デジタルカメラのデータを見ながら思った2、3のこと

 前回のは、アナログにおける思いついた事項だったが、今回はデジタルにおける思いついた事項をいくつか。
 デジカメでのイベント参戦は、大小取り混ぜて7~8回になるだろうが、やはり照明がくらいイベントだと、撮影はきつくなる。ライブのようにステージが明るければまだしも、全体的に暗い「次世代ワールドホビーフェア」「アミューズメントマシンショー」「ゲームショウ」などは、目も開いていて、手もぶれて無くて、まともに撮れている、と感じるのは、3割程度だろう。100カット撮って30カットくらい。さらに使えるのとなると、より少なくなる。大体、シャッターを押した瞬間の絵ではないので、向こう向いちゃったり、目が閉じてたり、口が半開き、手をおろした瞬間でぶれている、なんて絵になる。
 メモリに書いている時間が多少長くても、シャッター押した瞬間の絵が撮れるデジカメの方がいいような気さえしてくる。
 それに、ホワイトバランスがオートだからどこでも普通に撮れる、と思っていたけど、やはり中途半端なライティングされちゃうと、変な色味になっちゃうし、フラッシュが無いとダメ。特にゲームショウでは、アナログの方にフラッシュつけちゃったので、デジカメはオートホワイトバランスでカバーしようとしたけど、ほとんどまともな絵じゃなかった。
 最初にデジカメ使ったときは、80万画素のコダックのヤツと100万画素相当のフジのヤツで、もう4年近く前の話。で、個人でニコンクールピクスの500だかを買った人が居て、それが一番使いやすかったのを覚えている。そのときは、完全に物撮りに限定していたからまだよかった。
 ついでデジカメとなると、今の会社に転がっていたリコーの機械で、詳しいスペックは50~60万画素程度だと思う。これまた使いづらいので、1年ほど前にニコンのクールピクス900を購入した。春のゲームショウはこれを使ったが、やはりというか結構シャッター押した瞬間にぶれることが多かった。また外付けフラッシュがないので、変な色味になったりしたもんだ。
 で、個人で買ったPro90IS。スタジオ撮りとかなら、落ち着いて使えるし、なにより光学10倍、デジタル2倍と4倍、手ぶれ防止という機能は便利と思う。330万画素くらいあるし、一番大きなサイズ(1856×1392)で撮れば、紙焼きしても違いはわからないと思う。普段使っているサイズ(1024×768)でも、よーく見ないとわからないレベルには紙焼きできる。ところで、この間のサイズがあると、使い廻しやプリントのクオリティがちょっとあがって便利なのだが…。さすがに1856×1392だと、普段の倍以上のファイルサイズになってしまうから。
 話がそれた。それでも、10万台前半でかえる機械では、いい機械と思ってるし(まだ払っている途中だから、という話も…)、この上だとE30になっちゃって、値引きしたとはいえまだ29万台だし、さらにCMOSセンサだからちょっと足踏みしちゃうし、さらにCCDのも出るし。30万円というと、EOS-7と550EXを買っても20万近く残っていて、リバーサルで撮ったとしても、フィルム代と現像代で1本あたり2,000円かかったとしても、100本も撮影、現像できちゃう金額。毎週2本ずつ撮っても1年かかる計算なら、アナログでせこせこやっていった方がいいよなぁ。やっぱり、アナログかぁ。
 冗談抜きで、次に買うのはEOS-7と550EX、あとバッテリーパックで、大体10万円コース(ボディは中古、アクセは新品)。会社辞めるとカメラ買う、というのがいつものパターンなので、タイミング的に来春あたりか(笑)