でプリントするとちょっとドットが目立つかなぁ、という程度。故に、高画素のカメラでも、VGAサイズで撮ってしまってはプリントに向かないのである。