プロレス

 先週、9日の新日本プロレス大阪ドーム大会のビデオを見ております。
 最近、というかここ半年ほどはあまり新日プロレスは見て無くて、CATVでのWWFとGAEAあたりを見てて。しかし今年にはいってからそれも見てないんですが。
 プロレス見ないor興味ない人というのは「なんで技受けるの?」とか「なんか選手のいざこざが多くない?」という疑問があるでしょうし。
 確かに、俗に「プロレス的」と言われる部分・ストーリーがわからないと、たぶん目の前の試合(放送でもいい)が楽しめないだろう。
 自分自身が見始めるきっかけも、スポーツ新聞読みとして見ていたプロレス記事でして。数年前に大仁田厚が全日の馬場さん、新日の長州に「自分を出せ」と嘆願し、新日の大会に乱入し、長州の怒りを買い、健介が戦うことになった。その流れを毎日、新聞で読み、そしてほんとに「東京ドームで戦う」という事実に「すげーなー」と単純に思って、見始めたのが最初。後から考えれば、その流れ・既成事実の積み重ねこそ「プロレス的」でして。
 で、健介と戦い、その後蝶野と電流爆破デスマッチ、武藤のグレート・ムタ、大仁田がグレート・ニタになっての電流爆破地雷デスマッチ、その後ついに長州との電流爆破デスマッチというのがあって。
 まあ、それに呼応するように、橋本と小川の因縁、橋本の解雇から長州との戦い、そして現在の猪木軍団vs新日の戦い、という流れは確かに年1~2回の生中継ではわからないだろう。
 で、それはやっぱり楽しいかというと、下手なドラマよりも長いスパンで起承転結があるので、面白いんですよ。金さえあればスポーツ新聞買うし、無くてもウェブで見られるので、あらかたの流れは見ているつもり。
 それでもWWFを見なくなったのは、単純に時間がないから。毎週、RAW IS WAR、SMACK DOWNを見るだけでも4時間。録画自体も大変だし、見るのもそりゃ大変。それ以外に、月イチのスペシャル(3時間)、GAEAの放送(2時間)があるので。
 ところでこの放送、ゲストで乙葉が出ていて、真鍋アナがうれしそうなのが印象的ですが。以前も何かで吉野沙也加が出てて、素っ頓狂なコメントをしてました。なんで、アイドルを使うんだろうか。しかも「プロレス始めて見ます」というのを。かといって、フジテレビの格闘女神や関東UHF局のFMWみたいなうるさい解説はいらないんですが。
 そういう意味で、PRIDEとかK-1は石井館長のような「わかってて的確に喋れて、喋りすぎない人」がいるので、やっぱり見ちゃうもの。単純にプロレス番組が流行らないのはそーゆーとこもあるんじゃないの?